めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

何が有っても見捨てない気持ちがペットを幸せにする

2015-11-27 17:29:21 | ペット

日本におけるペットの数が、子供の数を超えたと言うニュースが
報じられました。確かに、何処に行っても、多くのペットを見かけますし
各家庭に飼われるペット数も多くなっているとは思っていましたが、
これ程にも多くの方にとってペット存在が大きくなっているのは
単に、ペットが可愛いからと言うだけではなく、ペットが家族と同じ
いえ、家族以上の存在となって来たとも言えるのです。

特に、中高年の方々は、自分の子供が巣立ってしまったり、

身近に家族が減ってしまったりすると、自分の心の支えとして
ペットが大きな存在となる可能性があると思えます。
また、結婚をしない若い人たちにとって、ペットが果たす役割は
異性以上に大きい事も有ります。

つまり、ペットを飼う人々の心理は、飼うという、人と動物の

関係から、対等の立場として、飼い主の心に深く関わり合い
共に生きて行く為になくてはならない存在であると言えます。

しかしながら、ペット飼うということは、命を守り育てる義務が

生じるものです。
素晴らしい癒しを得られるならば、やはり同じ立場として
ペットを守り育て慈しむ事が大切です。
単に可愛いからと言っても、それは、あくまで人間側の
勝手な考えであり、エゴでもあるのです。
物言えぬペットゆえ、より、深く察して、ペットからの気持を
常に察する事が必要です。

自分の都合や思い込みで飼っていると、ペットは必ず

具体的な仕草行動として、いつもと違う態度や姿を見せます。
外見的な可愛さに気を取られて、いつも自分のペットは可愛いと
オモチャの様に扱っていると、突然病気になったり死んでしまったりと
思いもよらない結果を生みます。

今やペット産業は、膨大なる種類のペットグッズや食品を生み

その流通は、全国に及びます。
その為、自分の飼っているペットに必要な生活用品や食品が
売り手側のペースで生まれています。
毎月新たな商品が生まれ、そのコマーシャルを受けて
多くの飼い主が、様々な商品を自分のペットに買い与えています。
ファッション的にも、飼い主に合わせて、様々な衣類が作られたり
栄養面を考えた、数えきれないほどの食品が売り出されています。

しかしながら、その流れに乗って、多くのペットたちが苦しんでいる事

更には、ペットすら商品として消費されている事実を知らなければ
成りません。
人間の生活状況に合わせ、簡単に捨てられるペットの数は
年々増えて、毎年悲惨な生涯をおくる犬猫の数は増えつつあります。

買い求めた当初は、家族の一員として接したペットも、月日が経つと

年老いたり、病気になったり、はたまた、新しいペットを手に入れると
まるで、オモチャを捨てるかの様に、簡単に捨ててしまう人もいます。
ペットを買い求める事は良いのですが、飼い主のマナーが問題の
ケースも増えている様です。

とは言え、犬や猫などのペットは、本当に可愛いものです。

しかし、彼等とて私達と同じ生き物です。
年老いたり、思いもしない様々なトラブルを生んだりするものです。
彼らが、私達の全てを受け入れてくれるように、私達人間も
死ぬまでしっかりと面倒を見る覚悟で臨むことが大切と思われます。



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