僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ダブル選挙は 「大阪しぐれ」?

2011年11月28日 | ニュース・時事

昨日、大阪府知事と大阪市長のダブル選挙が行われた。
注目は大阪市長選の橋下対平松の一騎打ちだったけれど、
府民ではあっても大阪市民ではない僕には市長選の投票権はない。
昨日、投票所へ行ってもらった用紙は、知事選の1枚だけだった。
(間違って「はしもと」と書く人も、中にはいたかもね~)

市長選のほうは人気バツグンの橋下が勝つだろうと思われたが、
府知事選はどうだろうか…?
府議会議員だった松井という人は、知名度はゼロに近い。
橋下率いる「大阪維新の会」のメンバーというだけである。

午後8時に投票は終了した。

昨日の新聞・テレビ等では、
「27日深夜には新たな知事、市長が決まる見通し」
とされていた。

ところが…
昨夜8時からテレビ大阪で放映されていた、
「第44回日本作詞大賞…今夜決定」という歌謡番組を見ていると、
8時を少し回ったところでいきなり画面の上に「速報」と出て、
「大阪市長選・橋下氏、府知事選・松井氏、当選確実」との字幕が出た。

例によって、マスコミによる出口調査の結果をまとめたものを、
投票が終るとすぐに発表するという、あの手法である。
各投票所から、まだ票が開票場所へ届いてもいない時点である。
(開票作業をする人たちにとっては、むなしいだろうなぁ)

橋下、松井両人は、8時過ぎから「勝利者会見」を開いていた。
(どこが27日深夜やねん!)

市長選の橋下の当選は順当だと思うが、松井が府知事に当選し、しかも、
今朝の新聞の確定投票を見ると、2位の倉田に倍近い差をつけていたのは意外だった。
橋下本人が出なくても、彼の率いる大阪維新の会はそれだけ選挙に強いということだ。

既成の各政党が束になってかかっても、大阪では橋下に歯が立たないというわけだ。
まあ、既成の各政党といっても、国政を見ていると、どれもこれも信用できないものね。

橋下なら何かやるだろう…という漠然とした期待をかけるのも当然かもしれない。

ところで、昨夜、テレビで速報が出たとき、その歌番組の画面には、
歴代の作詞大賞を獲得した昔の歌の映像が流れていたときであった。

しかも都はるみが「大阪しぐれ」を歌っていたときに、
「大阪市長、大阪府知事選の速報」が出たのだから面白い。

さらにその歌は、
「♪ 一人で 生きてくなんて できないと~」という歌詞で始まるのだ。

なんだかねぇ。
橋下がいなければ、到底知事などに当選できない松井を皮肉ったようなセリフだなぁ。

 …………………………………………………………………………………………

…きょうの話は以上です。
でも、なんだか、
これだけでは愛想が無いので、
「はしもと」にちなむヨタ話をひとつ付け加えておきます。

かなり以前の、ある都市の市議会議員選挙のことである。
何十人かの候補者の中に「はしもと」という名前の人がいた。

投票日は、強い雨が降っていた。
投票所の入り口で、市役所の職員が、
「雨で濡れておりますので、滑らぬよう足元にご注意ください」
と、投票に来た人たちに、丁寧に声をかけていた。

その職員はずっとその言葉を繰り返していたが、時間が経つと、
「濡れておりますので足元にご注意ください」と、言葉も短くなってきた。

さらに、「あしもとにご注意を。よろしく~」となり、
さらに、「あしもと、よろしくお願いします」と連呼し始めた。

それが人々には「はしもと、よろしくお願いします」と聞こえた。

前述のように、「はしもと」という候補者もいたものだから、
これを聞いた市民から「明らかに選挙違反だ」と指摘があり、
ついには警察が、その職員に事情聴取をしたという。

ずいぶん昔ですが、実際にあったお話です。
(当のはしもとさんが当選したかどうかは知りませんが…)

それにしても、大阪の「はしもと」は強いですね。

「大阪維新の会」が支配するこれからの大阪はどうなっていくのか。

まあ「大阪しぐれ」には、ならないようにしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

コメント
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