僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

久しぶりに京都へ

2015年02月10日 | 日常のいろいろなこと

先月のことになりますが…


妻と妻のすぐ上の姉の3人連れで京都へ行った。
用向きは「お参り」である。

妻の2人目の兄と2人目の姉が、京都で眠っている。
(妻は7人きょうだいの末っ子である)

義兄は外科医だったが、病院を開院して間もなく、
比較的若くして逝った。今から約20年前のことだ。

義姉は2年前の1月に亡くなった。

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/da513fe2d18e5c384f3ac18d07e74010


2人とも、お墓ではなく、お寺に納骨されている。

義兄は東本願寺の東山浄苑というところで、
義姉は西本願寺の大谷本廟というところである。


大阪の京橋から京阪電車に乗って、清水五条駅で降りる。

牛若丸と弁慶の像がある五条大橋のすぐ近くに出る。

そこからタクシーに乗って、まず東山浄苑に向かった。

国道1号を山科方面へ行くと間もなく上り坂になる。

JRはこの下の東山トンネルを通っている。

東山浄苑は、文字通り東山の上にある。


東山浄苑の御堂に入ると、何となく神妙な気分になる。

僕たちは広い御堂の中を通り、義兄のお骨が安置されている
「納骨御仏壇」まで、かなり歩いた。

納骨仏壇は、上段に仏壇、下段に納骨室が設置されている。

そこで上段の鍵を開けて、仏壇に向かって拝む。

妻と妻の姉は何度か来ていたが、僕は初めてだった。

こういう納骨仏壇を実際に見るのも、初めてである。 


   

 

      
     
      
    
(いずれも東山浄苑のHPから)

 

お参りを済ませて御堂を出ると、タクシーが待っていてくれた。

そのタクシーで元来た道を戻り、五条駅の少し手前にある
大谷本廟の近くの信号で下ろしてもらった。

義姉は、この大谷本廟に納骨されている。

 


 
          大谷本廟

 

ここでお参りを済ませたら、もうお昼を過ぎていた。

大谷本廟のすぐ近くに清水寺があるのだけれど、
この日は平日で、モミィが学校に行っている。

下校時刻までに帰宅しなければならないので、
残念だがすぐに電車に乗って、京橋で遅めの昼食を摂り、
そこで義姉と別れて家路についた。

短い時間だったけれど、久しぶりの京都だった。


ところで…
自分たちの年齢を思うと、そろそろ「その時」のことも
考えておかなければならない。お墓とか…のことだけど。

僕も妻も、お墓には入らない…と、息子に伝えてある。

この日の義兄や義姉のように、納骨という形にする。

場所は、天王寺にある大きなお寺と決めている。


♪ 私のお墓の前で
  泣かないでください
  そこに私はいません…

秋川雅史の「千の風になって」ではありませんが、
お墓に入らなくても、死後の世界が変わるわけでもないでしょ。

墓に入らない…な~んて、ハカない人生だ…

…と言う人も、今どき、いないでしょうしね~

 

 

  

     五条大橋。後方に東山が見える。

 

 

  「ファンキーノン気~」 もよろしく~

 

 

 

 

 

 

コメント
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