Shadow of Chernobyl(SOC)のMOD「NS-Joint Pak」2周目プレイ日記 その1
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Naradnaya Solyanka(NS)は、数々の名作MODを製作したAMKの最高傑作といわれる超巨大MODである。 GSCなどのMOD人気番付でも、常時第1位を独走する人気作である。
ストーリーはバニラのメインストーリーも「一応ある」が、それとは別の新ストーリーがメインである。 又、S.T.A.L.K.E.R.では珍しく女性が活躍するが、Panther始めチャーミングな婦人ストーカーが出演している。
このNS-Joint Pakは、AMKのプレイ時間300時間以上という、超大作MOD「Naradnaya Solyanka」に更に色々な要素を加え、特にCOPマップでもタスクがあるというすぐれもののMODである。 これのDMX版もある、というかDMX版の方が本家なのだろう。
オリジナルであるAMK NSよりバグも少なく、プレイしやすい。 又DMXやスープより軽いのもありがたい。
とはいえgamedataフォルダだけで10GB近くになるという巨大さで、その巨大さはマップ数からもわかる。 (DMXやストーカースープは更に巨大で、20GB近くになる場合もある。)
このNS-Joint Pakでのマップは、計30。 SOCでも10程度、COPは4つということを考えると、途轍も無い数に上る。
Cordon・Swamps・Garbage・Fogetten forest・Agroprom・Dark Valley・Reconnoitered Earth・Bar・Wild Territory・Yantar・Army Warehouse・ATP・Dead City・Radar・Red Forest・Limansk・病院跡・Varlab・Lost Village・ジェネレーター・Pripyat・CNPP1・石棺・CNPP2・Cave・Labryinth・東Pripyat(COPでのPripyat)・Pripyatトンネル・Jupiter・Zaton
他に地下研究所として、X-8・X-16・X-18・x-10・CNPPバンカーなどがあるし、もう1つSidorovichのタスクで「腸」というものもあるので、その数は更に増える。 全部含めると36マップ!である。
■起動画面
実際にプレイする時の注意点としては、とにかく時間がかかると言う点をまずあげたい。 私のプレイ時間は延べ500時間以上だが、それでも全てをプレイしつくしたとは思えない。
第2は難易度はかなり高い。 特にKostyaのタスクは、アイテムの隠し方が意地悪というかわかりにくい。 銃撃戦などのシューティング系の難易度は、バニラや他のMODとそう変わらない。
もう一つ、導入はかなり複雑であり、しかも導入の順序が重要なので、解説を良く読んで間違えないようにしないと、起動しなかったりすることがある。
又、データのロード時間が非常に長くかかる。 大分前のことだが、XP32ビット4GBメモリの時には、最大で8分近くかかったこともあった。
そのような時には他の作業(本を読むとか)をしているわけだが、ゲームに戻ったらあわれマー君は(-Φ-)ブタ!に啖われて死んでいた、ということもあった。
後もう一つ、このNSに限らずAMKのMODは、面白いことは無類に面白いが、どれもバグが非常に多い。 しかも進行不能になるような重大なバクも、そう数は多くないにせよ、あることはある。
そのような場合に、そのバグをfixする根気と工夫が必要である。 検索を活用したり、時には自分でスクリプトなどを書き換える必要があることもある。
NS-Joint Pak専用ではないが、Nardonaya Soljankaシリーズ共通で使えるPDFは、NSプレイ時には必帯の重要アイテムである。 10年版12年版の両方を揃えておきたい。
AMK NSの面白さの第1は、タスクの多さ複雑さだろう。 タスクの中でも探索タスクが数多く、しかも非常に難易度の高いものが多い。 「ヒントもないのにこんなのできるわけないじゃん!」と言いたくなるようなものも多い。
面白さの第2は、多彩で複雑な人物が数多く登場し、彼らの織りなす人間模様の面白さである。
第3は広大で多彩多様なマップである。 36という途轍も無いマップ数ゆえ、時には沼地に足を取られ、時には人跡希な原始の森林を彷徨い、又ある時は燐光淡き地下迷路を迷い歩き、或いは荒廃した原子炉建屋の瓦礫を辿る。
この膨大な数のマップのおかげで、万華鏡のように移り変わるマップを、飽きずに楽しむことができるのだ。 もし、これにwintermodを入れたらどうなるか、私は浮ュてとても試す気にはならない・・・
最後に楽しくプレイするための注意点としては、メモリの確保に全力を尽くすべきである。 64ビットOS+8GB以上のメモリは、事実上必須と言えるだろう。 それ以下のメモリでは、out of memoryなどの頻発で快適にプレイするのは困難である。
コンソールでリアルタイムに見てみると、5GB近くのメモリを食っている時もあるのである。 又、ゲーム起動前に、不要なアプリや常駐ものなどは出来るだけ閉じて置くことも必要と思われる。
