スマホで文章を打つときは、気をつけなければならない。
予測変換という機能があって、まあ便利といえば便利であるが。
一度「ECC」と打った実績があると、
次に「E」と打っただけで「CC」が出てくる。
こういうときは、手間が省けていいな、と思う。
しかし、機械が勝手に予測して、
思わぬ文字や文章を出したりするのがちょっと困る。
「警察」と打とうとしたら、「軽率」と出る。
「けい」と打った段階でこの文字が勝手に出てくるのだ。
「軽率の捜査によると…」なんて書いたら笑われますよね。
モミィが通っている「マック体操教室」も、
「まっく」と打ったとたん「真っ暗」と出た。
「真っ暗体操教室」って、どんなんやね~ん。
ある女性作家がエッセイで書いていた話も面白かった。
親しい友人に「〇〇についてメールを送ってちょんまげ」
と、おふざけ半分にメールを打ったという。
相手が親しい友人だから、それはそれでよかったのだが…
お堅い編集者へのメールで、気がつかないままに、
「資料を送ってくださいませ」と打ったつもりが、
「資料を送ってちょんまげ」となっていたそうで、
あとでその編集者に「いやぁ、楽しいお方ですね」
と言われ、トホホな思いをした…と書かれていた。
これも「送って」と打ったら「ちょんまげ」が勝手に出てきたのだろう。
スマホが、過去データから勝手に予測して出すんですよね。
先日はメールで「うちの家族が」と打ったつもりが
「うちの華族が」と画面に出て、びっくりした。
スマホが、うちの家族があまりに上品なので、深読みして、
勝手に「家族」⇒「華族」に予測変換したのでしょうなぁ。
なんちゃって。ぎゃはは。