毎日、暑いですね。
梅雨の季節だというのに、大阪ではなかなか雨も降らないし…。
毎日の、その暑いこと暑いこと。
最近、よく映画のDVDを借りて見ていることは、先日も書きました。
数日前、その中でひとつ、ものすご~く怖い映画を見てしまいました。
「1408号室」という映画です。あのスティーヴン・キングの原作です。
スティーヴン・キングといえば「スタンド・バイ・ミー」や「グリーンマイル」「ショーシャンクの空に」などの原作者でもありますが、こういうホラー分野においても、超一流ですね。その凄さに、今さらながら驚かされます。
すでにこの映画を見ておられる方は、きっと、
「そうだ、そうだ! あれは怖い、ほんまに怖い映画やったでぇ~」
と言ってくれるはずですよね。
頭のてっぺんから、足の先まで、凍りつきそうなほど、怖い映画でした。
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で…実は、夜に自分の部屋のノートパソコンで、ひとりでそのDVDを見はじめたのだが、いきなり怖いシーンが出てきて腰が抜けそうになった。
映画の冒頭は、嵐の中を主人公が車を走らせるシーン。
ちょうどそのとき、わが家でも、窓の外で、雨風の音が聞こえていた。
「うぅ~ぅ…」
元々、異常なほど怖がり屋の僕なので、いったん映画を停止し、パソコンを抱え、自分の部屋を出て、妻の姿が見える階下の部屋に移動して続きを見た。とてもじゃないが、ひとりっきりの部屋では見られな~い。
こんな怖い映画は、小学生のときに見た「四谷怪談」以来である。
この映画の題名の「1408」というのは、ホテルのルームナンバーだ。
主人公であるホラー作家のジョン・キューザックが、ふとしたことから、宿泊客が次々と謎の死を遂げてきた、あるホテルの部屋のことを知る。
それは、ニューヨークの「ドルフィンホテル」という大きなホテルであった。
その「ドルフィンホテル」の1408号室で、これまで50人以上の人々が、次々と謎の死を遂げていたのである。
好奇心の塊である売れないホラー作家の主人公は、ホテル側が強く断ったにもかかわらず、無理矢理に、その1408号室を予約する。
「俺は幽霊なんて信じないさ」と豪語するホラー作家の主人公。
ジョン・キューザックが、とてもいい味を出している。
「ダメです。絶対にこの部屋に泊まってはダメです」
と止めたのはホテルの支配人で、演じるのはサミュエル・L・ジャクソン 。
しかし、支配人の忠告を無視して、1408号室のキーを受け取って、主人公はその部屋に入る…。すると…。
あぁ、こわ。こわ。こわ。こわ。
映画の中身を思い出すだけで、こわいわ。
ぶるぶるぶるぶるぶるぶる。
映画を見ながら、何度、背筋が凍りかけたことか。
暑い夜…なんてどこへ行ったのやら。
血の気が引き、震えつく。さむぅ~。
クーラーなんか、いりまへん。
思わず、ふとんを頭から被りたかったほど。
「エクソシスト」や「ポルターガイスト」「13日の金曜日」など、これまで、書き出せばキリがないほど怖い映画というのは見てきたけれど…。
最近も「アイズ」というこわ~い映画を見た。
しかし。
しかし…である。
この「1408号室」ほどこわ~い映画を、僕は知らない。
この映画を見ながら「ぎゃぁ~~~」と、何度か叫び、
何度かおしっこをちびりそうになった。 。