前回のプレイは、「その736 NS-Joint Pakプレイ日記」からのシリーズで書いているが、今回はNature Winterが轟沈したので、急遽代役として引っ張り出されたのである。
前回の日記とはできるだけ違った視点と内容で書きたいのだが、拙筆非才の身ゆえ果たしてどうなるものやら・・・
その内容や導入などは、「業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その736 NS-Joint Pakプレイ日記」などを参照していただければ幸いである。 但し、そこでの情報はかなり古くなっているので、現時点のものとは異なる場合もある。
今回の日記は、バニラや他のMOD、又前回の日記と重複するところは省略するつもりでいる。 只、お話しの連続性の問題で、一部重複する所が出ることもありえる。
又、私のプレイ日記の常として、「内容はネタバレ大全開、完全ネタバレ」なので、それを嫌う方はご注意をお願いしたい。 (「ここはネタバレ」などと、一々断ったりしていないので。)
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■Cordon
スタート地点はバニラと同じくCordonである。 CordonはS.T.A.L.K.E.R.の原点であり、ストーカー達の故郷でもある。 ここからお話しが始まるのは、お約束とさえいえる。 スタートの場所は高架橋の北である。
主人公Marked Oneは、記憶を失っている。 自分が誰であるかさえわからないのだ。
Astrologerという男が目の前にいる。 かれはメディキットなどをくれ、まずはルーキーキャンプへ行って、バンカーのドクターと話せと言う。
バンカーのドクターは「あなたの記憶を取り戻す手がかりは、洞窟の中にいる鉱夫Minerだ。 この薬を飲めばその洞窟に行ける。」と、怪しげな薬をくれた。
Marked One「このいかにもインチキくさい薬を、飲まにゃならんのか・・・」
しかもそれを渡してくれた相手は、怪しげなことこの上ないマッドドクターなのだ。 これで何事もなければ奇跡だろう。
しかし他に手はなさそうである。 彼はぐっと一息にその怪しげな薬を飲む。
とまあ、Naradnaya Solyankaはこんな調子の出だしで始まる。 なんとも突拍子もない胡散臭いお話しであるが、ゲームとかラノベとかいうものは、胡散臭いのが常識。
当たり前のことを当たり前の人が当たり前に書いても面白くないのだ。 だから我慢してね。
Shadow of Chernobyl(SOC)のMOD「NS-Joint Pak」2周目プレイ日記 その2へ続く。
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Naradnaya Solyanka(NS)は、数々の名作MODを製作したAMKの最高傑作といわれる超巨大MODである。 GSCなどのMOD人気番付でも、常時第1位を独走する人気作である。
ストーリーはバニラのメインストーリーも「一応ある」が、それとは別の新ストーリーがメインである。 又、S.T.A.L.K.E.R.では珍しく女性が活躍するが、Panther始めチャーミングな婦人ストーカーが出演している。
このNS-Joint Pakは、AMKのプレイ時間300時間以上という、超大作MOD「Naradnaya Solyanka」に更に色々な要素を加え、特にCOPマップでもタスクがあるというすぐれもののMODである。 これのDMX版もある、というかDMX版の方が本家なのだろう。
オリジナルであるAMK NSよりバグも少なく、プレイしやすい。 又DMXやスープより軽いのもありがたい。
とはいえgamedataフォルダだけで10GB近くになるという巨大さで、その巨大さはマップ数からもわかる。 (DMXやストーカースープは更に巨大で、20GB近くになる場合もある。)
このNS-Joint Pakでのマップは、計30。 SOCでも10程度、COPは4つということを考えると、途轍も無い数に上る。
Cordon・Swamps・Garbage・Fogetten forest・Agroprom・Dark Valley・Reconnoitered Earth・Bar・Wild Territory・Yantar・Army Warehouse・ATP・Dead City・Radar・Red Forest・Limansk・病院跡・Varlab・Lost Village・ジェネレーター・Pripyat・CNPP1・石棺・CNPP2・Cave・Labryinth・東Pripyat(COPでのPripyat)・Pripyatトンネル・Jupiter・Zaton
他に地下研究所として、X-8・X-16・X-18・x-10・CNPPバンカーなどがあるし、もう1つSidorovichのタスクで「腸」というものもあるので、その数は更に増える。 全部含めると36マップ!である。
■起動画面
実際にプレイする時の注意点としては、とにかく時間がかかると言う点をまずあげたい。 私のプレイ時間は延べ500時間以上だが、それでも全てをプレイしつくしたとは思えない。
