この間、税務署まで歩いて往復したことを書きました。
ちなみに僕が住んでいるのは藤井寺市で、所管の税務署は、
富田林市というところにあります。富田林市といえば、
高校野球で勇名を馳せたPL学園のあるところです。
その富田林に向かって歩いている時、
ある小さな飲食店の前を通りました。
「お好み焼き・居酒屋」という看板がかかっている。
はぁ~? お好み焼きと居酒屋の組み合わせかい?
どっちが主体なの? 子どもは入りにくいのでは?
な~んて、なにせ脚は動かしていても頭はヒマなので、
いろんなことを思い描きながら歩くのですけど…
その店の入り口に、こんなボードが吊るしてありました。
「心を込めて準備中」
はあ…? なんですか、これは…?
どの店でも開店前は「準備中」を吊るしている。
…で「あ、まだ開いていないんだ」とわかる。
だから「準備中」だけでいいのではないか。
それをわざわざ「心を込めて準備中」とはなぁ。
これを見た通行人が、へぇ~この店は心がこもってるんだ~
…と感心して、続々来店するとでも思っているのだろうか?
あほくさ…
そう思いながらその店の前を通り過ぎたわけ。
税務署で用を終え、また歩いて藤井寺の駅前に戻ってきた。
駅前のビルの4階にあるコスパへ向かった。
そのビルへ入ったところにラーメン屋があり、
昨日まで改装工事をしていた。
だが、店の中をのぞくとお客さんが入っていた。
あぁ、今日から営業が始まったんだなぁ…
と思いながら入り口の前を通ると、
店の入り口に、こんなボードが。
「一生懸命営業中」
またやがな~
午前中に「心を込めて準備中」を見たばかりである。
今度は「一生懸命営業中」かいな。なんや、そら。
わざわざ「心を込めて」とか「一生懸命」をつけるのは、
実は心もこもっておらず、一生懸命でもない証拠では…
こんな歯の浮くような看板、店側のセンスを疑いまっせ。
初めてこういうものを、1日に2つも見たわけですが、
2つの看板は、ボードの形も字体もよく似ていました。
そこでネットで調べてみると「amazon」が、
この木製ボードを販売していたことを発見。
なるほど。「心を込めて」も「一生懸命も」
店のオリジナルではなく、既製品だったんだ。
…そういえば、むかし、大阪のミナミのどこかの店で、
この種のボードが売られているのを見たのを思い出した。
家の中に吊るして遊ぶのかなぁ…と思っていたけれど、
本物の飲食店がこんなのを使うとは思いもしなかった。
何だかなぁ…
「amazon」の宣伝に使われている写真です。
これと同じものを2つの店で見たのだと思います。
↓
*おまけ。
他に、こういうのもあるようです。
「感謝の気持ちで商い中」
「只今元気で営業中」など。
このブログにも、タイトルの横に、
「心を込めて書き込み中」と加えようかと思ってます(笑)