めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

この世に存在する意味

2014-02-25 14:07:20 | 日記

今日は気持ちの良い朝を迎えました。
あんなにも寒かった日々が嘘であるかの様に
青い空と爽やかな風が通り過ぎて行きます。

街を歩くと、人々の首元からマフラーが消えて
お年寄りの手元から手袋が無くなっています。
目黒川の桜の蕾も、気持ち、少し膨らんで
川面から流れてくる風も、快いそよ風になって
軽くなった首筋をなぜていきます。

ソチの冬季オリンピックも終わり、成田空港に
降りたった選手の安堵した顔に、ほっとしたのは
私だけでないと思います。

誰もが生まれて死ぬまで何もしなくても時は流れ
て行くものです。でも、人として生きていくには
多くの人と巡り合い沢山の経験を重ねていきます。

そんな時、自分の存在をふと考えると、その
あまりにも小さな存在に愕然として歩むのを
辞めてしまいたくなることが有ります。
そんな時、自分の生きる意味存在の意味を
教えてくれるのが自分以外の人々の力です。
選手たちも自分の存在を感じる為に、
スポーツを通じて努力をしています。

しかし、その努力が果たして意味があるのかを
知らせてくれるのが周りの人々の気持ちなのです。
スポーツに勝負が付き物です。
自分の努力が勝利の形となって認められると
誰もが自分のやってきたことに対して安心を
します。しかし、努力が報われない時、時に
自分を責め自分自身を否定したくなります。

そんな時、頑張ってきた彼らを人としてもう一度
立ち直らせ夢を持たせるのが周囲の方々の
彼らの存在を認める優しい言葉や思いやりです。

人は努力をして様々な事を成し遂げます。
しかし、その前に多くの失敗を重ね苦しみます。
その時、未来の自分の存在を見つけるには
周囲の人々の力が必要なのです。

人は一人では生きていけないと言われます。
しかし、人は本来一人で生きていくものでは有りません。
何故なら、自分の存在意義を見出すには
自分以外の人からの指摘が無いと解からないのです。

誰もが自分を必要としてくれることに喜びを感じます。
スポーツ選手がスポーツを通じて人々に自分の
存在を認められた時、初めて喜びを感じると思います。

スポーツだけでなくあらゆる世の中で生きる人々にとって
支え支えれれている事を実感するとき初めて
この世に自分の存在する意味を見出すと思います。



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