めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

人々の心に春の思いを!

2014-03-06 13:39:30 | 環境問題

昨日の雨があがり、久々に眩しい太陽が朝から輝いています。
気温はかなり下がってはいるものの、以前の様な身を縮める様な
気持ちは無く、より明るさを増した太陽に明日を期待させます。

目黒川の桜の蕾も一か月前より目立つようになり、なんとなく

並木全体に色が付いて来ているように思えます。
水温む春と言いますが、川面を流れてくる風にも冷たさの中に
春の暖かさを感じます。

住宅街の庭先には、今や、桜草がピンクの可愛い花を一杯咲かせ、

花屋さんの店内で昼食を頬張る若い店員さんが、花に囲まれ、
これから訪れる明るい春のピクニックで笑談する姿を思わせます。

本当に春と言う季節は、我々の心をウキウキさせます。

人の気持ちは面白いもので、冬が無ければこんなにも待ち遠しく
開放的な気持ちにならないものです。

雪に埋もれた草花も、硬く蕾を閉じていた桜も、春の訪れとともに

一気にその喜びを主張するように花開きます。
我々も寒い日々の間も、あと何日か何十日かすれば
あの素晴らしい快感が毎年訪れる事を知っているから
余計今から心が騒ぐのでしょう。

秋口から冬にかけて次第に気温が下がっていくときは

今日の様な天気が訪れると、誰もが来るべき季節を
想像して、より一層寒さを感じるものです。

人々はいつも明るい未来を心の中に持つことによって

辛い時期を耐え、お互いに協力し合って生きていきます。

その明るい未来が感じられない時、いつまでも続いていく

暗いトンネルの様な毎日であったら、どんなに生活が豊かでも
お金が有っても、辛く寂しいものです。

辛い経験をされた方々が立ち直るには、経済的な面だけでなく

その方々が心をときめかす未来を感じる援助が大切では
ないでしょうか。

そのためには、嘘やごまかしはいけません。

目先の喜びを与えれば、次に訪れる落胆は更に大きく
耐えがたいものとなってしまいます。

常に真実の報道と心のケアが今後望まれることでは

ないでしょうか。

たとえ辛い現状でも、確実な春を感じられれば、

人は必ず生きて幸せをつかんでいくと思えます。 



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