大阪市内に住む妻の姉が、よく僕たちをお昼の食事に誘ってくれる。
先週の10日(木)は、梅田のナビオ阪急の一角にある「ナビオダイニング」
というところの7階の串揚げの店「串家物語」へ連れて行ってもらった。
その日は平日で、モミィは学校だ。
午後4時くらいにならないと帰って来ないので、
それまで、僕らは義姉を囲んで3人で大人だけの時間を過ごす。
もちろんモミィには内緒だ。行ったことが知れたら、
「えぇっ! 私も行きたかったわぁ」と責められるに決まってる(笑)
さてその「串家物語」は、ご承知の方も多いと思うが、
自分で好みの串ネタ(32種類あるそうだ)を好きなだけ選び、
どろりとした小麦粉と、パン粉の入った容器を手元に置いて、
テーブルにセットされている油で揚げて、アツアツを食べる。
いわゆる串揚げバイキングで、これがまた実に美味しいのだ。
串カツの他にも、ご飯もの、サラダ、パスタやケーキ等のデザートもある。
制限時間は90分で、これはもう、十分な時間である。
「飲み物はどうなさいますか?」と聞かれたので、
女性陣はソフトドリンクの「ドリンクバー」を頼み、
僕は「ビール飲んでくださいよ」との義姉の言葉に甘え、
「では、生ビールを」と注文した。
すると店の女性は「もしよろしければこちらがございますが」
と、生ビールやハイボールなどの飲み放題を勧めてくれた。
女性が見せてくれたメニューには「生ビール550円」とある横に、
「生ビールを含めたアルコール飲み放題は1,500円」とあった。
つまり、生ビール3杯飲めば、すでに1,500円を超えるわけだ。
もちろん僕は「あ、じゃぁ、その飲み放題でお願いします」と答えた。
串ネタはほとんど2人の女性が席を立って取ってきてくれるので、
僕はテーブルに座ったまま、串が揚がるとそれを食べてビールを飲む。
串カツの一つ一つはネタが小さいので、いくらでも食べられる。
それがまた生ビールとよく合うので、ビールも次々とお代わりをした。
女性陣は「あぁ、たくさん食べたわぁ」と言いながら、
またデザートを取りに行き、コーヒーを飲み、舌鼓をうつ。
しかし時計を見ればまだ1時間半にはほど遠い。
僕は串揚げをアテに、「ビールお代わりお願いします」
というのを、何回繰り返しただろうか?
たぶん6~7杯は飲んだと思う。
義姉とは、これまで、ラスベガス、ハワイ、パリ、カナダ、
アルゼンチンと、3人で5回の海外旅行をしている仲であり、
僕がビール大好き人間であることはよく知っている。
だから、いつも「沢山飲んでね」を勧めてくれるので、
この日「6~7杯飲みましたよ」と満足げに言ったら、
義姉は「へぇ、よかったね~」と嬉しそうに笑った。
飲み放題を勧めてくれた店のお姉さん、ありがとうね~
でも店のお姉さんも、僕がこれほど飲むとは…
思っていなかったでしょうね、たぶん。