僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

最後の授業参観

2018年02月10日 | 日常のいろいろなこと

2月8日。モミィの学校で授業参観がありました。この6年間に何度も授業参観には行ったわけですが、その参観も今回が最後。で、これまでの参観のように国語とか算数とかの授業を参観するのではなく、「ありがとう」というテーマでの参観でした。ま、それだけでは何のことかわからないでしょうけど、場所は教室ではなく体育館。6年生は2クラスしかありませんが、その2クラスが合同で行われました。

「ありがとう」というのは、子どもたちが6~7人のグループで正面の舞台に上がって座り、そこから一人ひとり立ち上がって、自分をここまで大きくしてくれた両親らに感謝の言葉を述べる、という趣向でした。

僕と妻は早く着いたので、最前列の席に座りました。2クラス合わせて70名ほどの児童がいますが、モミィはいきなり最初のグループに出てきて、スピーチをしました。内容は「勉強をみてくれたり、エレクトーンや英検をさせてくれたり、毎晩塾へ迎えに来てくれたりして、ありがとう。ここまで自分を育ててくれた家族と、これからもずっと一緒に楽しく暮らしていきたいです」というようなものでした。まあ、言葉に詰まることもなく、手にしていたメモも見ず、感情もこもっていて、思っていたよりうまく話したなぁと、手前みそながら思った次第です。

次から次とスピーチに立つ子どもたちが話す内容は、「お母さん、いつもおいしいご飯を作ってくれたり、洗濯をしてくれたり、お皿を洗ってくれたりして、ありがとう。お父さん、毎日遅くまで働いてくれてありがとう」という感じでした。また、「口答えをしたり反抗したりもしてきましたが、中学生になったら言うことをきいて、家族に役立つ人間になりたいと思います」という子もいました。僕は心の中で「ほんまやろな!」と意地悪くつぶやくのでした(笑)。

あるいは「お父さん、しんどいのに、いつも頑張って働いてくれているよね。ありがとう。それでえ~っと、これからも頑張って働いてください」という子もいたりして、僕は思わず声を出して笑いました。パパが尻をたたかれている、って感じでね~

また、スピーチの途中で泣き出す子も、男女に限らず、かなりいました。何を言っているか聞き取れないほど嗚咽している子もいて、見ているこちらも思わず胸が熱くなり、目がウルウルしてきます。

幼稚園の頃、モミィを送り迎えしていたので、その頃から知っている子どもたちも沢山いましたが、みんなそれぞれ大きくなり、男の子は僕より背の高い子もかなりいたし、女の子はすっかり大人っぽくなって小学生とは思えないほど。小学生にとっての6年間というのは、驚異的な成長の歳月であることを、改めて知らされた思いです。

最後に、子どもたちと保護者がそろって、配られた歌詞カードを見ながら歌を合唱。その歌というのは、いきものがかりの「ありがとう」でした。

みんなで歌い終えたあと、子供たちは出て行きましたが、保護者はそのあと、子どもたちの修学旅行のビデオが上映されるというので、希望者はそのまま残り(もちろん僕たちも)、舞台の正面のスクリーンに映し出された去年の伊勢方面への修学旅行の映像を楽しみました。モミィが嬉しそうにしている姿も何度か画面に出てきました。

う~ん

これで、あと僕たちが学校へ来るのは卒業式の日だけ、ということになったわけで、感慨もひとしおです。わが家ではもう30年以上も前に、2人の息子たちがこの小学校に在籍していたので、その頃から僕は運動会や日曜参観で訪れており、さらに妻はPTAの役員などをしていたのでもっと頻繁に訪れています。あの頃から見ると学校もずいぶん古くなりました。モミィが卒業すれば、もう二度とこの学校の門をくぐることはないでしょう。

それにしても、モミィの入学式がついこの間あったばかりのように思うのに、もう卒業が間近だなんて。何だかなぁ。早すぎますよね。

卒業式まであと1ヵ月余り。4月からは中学生。まだしばらくの間、わが家は落ち着かない日々が続きそうです。

 

 ~2012年(平成24年)4月のモミィの入学式の時のブログです~

  http://blog.goo.ne.jp/non-ap/d/20120406


この時のモミィの写真を見ると、ホント、幼いです。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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