僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「語彙読解力検定」 始末記

2011年11月11日 | 日常のいろいろなこと

9月6日のブログで、「語彙・読解力検定」のことを書いた。

今回が第2回目ということで、まだ始まったばかりの検定である。

検定の問題は、一般的な言葉の意味を問う「辞書語彙」、
社会の出来事やニュースの言葉の意味を問う「新聞語彙」、
そして新聞の社説などの記事をどれだけ読み解けるかの「読解」、
…と、まぁ、この3つの領域から出題される検定なのだそうである。

面白そうなので、9月4日にネットで申し込み、
ブログを書いた6日に、コンビニから検定料金5,000円を振り込んだ。

検定の公式テキストである「合格力養成BOOK」というものを、
わが家が購読している朝日新聞の販売所へ電話して、取り寄せてもらった。
(当検定は、朝日新聞とベネッセの共同主催である)

そして、その11月13日が2日後に迫ってきたのであるが…

実は僕が日を勘違いしていたのだが、この日、絶対に欠席できない催しがあった。
それは9月の段階でわかっていたはずだけれど、検定と同じ日だとは思わなかった。
きちんと調べればよかったのだが、何となく、日はダブっていないと思い込んでいた。

それが先月下旬に、さて11月の予定はどうなってるかな~と改めて確認すると、
なんと「絶対欠席できない催し」が11月13日であったことに気がついたのだ。
(心のどこかで、その催しは11月20日だと思い込んでいたようだった)

あちゃぁ~。 検定の日とまともにぶつかっていた。
うっかりもいいところである。
定年後は手帳も使わなくなり、自分のスケジュール管理も甘くなっていた。
モミィの幼稚園関連の行事や来客や家族での外出予定などは、妻に頼りきり。
あとは僕自身の予定だが、これは携帯電話のスケジュール欄に打ち込んでいたが、
入力するのを忘れたり、見ること自体を忘れたりして、あまり活用できていない。
いつかも飲み会の約束を忘れ、夜、電話がかかってきて飛び上がったことがある。

しかし、こんな大きなミスは初めてだ。

「う~ん。せっかく申し込んだのになぁ…」
僕がしきりに残念がっていると、たまたまそばにいた長男が、
「僕が代わりに受けて来ようか?」と言った。
長男は、クイズ番組のようなものが大好きで、
昔から幅広い分野でいろいろな知識を持っている。
「おぉ、それはグッドアイデアだ。…でも、代理受検は無理だろうな」

でも検定料も支払ったことだし、ダメで元々だから問い合わせてみよう。
そう考えて、検定の事務局にメールを送った。

検定日の11月13日に所用ができたため、受検できなくなりました。
つきましては、代わりに私の長男が受けたいと申しておりますが、
この場合、今の時点で受ける人間の変更はできるのでしょうか?
そのことについてお伺いしたく、メールをさせていただきました。
 
…という文面で、あとは長男の住所・電話番号(わが家ですが)、
氏名、生年月日、職業などを付け加えて、事務局宛に送信した。

そうしたら数日後、検定事務局から丁寧な返事が来た。

そのメール文には、こう書かれていた。

お申込みいただいた際に同意いただきました受検規約では、
申込完了後の受検者の変更はできないことになっております。
しかし、〇〇様のご事情も十分ご理解いたしました。
現在、関係部署と対応につきまして協議中でございます。
正式なご回答まで、今しばらくお待ちいただければ幸いです。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます

そして、これはほんの数日前のことだけど、再びメールが届いた。

この度は、語彙・読解力検定にお申込みいただき、ありがとうございました。
お客様からお問い合わせいただきました内容につきまして、ご連絡させていただきます。
関係部署と調整した結果、以下の方法でご対応させていただきたいと考えております。

…という前置きがあって、その後に次のような説明が書かれていた。

当日、長男が直接会場へ行き、
僕宛に送付されてきた受験票と、長男自身の運転免許証等を持参して、
会場1階付近にある受付までお越しください、ということだった。
その場所で、仮受験票を発行してもらい、「申し込み内容変更届」に記入をする。

…そういうことが書かれていた。
つまり、代理を認めてもらったわけである。 よかったよかった。

事務局からのメールの最後には、

こちらの方法で、いかがでしょうか?
ご返事が大変遅くなりましたが、
ご検討の程よろしくお願い申し上げます。
何かご不明な点あれば、ご連絡頂ければ幸いです。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

…と締めくくられていた。

さっそく僕が「ご配慮ありがとうございました」
とメールを返すと、また返信があり、

この度は、色々ご迷惑をおかけいたしました。
〇〇様にご了解頂いたということで、
会場側の運営スタッフにも連絡をし、
準備を進めさせていただきます。
取り急ぎご返信とさせていただきます。
検定当日、どうぞよろしくお願い申し上げます。

と書かれていた。

…それで11月13日を迎えられたら、めでたしめでたし…というところだった。

ところが、話はこれで終らないのだから、人生はままならない。

よりによってその日、今度は長男に仕事が入ってきたのである 

長男は今、ある会社で秘書的な仕事に就いており、
時々、ボスの活動に合わせて休日に出勤の声がかかる時がある。
それが、こともあろうに11月13日の日曜日に仕事が入ったのである。

とほほ~。

僕の受検番号は十何番という若い番号である。
合計何名ぐらいの人たちがその場所で受検されるのか知らないが、
僕が無理をお願いして受験者変更を頼んだこともあるので、たぶん、
会場の運営スタッフの人たちは、長男が来るのを待っていると思う。

それなのに黙って欠席する、というのもバツが悪い。

あぁ、検定がもう明後日に迫ってきた。

これから、もう一度、事務局にメールをしなければならない。

長男も仕事で行けなくなりました。
お騒がせするだけして、こんなことになり、すみませ~ん。

あぁ…。

スケジュール管理をきちっとしていなかった自分がバカなのである。
語彙・読解力よりも、自己管理力を身につけるほうが先決だってことですよね 


*追伸 

ブログにコメントをくださった oidaisotu さまへ。

こんなことで、相変わらず情けない話です。
13日の準1級の検定、頑張ってくださいね。
心よりご健闘をお祈り致しております。
    

 

 

 

 

コメント (2)
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