めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

結婚生活を楽しくするには!

2014-11-17 16:17:11 | 婚活

近年、少子化の問題が日本でも多く取り上げられる様になりましたが、
私の周囲でも、お付き合いは有っても、中々結婚まで発展するカップルが
少なくなりました。一時は、合コンなどが盛んで、男女が交流する機会も
多かったのですが、最近では、飲食店で飲んだり食べたりするグループが
男子や女子のみという場合も増えているそうです。

普段から女性同士で集まって行動している知り合いに聞くと、

男性がいると面倒くさいと言う答えが返ってきました。
女同士の方が気楽で、男が入るより盛り上がるとの答えでした。
でも、彼女たちは、20代後半で、世間的には結婚適齢期と言えるのですが、
返ってきた言葉は、結婚より一人でいる方が自由で楽しいと言います。

確かに、仕事も順調で、今キャリアを結婚で中断させたくないと言う
気持も解りますが、こんな考えがごく普通だという事に驚きました。
今の社会情勢で、結婚する事によるリスクを考える女性が多くなり、
増々、結婚適齢期の男女が結婚できない条件が増える事が心配です。

更に、女性たちは、男性よりもはるかに冷静で経済的です。

昔からある、三高だけでなく、結婚した後の、自分と周囲の有り方に
非常に敏感です。
結婚は、かつて、家と家との結びつきと言われた時代から、
個人と個人の結びつきを大切にした時代と変わってきたのですが、
最近は、また、個人だけでなく、家族との関わり合いや将来の
老後などを考えた、幅広い基準を設け始めている様です。

男性はと言えば、昔と今と差ほどかわらないのですが、

女性の判断基準がかなり細かく幅広くなってきた事も
女性たちが結婚をあきらめる条件の一つにもなっている様です。

しかしながら、それにも増して、結婚した後も大きな問題が有ります。

現在、日本人の離婚率は、3組に1組となっています。
アメリカは2組に1組と言われています。
私の周囲にも離婚した人がかなりいます。

なかなか結婚できない人々と、簡単に離婚してしまう人々に共通すること、

それは、相手に対する様々な条件が、常に自分中心になっている事です。
結婚すると、2人の楽しみが倍増して本当に幸せな日々がやって来ます。
しかし、様々なトラブルも増えてくるのです。

どんなに素敵な理想的な人と結婚しても、更に楽しい生活が続くと言うより

2人で解決しなければならない様々な難題が壁の様に立ちはだかって来ます。
そんな時、結婚生活を自分中心の考えでいると、とても解決できません。
結婚後に生じる多くの問題は、2人で力を合わせると乗り越えられる様に
出来ています。

問題が解決できないと、その原因解決を相手に求めたり、周囲に求めたりしがちです。

昔は、家庭のトラブルを妻が背負ったり我慢した事が有りました。
しかし、今では、自分の立場を主張する女性が増えています。
男性と対等に権利や条件を主張する方々も少なくは有りません。

とは言うものの、男性も女性も自分の主張ばかりすれば、問題は解決しません。

2人でお互い相手の考えを尊重して問題解決を図るのが結婚生活です。
こんな時、一人では思いもつかなかった解決法が見つかる事が有ります。

こう考えて行くと、恋愛時代も結婚してからも、同じ線路に乗っていると言えます。

幸せな結婚生活を送るには、恋愛時代も、やはり相手の事をいつも考え
思いやりを持つお付き合いをしていくことが、その先を途切れることなく
長く続かせる条件の一つと思われれます。