第2は難易度はかなり高い。 特にKostyaのタスクは、アイテムの隠し方が意地悪というかわかりにくい。 銃撃戦などのシューティング系の難易度は、バニラや他のMODとそう変わらない。
もう一つ、導入はかなり複雑であり、しかも導入の順序が重要なので、解説を良く読んで間違えないようにしないと、起動しなかったりすることがある。
又、データのロード時間が非常に長くかかる。 大分前のことだが、XP32ビット4GBメモリの時には、最大で8分近くかかったこともあった。
そのような時には他の作業(本を読むとか)をしているわけだが、ゲームに戻ったらあわれマー君は(-Φ-)ブタ!に啖われて死んでいた、ということもあった。
後もう一つ、このNSに限らずAMKのMODは、面白いことは無類に面白いが、どれもバグが非常に多い。 しかも進行不能になるような重大なバクも、そう数は多くないにせよ、あることはある。
そのような場合に、そのバグをfixする根気と工夫が必要である。 検索を活用したり、時には自分でスクリプトなどを書き換える必要があることもある。
NS-Joint Pak専用ではないが、Nardonaya Soljankaシリーズ共通で使えるPDFは、NSプレイ時には必帯の重要アイテムである。 10年版12年版の両方を揃えておきたい。
AMK NSの面白さの第1は、タスクの多さ複雑さだろう。 タスクの中でも探索タスクが数多く、しかも非常に難易度の高いものが多い。 「ヒントもないのにこんなのできるわけないじゃん!」と言いたくなるようなものも多い。
面白さの第2は、多彩で複雑な人物が数多く登場し、彼らの織りなす人間模様の面白さである。
第3は広大で多彩多様なマップである。 36という途轍も無いマップ数ゆえ、時には沼地に足を取られ、時には人跡希な原始の森林を彷徨い、又ある時は燐光淡き地下迷路を迷い歩き、或いは荒廃した原子炉建屋の瓦礫を辿る。
この膨大な数のマップのおかげで、万華鏡のように移り変わるマップを、飽きずに楽しむことができるのだ。 もし、これにwintermodを入れたらどうなるか、私は浮ュてとても試す気にはならない・・・
最後に楽しくプレイするための注意点としては、メモリの確保に全力を尽くすべきである。 64ビットOS+8GB以上のメモリは、事実上必須と言えるだろう。 それ以下のメモリでは、out of memoryなどの頻発で快適にプレイするのは困難である。
コンソールでリアルタイムに見てみると、5GB近くのメモリを食っている時もあるのである。 又、ゲーム起動前に、不要なアプリや常駐ものなどは出来るだけ閉じて置くことも必要と思われる。
前回のプレイは、「その736 NS-Joint Pakプレイ日記」からのシリーズで書いているが、今回はNature Winterが轟沈したので、急遽代役として引っ張り出されたのである。
前回の日記とはできるだけ違った視点と内容で書きたいのだが、拙筆非才の身ゆえ果たしてどうなるものやら・・・
その内容や導入などは、「業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その736 NS-Joint Pakプレイ日記」などを参照していただければ幸いである。 但し、そこでの情報はかなり古くなっているので、現時点のものとは異なる場合もある。
今回の日記は、バニラや他のMOD、又前回の日記と重複するところは省略するつもりでいる。 只、お話しの連続性の問題で、一部重複する所が出ることもありえる。
又、私のプレイ日記の常として、「内容はネタバレ大全開、完全ネタバレ」なので、それを嫌う方はご注意をお願いしたい。 (「ここはネタバレ」などと、一々断ったりしていないので。)
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■Cordon
スタート地点はバニラと同じくCordonである。 CordonはS.T.A.L.K.E.R.の原点であり、ストーカー達の故郷でもある。 ここからお話しが始まるのは、お約束とさえいえる。 スタートの場所は高架橋の北である。
主人公Marked Oneは、記憶を失っている。 自分が誰であるかさえわからないのだ。
Astrologerという男が目の前にいる。 かれはメディキットなどをくれ、まずはルーキーキャンプへ行って、バンカーのドクターと話せと言う。
バンカーのドクターは「あなたの記憶を取り戻す手がかりは、洞窟の中にいる鉱夫Minerだ。 この薬を飲めばその洞窟に行ける。」と、怪しげな薬をくれた。
Marked One「このいかにもインチキくさい薬を、飲まにゃならんのか・・・」
しかもそれを渡してくれた相手は、怪しげなことこの上ないマッドドクターなのだ。 これで何事もなければ奇跡だろう。
しかし他に手はなさそうである。 彼はぐっと一息にその怪しげな薬を飲む。
とまあ、Naradnaya Solyankaはこんな調子の出だしで始まる。 なんとも突拍子もない胡散臭いお話しであるが、ゲームとかラノベとかいうものは、胡散臭いのが常識。
当たり前のことを当たり前の人が当たり前に書いても面白くないのだ。 だから我慢してね。
Shadow of Chernobyl(SOC)のMOD「NS-Joint Pak」2周目プレイ日記 その2へ続く。