僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ワンクリック詐欺にご注意

2015年12月17日 | 日常のいろいろなこと

5年少し前に「有害アダルトサイトにご用心」というブログを書いた。

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/d76c1ed035524ab1c6eb28752ec318be

 

これは当時、ムフフなサイトを眺めながら次々クリックしていったら、
突然「ご入会ありがとうございました。あなたの登録が完了しました」
という文面が画面全体に出たのである。そして、
「入会金5万8千円をお振込みください」
と出たのである。これには僕もびっくりした。

でも無視すればいいんだ…とパソコンを切った。
すると翌日、パソコンを立ち上げると、何ということ
画面の4分の1ぐらいを占める大きさで、デカデカと、
「入会登録が完了しましたので、速やかに代金をお支払ください」
という文字とともに、若い女がニチャ~と笑っている写真が張り付けてある。

これを消そうとしても消えないのだ。
いったん電源を切って、再び入れた。
するとまた、その変な画面が出てくるのだ。
そしてその下に、
「お支払いされるまでは、この画面は削除されません」
と書かれており、最後に「お支払期限はあと3日です」とあった。

そしてその画面を、消しても消してもまた出てくるのだ。

あのときは本当に困った。
そして、藁にもすがる思いでインターネットを調べ、
「システムの復元」というのを見つけて実行し、やっと消せた。

それに懲りて、僕はあやしいサイトには近づかないことにしている。


今日はそれに関連した話ですが、

この間、スポーツジムで親しくなった男性と話をしていたら、
「スマホでえらい目におうたわ」という話題になった。

「スマホでアダルトサイト見てたら…」とその男性。
「画面に、あなたは18歳以上ですか」というのが出てきて、
「『はい』と『いいえ』とあったので『はい』を押したら…」

と、その男性の話を要約してみると…

「はい」と押したとたんに画面が変わって、アダルトな動画は出てこず、

ありがとうございます。あなたの入会手続きが終了しました。

…という文字が出た、という。
はぁ?…入会手続きなんかしてないやん。
と、不審に思いながらそのあとを読んでいくと、
「新会員の方へのお知らせ」として、

会員費用175,000円を○日以内にお支払いください。

と出たそうだ。なにぃ! 175,000円だと、ふざけるな!
と思いながらも内心は不安になって、画面を読み進めていくと、

誤作動による入会の場合は、サポートセンターにご連絡ください。

と、サポートセンターをクリックするようになっていたそうだ。
男性はこれだこれだと思い、そこの部分を押した。
それで事は終わったものだと思っていた。しかし…

しばらくしてスマホに、見知らぬところからメールが届いた。
例のサイトからである。

ご入会は、誤作動によるものとは認められませんでしたので、
解約されるご相談は、この番号まで電話をしてください。

とあり、その下に、電話番号が出ていたという。

さすがにその男性も「これはおかしい」と思い電話はしなかったそうだ。

すると、直後からこんなメールが繰り返し来るようになった。

お支払いがなければ、裁判になることがあります、とか、
○日以内にあなたの動画閲覧履歴をご自宅に郵送します、とか、
契約を無視されることがあれば、強制執行のお手続きに入ります、とか。

そんなメールがどんどん来るので、迷惑メール登録をした。
その後、携帯の会社から「こんなメールをブロックしました」
というメールが頻繁に入り、そのタイトルだけが表示されていたが、
お支払い方法について」
「未成年者の扱いについて」
「請求内容について」
「裁判への訴えについて」
「強制執行について」
…などというタイトルがついていた。
(そのメールは僕も実際に見せてもらった)
完全なる脅しである。

結局、1週間ほど経ったら、それも来なくなったという。


パソコンやスマホで、アダルトや出会い系、ゲームなどに出没する
いわゆる「ワンクリック詐欺」というやつである。

そもそも契約は双方の合意があって初めて成り立つもので、
そんな一方的な契約でお金を払う必要はもちろんない。
ないけれど、ついつい不安になって言いなりになる、
ということもあるのだろう。
ネットを見ると、実際にお金を払った人も沢山いるという。

こういうワンクリック詐欺には十分注意しなければならない。

「入会手続きが完了しました」とあっても、無視すればいいのだ。

IPアドレスや使用しているOS、ブラウザの種類等は、
相手にわかることがあるが、個人を特定するような情報は、
相手にはわからない。メールや電話で連絡を取ることで、
かえって自分の個人情報を相手に知らせることになる。

この男性のように「誤作動による」など巧妙な手口に乗ると、
ついメールしたり、さらには電話したりしてしまい、それが
相手にメルアドや電話番号を教えてしまうことになる。

電話をすれば、いかにもそれらしくこちらに責任があるように言う。
それで効き目がないとなると、今度は脅迫めいたことを言うのだろう。

そういう悪質な手口なんだそうである。

みなさんも十分に気をつけましょう。

なお、警視庁のワンクリック詐欺に関する情報は、
なかなか勉強になります。これを読めば、
この手の詐欺にだまされないようになりそうです。 

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/haiteku/haiteku35.htm


もう大丈夫やろ~と、またアダルトサイトを見に行ったりして。

 

 

 

 

 

 

コメント
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