ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者40万7748人。死者数3006人

2021-06-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月16日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は407748人になりました。1日の新規感染者数は887人です。増えた印象ですが、新規検査数も17527件と増えています。

 死者数は3006人です。とうとう3000人台になりました。一方で、実際の死者数はこの10倍あるのでは?とベラルーシ人は噂していますが、もちろん何の根拠もありません。

 400513人が回復しました。

 657万件を超える検査数となりました。

 すでに40万人以上がワクチン接種2回すませました。これでも全人口の4パーセントです。

2021年6月15日。ライアンエアー緊急着陸事件の詳細

2021-06-15 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月15日、ライアンエアーのCEOマイケル・オライリーは、英国議会の輸送委員会の会議で5月23日に起きたライアンエアー緊急着陸事件について詳しく述べました。

 それによるとパイロットは当機がリトアニア領内に入るか、ビリニュス空港に着陸しようとすると爆発が起きる可能性があるとミンスクの管制塔から連絡を受けた。ミンスクの管制塔とのやりとりだけではなく、ワルシャワにあるライアンエアー管理センターにも連絡を取って事実確認をしたいとミンスク管制官に繰り返し頼んだのに、事件後、そんな連絡は受け取っていないとミンスク管制塔側は主張しているが、これは嘘だとライアンエアーのパイロットは証言している。
 ベラルーシ側が公表した、パイロットと管制官とのやりとりの音声記録は、この部分がカットされている。

 パイロットはポーランドやバルト三国のどこかの空港に着陸したかったが、ミンスクの管制塔から圧力をかけられ、ミンスクに着陸した。
 その後、乗客が機外に下ろされると、ビデオカメラを手にした身元不明の人々が乗り込んできた。
 そしてパイロットなど乗務員に、「(乗務員が)自発的にミンスク空港に着陸しようとしたんですよね。(カメラの前で)そう言ってください。」と証言をビデオ撮影しようとした。
 しかし乗務員はみんなそれを拒否。(事実は強制着陸だったから。)

 乗客は空港ターミナル内で再離陸を待たされたが、乗務員は機外に出られないようにベラルーシ側の警備員が機内に乗り込んでいた。
 ミンスクから離陸したときに拘束されたプロタセヴィチ氏とサペガ氏以外に3人の乗客がミンスク空港で下りたまま、ビリニュスにはもう向かわなかった(アテネ・ビリニュスのチケットを持っていたはずなのに。)ことが判明。この3人は、ベラルーシ、ロシア、ギリシアのパスポートで機内に乗り込んでいたことが分かったので、ライアンエアーは、身元確認をベラルーシ側に依頼したが、その後何の回答も得られていない。
 ライアンエアー側の調査ではこの3人はロシアかベラルーシのKGBの人間である可能性がある。
 ICAOが調査を続行している。

 今回、ライアンエアー側のこの発表の場に在英ベラルーシ大使も出席していたが、ライアンエアー側の主張について、事実ではないと反論し、またイギリスの航空会社がベラルーシ上空へのフライトを停止していること自体が、ベラルーシ政府へのイギリスからの圧力だと主張しました。


 昨日、ベラルーシ外務省は立ち合い会議に、プロタセヴィチ氏を同席させました。逮捕されて取り調べ中で裁判もまだ始まっていない被告人が、どうして外務省会議に出席して、端の席に座らされているのかよく分かりません。
 同じく出席していたオーストリア、イタリア、アメリカ、ポーランド、EU諸国の複数の大使館代表がこの会議に同席することを拒み、帰って行きました。


 ドイツ政府はベラルーシのノーベル賞作家、アレクシエーヴィチ氏にドイツに対する功労勲章を授与することを決定し、ドイツ大統領が演説しましたが、その内容は在ベラルーシ・ドイツ大使館によって発表されました。ドイツにあるベラルーシ大使館はこういうときどんな反応をするのでしょうか。

 
 ロシア政府は、ベラルーシ野党リーダー、チハノフスカヤ氏を国際手配犯リストから外しました。

 
 今日からまたガソリン代が値上がりしました。

 ベラルーシ人の平均収入はこの4ヶ月のあいだに約4パーセント増えました。物価はおよそ半年前と比べて約9%高くなっています。




 

