僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

大杉漣さん逝去 急性心不全とは

2018年02月24日 | 心と体と健康と

大杉漣さんが66歳の若さで急逝されたことが、連日、大きく報じられています。死因は「急性心不全」だとのこと。報道によると、大杉さんは、出演中のドラマの収録が終わった後、共演者の人たちと夕食をし、ホテルの自室に戻ったところで腹痛に襲われ、病院へ運ばれたが亡くなられた、ということでした。

心不全といえば、僕も定期健診の血液検査で毎回BNPの数値が極端に高いので、気になっているところです。

ただBNPは、僕のように心房細動(不整脈)を持っていたら高い数値を示すことも多い、と医師には言われていますけど。

ところで、急性心不全というのは、胸が激痛が走ったり、心臓がギューッと絞めつけられるような、そんな痛みの症状だと思い込んでいましたが、今回の大杉さんは、胸ではなく腹痛だったそうですね。

なんで腹痛? と不思議でした。

それで調べてみたら、こういうことのようです ↓

ある著名な医師によると、急性心不全というのは、心臓が止まった状態を示すものであるが、病気の原因としては「動脈硬化から血管が詰まっての心筋梗塞か、不整脈の一種である心房細動のどちらかがほとんど」と指摘されていました。つまり、心筋梗塞か心房細動のどちらかから心不全に至る、ということで、やはり心房細動に悩まされている僕としては、心不全に注意しなければならないことは間違いないようでした。

そして、その心筋梗塞や不整脈から心不全に至る前には、「放散痛」という痛みが体の各所に生じることがあるということ。つまり、お腹、肩甲骨、腕、背中、あるいは歯や腰や足なども、心不全の兆候として痛むときがあるそうです。

こういう説明を読むと、大杉漣さんが腹痛に襲われた、というのも、ふ~む、そういうことだったのか、と思います。

しかし大杉さんは、これまで至って健康だったというので、僕のような持病はなかったのだと思います。元気だったのに突然、急性心不全にかかって命を失ってしまうというのは、いかにも唐突で、無念でしょう。

昨日、知人とその話をしていたら、知人は、
「あなた(僕のこと)は定期的に検査や診察を受けているからむしろ大丈夫よ。健康な人ほど、何の前触れもなくこんなことが起きるのよ」
そう言っていました。

まあ、普段から健康だからと言って必ずしも安心できるわけではなく、逆に何か持病があっても、それで定期的に検査・診察を受けながら、病気とうまくつき合っていくほうがむしろ「健康的」なのかも知れません。

無病息災より、一病息災のほうがいい、とも言いますし。

また、「病気上手に、死に下手」という言葉もありますしね。

そんな言葉をブツブツとつぶやいている今日この頃です。

 

*ご参考までに 去年12月のブログです

 

「血圧とBNP」 

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/bce73c60eeec02c7873cde0e9bd1c7cd

 

 

 

 

 

 

コメント
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