僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

モミィの夏休みは…

2011年08月08日 | モミィの成長日記


モミィが2週間前の7月25日(月)に高熱を出し、予定していた旅行をキャンセルしたことは先日のブログに書いた(「モミィのこと 檀れいのこと」)

熱を出した時にかかりつけのお医者さんに診せたら「普通の風邪ですね」ということであった。しかしその後もなかなか良くならなかったので、28日(木)にも夕方、妻が診察へ連れて行った。ふだん、風邪などめったに引かず、幼稚園も1年で1度しか休まなかったモミィだったが、夏休みに入って早々のアクシデントだった。

さらにその3日後、7月31日(日)にモミィが口の中が痛いというので、休日急病診療所へ連れて行くと、今度は、
「手口足病です。明日になれば熱は引きます。お薬は不要です」
ということだった。
しかし医師がきっぱり言い切ったわりには、その後も熱は不安定な状態を繰り返し、8月3日(水)の朝にはまた39度の高熱を出した。

「ちょっと頬が腫れていない?」と妻がモミィの顔を見て言った。
「そういえば…」
モミィの両頬がいつもよりふっくらとしている。
「ひょっとして、おたふく風邪…?」と妻。
「あ、そうかも知れないね」と僕。

その日は水曜日で、かかりつけのお医者さんは休診だった。
少し遠かったが、また別のお医者さんへ連れて行った。

幼稚園が夏休み中なのが、せめてもの幸いであった。
夏休みでなければ、幼稚園へ行ったり休んだりとややこしい。
しかも他の子どもに感染する病気なら、うっかり登園させられない。

さて、その別のお医者さんに連れて行ったわけだけど…
診察にはいつも妻が付き添うので、僕は待合で待っている。
どの医院もエアコンがよく効いて、最初はいいがだんだん寒くなる。
こんなことでは、健康な人も待っている間に風邪を引くのではないか。
な~んて思いながら、本を読んで待っている。

モミィと妻が診察室から出てきたので「どうだった?」と聞いた。
「やっぱり、おたふく風邪みたい」と妻が小さな声で言った。

家に帰ってから、妻は、
「最初は手口足病ではなく普通の風邪です、って言われたのよ」
と、診察室でのやりとりを話した。
「え…? 手口足病じゃなかったの…? なに、それ?」
「うん。でも、普通の風邪って言われてもねぇ。頬っぺたが腫れているからおたふく風邪じゃないかと思っているんですけど…と言ったら、あ、そうですか? それじゃぁ、おたふく風邪ですね、ということになったわけ」
「へぇ~。医師にもこちらから指導してやらなければならないわけだ」
と、僕は笑った。

休日急病診療所の医師もそうだが、この医師もイマイチ頼りない。

この医師は、普通よくやるように両手で患者の頬から喉をぐ~っと押さえて腫れていないかどうかの触診のようなこともしなかったという。
黙って診察を受けているだけではダメである。こちらからしつこく症状を説明し、時には助け舟すら出すことも必要なのだ(笑)。

   ……………………………………………………………

モミィはこの2週間、エレクトーン教室もスイミングスクールも休み、ほとんど家で過ごしたのだけれど、エレクトーンのほうはちょうど先生から、今のグループレッスンに加えて個人レッスンも受けることを勧めてもらい、これまでの週1回から2回のレッスンに増えて張り切っていた矢先のことだったので、ちょっと残念だった。

エレクトーンは、わりに性に合っているのか、モミィは熱心である。
決して音楽的才能があるように見えないが、楽器が好きなのだろう。
これに取り組む姿勢が、予想した以上に意欲的なのが嬉しい。

これくらいの年齢の子どもというのは、驚くほど上達が早い。

ついこの間まで、右手の指1本で鍵盤を叩く姿もたどたどしかったが、
今は両手のすべての指を使って、10曲以上は弾けるようになった。
指の動きが、5月ごろから比べると別人のようになめらかになった。

また、スイミングのほうも、モミィは調子に乗ってきたところであった。

最近まで、少し水しぶきがかかっただけで、顔をそむけ、トホホな表情をしていた。泳ぐどころか水の中に顔を浸けるだけで精一杯のありさまで、いつまでも「ひよこクラス」の「4」のまま、長い間、まったく進級しなかった。

ところが、7月にはいって幼稚園でプールが始まったある時…
モミィを迎えに行ったら、担任の先生が僕のところに駆け寄って来られて、
「モミィちゃんは上手ですね~。プールでみんなにお手本を見せてくれるんですよ。ほんとうに、よ~く頑張ってくれています」
と、信じられないようなことを口にされた。

スイミングスクールを見ていると、いつもパッとしないのに、幼稚園のプールでは、他の子どもたちをリードするほどに動き回り、「泳ぎ」まで披露している…ということなのである。

「ほんまですか…?」
先生の言葉に、僕は喜ぶより先に不思議な気持ちになったほどだ。

その直後のスイミングスクールで、恒例の進級テストがあり、
僕はその様子を見ていたのであるが、そのとき、アッと声をあげた。

他の誰よりも活発に動き、水の中にも積極的に潜る子がいた。
それが遠目には、しばらくモミィだとは気がつかなかった。
でも、よ~く見ると、それは間違いなく、モミィだった。

テストに合格し、長いブランクを抜けてモミィは「5」に進級した。

そして続いてテストがあり、今度は無理だろうと思いながら、
モミィの動きを眺めていると、またもやびっくりさせられた。
バシャバシャと、両手両足をバタつかせながら泳いだのである。
その思い切りの良さといい、物怖じしないバタつきぶりといい、
これまで消極的だったモミィには見られなかった姿である。

前回に続き、その日もまた合格して「6」に進級した。
まさにトントン拍子であった。

そんなときに病気になったので、文字どおり拍子抜けがした。

でもまあ、ここ数日で、体調も完治したようで、一安心である。

  ……………………………………………………………

実は今日、千里阪急ホテルというところへ行って泊まる。
ホテルにプールもあり、夜は妻もモミィも大好きなバイキングがある。

ひょっとしてこれもキャンセルしなければならないか…?と思っていたが、モミィの体調が良くなったのでどうやら予定通り出発できそうだ。私鉄と地下鉄を乗り継ぐだけで行ける近さなので、いざという時でも、まあ安心である。

しかし、病み上がりのモミィをプールに入れるのは心配だ。
プールで泳ぐのは僕だけにしておこう(何だそれは?)。

近くに万博公園があり、モノレールも走っているしね~。
きっとモミィも楽しめるだろう。

2週間ほとんど家にいたモミィは、
久しぶりの「お出かけ」に張り切っている。

では、今日から2日間、行ってきま~す。

 

 

 

 

 

コメント (2)
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