ベラルーシのコロナウイルス感染者40万6861人。死者数2995人

2021-06-15 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月15日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は406861人になりました。1日の新規感染者数は501人で、新規検査数は昨日とほぼ同数なので、感染は収束に向かっているようです。
 
 死者数は2995人です。
 
 399549人が回復しました。
 
 655万件を超える検査数となりました。

 ベラルーシ保健省は、この国に行ってベラルーシへ帰国した後、10日間の自己隔離をしなくていいとう国を発表しました。ブルガリアやアルメニア、セルビアなどですが、多くの飛行機が飛んでいない今、スムーズに行って帰って来られるかどうか。もちろん日本はこの中に入っていません。

ベラルーシのコロナウイルス感染者40万6360人。死者数2987人

2021-06-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月14日の書き込みです。
 コロナウイルス感染者数は406360人です。1日の新規感染者数は697人で減りました。1日の新規検査数も10879件とあまり多くないのですが、このまま第3波が収束してほしいです。
 
 死者数は2987人です。
 
 399174人が回復しました。

 654万件を超える検査数となりました。

2021年6月14日。一日中、薄暗い日

2021-06-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月14日。曇りや雨で一日中薄暗い日でした。

 ベラルーシから森の中を徒歩で国境を超えて、リトアニアに不法入国する人が増えています。その多くがパスポートも持っていないイラク難民ですが、ベラルーシ人も増えてきました。こちらはパスポート持参で、政治亡命扱いにされる人も出てくるでしょう。

 ポーランドはベラルーシ人に対してはポーランドへの入国ビザ手続きをさらに簡素化することを決定しました。

 ミンスク・モスクワ間のフライト数は1週間に20便と増えました。と報道されていますが、平均1日3便ですよね。これは普通だと思います。ただコロナのせいで減っていたのが、以前と同じ数に戻っただけだと思います。

 
 ライアンエアー緊急着陸事件でプロタセヴィチ氏とともに逮捕されたサペガ氏ですが、自分の逮捕は不当なものだという陳情書を昨日裁判所に提出しました。という報道があったのですが、裁判所側はそのような陳情書は受け取っていないと、今日発表。そしてサペガ氏の裁判が始まりました。

 

2021年6月13日。G7サミット

2021-06-13 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月13日。雨が降って気温がまた下がり、夏から急に秋になったようです。
 
 イギリスで開かれていたG7サミットですが、首脳宣言の中でベラルーシ情勢についても共同声明が記されました。
 その中でG7諸国は、ベラルーシ当局に対し、自由で公正な大統領選挙を新たに実施するよう求めました。

 ベラルーシ国内の刑務所内でコロナウイルスの感染が広がっているようです。公式発表はなく、収監されている政治犯が家族に宛てて書いた手紙に、コロナウイルスにかかった人の名前を書いているそうです。

 
 独立系メディア、トゥト・バイの創立者(故人)の妻が身柄拘束され、(トゥト・バイ経営には無関係。ただし株主の一人)その後自宅軟禁になりましたが、その娘が自宅軟禁のようすをマスコミに話しました。
 それによると、電話、郵便、インターネットなどが全く禁止されているそうです。


 欧米諸国が対ベラルーシ経済制裁を発動したことに対して、ベラルーシ側も報復措置としての」経済制裁を各国に対して発動すべく準備中だそうです。

 

ベラルーシのコロナウイルス感染者40万5663人。死者数2978人

2021-06-13 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月13日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は405663人になりました。1日の新規感染者数は923人と増えましたが、1日の新規検査数も17605件と増えました。
 
 死者数は2978人です。

 39万8742人が回復しました。
 
 653万件を超える検査数となりました。

2021年6月12日。金属加工工場

2021-06-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月12日。ビテプスク州ミオルィ市にある金属加工工場を近く、ベラルーシ大統領が視察のため訪問することが決まっていました。 
 ヘリコプターで向かう予定で、ヘリポートがないので工場近くに着陸できる場所があるかどうか、着陸の予行までしていたのです。
 ところが、11日、この工場の工場長をはじめ経営陣や、ミンスク事務所の経理部長など、10名近くが身柄拘束されました。
 詳細は不明です。


 ライアンエアー緊急着陸事件の際に逮捕されたプロタセヴィチ氏の両親が、ドイツのメルケル首相にベラルーシの政治犯の早期解放をベラルーシ政府に働きかけるよう訴えかけました。

 
  ドイツの銀行KfW IPEX-Bankはベラルーシへの1億ユーロの融資をキャンセルしました。


 ベラルーシで、被写体になる人が許可しなかった場合、写真や画像などを公開するのは違法にするという法律を作る話が出ています。私からしたら、いまだにこういう法律がなかったの?と驚きますが。この法律が成立すると、反政府デモのようすを写した画像などネット上で上げられなくなりますね。
 もっともマスクをしていて顔が分からない人もたくさんいますが。


 ノーベル賞作家、スベトラーナ・アレクシエーヴィチは治療滞在しているドイツで、野党リーダー、チハノフスカヤ氏、映画監督パルヤン監督(第71回ベルリン国際映画祭で、「Courage(勇気)」を出品)と対談しました。
 その中でベラルーシ国民に対して「落胆しないで!」と呼びかけ、またこのように言及しました。
「治安部隊がしたことの多くは、強制されたことではありませんでした。大統領は、何千人もいる治安部隊員が何をしたのか個々に追跡調査はしないし、できない。路上に倒れた高齢者を警棒で叩いたり、収容センターや刑務所の独房に人を収監し、檻房のトイレの水をわざと止め、床に消毒用塩素をまいて、床に立てなくしたり、5人用の檻房に25人も拘束者を詰め込んだりといったことは、誰か(大統領など政府)にやらされてしたのではないのです。これは個人(治安部隊、警察、刑務官など)の憎悪から起こした行動です。自分で起こした行動なのです。」

 見方によっては、反政府派への弾圧はベラルーシ大統領に責任はないと擁護しているようにも取られる発言です。が、アレクセーヴィチはとても鋭い点を突いていると思いました。人種に関係なく、このような状況、このような社会の中に人間が置かれると、行動が異常になってしまうということです。
 この発言はドイツでしているのですが、第二次世界戦中のナチス・ドイツがユダヤ人をはじめ、強制収容所の中に入れられた人たちに対して、具体的にああしろこうしろとヒトラーが命令していたでしょうか。命令の内容はざっくりしていて、細かいところは現場の人間が判断して実行していたでしょう。あるいは、自分の行動が止められなくなるのかもしれません。アレクシエーヴィチはそういった人間の心のこと(人は人を憎悪する)を指摘しています。そしてこれは誰にでも起こりうるものです。

 
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者40万4740人。死者数2963人

2021-06-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月12日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は404740人になりました。1日の新規感染者数は895人で、前日より減りましたが、1日の新規検査数も15965件と減っています。

 死者数は2969人です。

 397587人が回復しました。

 651万件を超える検査数となりました。

 
 ロシアから18万回分のワクチン、スプートニクVがベラルーシに届きました。

2021年6月11日。気温が25度まで上がる

2021-06-11 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月11日。気温が25度にまで上がりました。ベラルーシでは夏日です。

 ベラルーシではインフレのスピードが5月は鈍ったものの、1年前と比べると、平均9.4%のインフレ率になっています。
 特に野菜の値上がりが記録的です。
 にんじんが 71,2%のインフレ。ビーツが 64,8%、キャベツが39,2% 、玉ねぎが30%.、じゃがいもが52,3%のインフレ率です。
 また植物油はこの5ヶ月間で22,1%、マーガリンが20,2% 、食塩が19,2%、マヨネーズが17,6%のインフレです。

 先月23日、ライアンエアー緊急着陸事件で拘束されたプロタセヴィチ氏がテレビ番組に出演したときのインタビューで、
「もうベラルーシ野党などは反政府デモ行進など呼びかけない。これからは経済戦争になり、国民は飢えにさらされる。」
と話していました。
 つまり、シュプレエヒコールを上げながら、町の中をデモ行進をすると、すぐ逮捕、裁判になってしまう法律ができたので、野党はもうそんなことはしなくよい支持者に呼びかける。それより西側諸国を説得して、対ベラルーシ経済制裁を加えるほうが、効果があると考えている。その結果、ベラルーシ経済は悪化、そして国民は飢えに苦しむ・・・けれど、そういうふうに仕向けたのは野党ですから、国民の皆さんは恨むなら、野党を恨んでください、ベラルーシ政府は悪くない、逆に被害者だ、とPRしたいのかなとプロタセヴィチ氏の国営テレビ番組出演を見ていて思いました。

 国としては対応策として中国製の商品などをどんどん輸入するから大丈夫、国民の皆さん安心してください・・・といったことを首相が発表していましたが、これも国民が政府のことを信頼してほしいからでしょう。

 
 今日もリトアニアとベラルーシの国境地帯でリトアニアへのの不法入国者が拘束、保護、収容されました。
 (ただし、ベラルーシ人ではなく、イラク人やアフガニスタン人が多いようです。)
 最近不法入国者が増えたので、リトアニア政府は大人数を収容できるテント村、つまり難民キャンプを設立する予定です。その数はかつての20倍だそうです。

 
  こちらは卒業式と受験シーズン。ロシアの大学はベラルーシ人が学費無料で勉強できる大学の枠を10倍の700人分に増やしました。
 ベラルーシ人の優秀な人材はロシアへ流出しますね。一方で優秀でも思想的にアンチロシアのベラルーシ人はロシアへは行きません。

  ポーランドはベラルーシ人プログラマーに入国ビザを発給していますが、その数はすでに1万人を超えました。


 モギリョフの警察関連施設の入り口に手製の火炎瓶が投げつけられ、火災が発生。ドアが燃えましたが、けが人などはありませんでした。犯人は逃走中。


 昨日から職場でネット接続ができず、不自由していましたが、今日の午後復旧しました

 
 

 
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者40万3845人。死者数2958人

2021-06-11 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月11日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は403845人になりました。1日の新規感染者数は1026人です。1日の新規検査数は16999件で、前日とほぼ同じですが、新規感染者数はやや増えました。

 死者数は2958人です。
 
 396650人が回復しました。
 
 650万件を超える検査数となりました。
 
 
  家族でトルコへ旅行に行った夫婦が、ベラルーシへの帰国後、自宅で隔離生活を送らなくてもいいように、旅行代理店が偽の書類を偽造したことが分かりました。

2021年6月10日。日食

2021-06-10 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月10日、ベラルーシでは日食が観測されました。(日本でも緯度の高い地域では見られたのかな?)
 
 今日はなぜか職場のWiFiが全く繋がらず、理由も説明もなく、ネット接続ができませんでした。メールチェックもできないし、ニュースも分からないし、このブログに書くニュースを得ることができません。

 このブログを閲覧してくださっているみなさま、本当にありがとうございます。
 できる限り更新を続けたいです。
 更新が止まったら、それは私が病気になったか、ネットが繋がらなくなったか、どちらかと思ってください。

 今日の昼間、部分的だけど日食が見られるのは分かっていたのですが、太陽を直接見るのは危険なので、サングラスか何か用意して・・・などと思っていながら、すっかり忘れて、ネット接続を求めてうろうろしていると、職場の近くのベンチに腰かけて、お姉さんがサングラスを三つかけて日食を観察していました。
 そう言えば、今の時間帯が一番欠けているところが多いんだっけ・・・と思っていたら、お姉さんが全く見ず知らずの私に、
「ちゃんと欠けているのが見えたわ! あなたも見る?」
とサングラスを三つ貸してくれました。そしたら、ちゃんと日食が見れましたよ。感動。
 
 それにしても何て優しいお姉さんなのでしょう。たまたま通りかかっただけの外国人の私にサングラスを貸してくれるなんて!
 ああ、こんな優しいベラルーシ人がいるベラルーシが、早く今の混乱状態から脱出してほしいと切に思いました。
 
 職場への帰り道、あの赤と白に塗り分けられたドラゴンの像の横を久しぶりに通りかかりました。すると、全身灰色一色になっていました。
 ドラゴンの像の歴史は・・・セメントで造られる。緑色に塗られる → どんどん剥げてセメント部分が見えてくる → 去年の大統領選後、一夜にして赤と白にきれいに塗られる → 政府派が胴体部分にベラルーシ現国旗の落書き → 管理局が白の部分を緑に塗って、赤と緑のドラゴンになる → 翌日、誰かがまたきれいな赤と白に塗り直し → 管理局が目の色とか口の色とか、全く無関係に全身灰色一色に塗りたくる → 灰色のドラゴンに複数の落書き(グラフィティではなく、タギングといった文字だけのサインのような落書き) 今ここですね。今日私が見たのは。
 この落書きがきれいではない・・・管理局は消してくれないのでしょうか。

 今日の投稿は「私が今日見たもの」がテーマになってしまいましたね。

 でも日本からのニュースがあります。(以下、引用)
・・・・・
 ベラルーシ領空回避を勧告、強制着陸「強く非難」=加藤官房長官
6/10(木) 14:21配信
[東京 10日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は10日、ベラルーシが先月23日に民間航空機を強制着陸させ、搭乗していたジャーナリストを拘束したことを受け、日本の航空各社にベラルーシ領空通過の回避を勧告する安全情報を発出したことを明らかにした。「搭乗していた特定の乗客の恣意的な拘束を強く非難し、拘束されたジャーナリストの即時釈放を求める」との考えも重ねて述べた。同日午前の記者会見で語った。

 加藤官房長官は強制着陸について「ベラルーシは非を認めておらず、今後同様の事案の発生の恐れが排除されない」と指摘。主要7カ国(G7)外相がベラルーシ側の責任が果たされることを促すことで一致したことを踏まえ、「ベラルーシの航空会社がチャーター便を含め我が国への乗り入れを希望しても認めない。ベラルーシ当局との間で航空路線開設に関するいかなる合意も行わないことにした」と述べた。

・・・・・

 ベラルーシ大統領は東京五輪に観戦できませんね。もっとも、東京に行きたいと希望しているという話はありません。ちなみにベラルーシの大統領は長野冬季五輪は見に来ています。ただし非公式訪問扱いでした。北京五輪はもちろん見に行っています。

 とにかく、日本とベラルーシの間にもともと直行便もないのですが、日本からヨーロッパを結ぶ便のうち、ベラルーシ上空を飛行する便は、欠航あるいは迂回路を選ぶしかなさそうです。

ベラルーシのコロナウイルス感染者数40万2819人。死者数2949人

2021-06-10 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月10日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は402819人になりました。1日の新規感染者数は966人です。やや増えました。1日の新規検査数は17187件と減ったので、感染がやや広がったと言えます。

 死者数は2949人です。
 
 395463人が回復しました。

 648万件を超える検査数となりました。


 ベラルーシは最近気温が上がって、ますますマスクをする人が減っています。

2021年6月9日。風がきつい

2021-06-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月9日。今日は風が強かったです。

 5月23日にミンスク空港で身柄拘束されたプロタセヴィチ氏ですが、やっと弁護士が面会できました。面会時間は7時間に及んだそうですが、(その間、弁護士はトイレに行かせてもらえなかったそうです。たぶんプロタセヴィチ氏もですね。どちらかがトイレに行きたいと言ったら、面会がそこで終わらされていたかもしれません。)その後、弁護士がプロタセヴィチ氏の両親に連絡したところによると、プロタセヴィチ氏は扁桃腺炎にかかっており、あまりしゃべることができなかったそうです。
 両親や支援者などが送った差し入れや手紙などは全くプロタセヴィチ氏に届いていないことが判明。

 またプロタセヴィチ氏の銀行口座も凍結されてしまっているそうです。

 そして、今日KGB管轄の刑務所から、一般の刑務所に移送されました。治療が受けられるのでしょうか。

 同時に拘束されたロシア人のサペガ氏は、刑務所の中から手紙を家族宛に書いていましたが、それが三通まとめて、今日家族の元に配達されました。

 欧州議会長は「プロタセヴィチ氏を含む全てのベラルーシの政治犯が釈放されえるまで、EUは冷静ではいられない。」と述べました。
 アメリカも新しく対ベラルーシ制裁発動に向けて準備中と発表しました。

 
 ベラルーシではまたガソリンが値上げしました。


 2020年8月、大統領選挙の後、グロドノとヴォルコビスク教区のアルテミー大司教が信者への説法の中で、治安部隊の厳しさを非難し、平和的な連帯行動を支持しました。今日、アルテミー大司教はその任を解かれました。ロシア正教会の中で話し合われて決まったものですが、アルテミー大司教の職務が解かれることについて、反対した聖職者メンバーは一人だけだったそうです。
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者40万1853人。死者数2939人

2021-06-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月9日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は401853人になりました。新規感染者数は834人です。増えたように見えますが、1日の新規検査数も18612件と昨日の2倍です。

 死者数は2939人です。
 394272人が回復しました。
 646万件を超える検査数となりました。

 すでに345000人が2回目のワクチン接種を終えました。

 アラブ首長国連邦はベラルーシに1万回分のワクチンを提供すると申し出ました。ただし中国製です。