2021年6月15日、ライアンエアーのCEOマイケル・オライリーは、英国議会の輸送委員会の会議で5月23日に起きたライアンエアー緊急着陸事件について詳しく述べました。
それによるとパイロットは当機がリトアニア領内に入るか、ビリニュス空港に着陸しようとすると爆発が起きる可能性があるとミンスクの管制塔から連絡を受けた。ミンスクの管制塔とのやりとりだけではなく、ワルシャワにあるライアンエアー管理センターにも連絡を取って事実確認をしたいとミンスク管制官に繰り返し頼んだのに、事件後、そんな連絡は受け取っていないとミンスク管制塔側は主張しているが、これは嘘だとライアンエアーのパイロットは証言している。
ベラルーシ側が公表した、パイロットと管制官とのやりとりの音声記録は、この部分がカットされている。
パイロットはポーランドやバルト三国のどこかの空港に着陸したかったが、ミンスクの管制塔から圧力をかけられ、ミンスクに着陸した。
その後、乗客が機外に下ろされると、ビデオカメラを手にした身元不明の人々が乗り込んできた。
そしてパイロットなど乗務員に、「(乗務員が)自発的にミンスク空港に着陸しようとしたんですよね。(カメラの前で)そう言ってください。」と証言をビデオ撮影しようとした。
しかし乗務員はみんなそれを拒否。(事実は強制着陸だったから。)
乗客は空港ターミナル内で再離陸を待たされたが、乗務員は機外に出られないようにベラルーシ側の警備員が機内に乗り込んでいた。
ミンスクから離陸したときに拘束されたプロタセヴィチ氏とサペガ氏以外に3人の乗客がミンスク空港で下りたまま、ビリニュスにはもう向かわなかった(アテネ・ビリニュスのチケットを持っていたはずなのに。)ことが判明。この3人は、ベラルーシ、ロシア、ギリシアのパスポートで機内に乗り込んでいたことが分かったので、ライアンエアーは、身元確認をベラルーシ側に依頼したが、その後何の回答も得られていない。
ライアンエアー側の調査ではこの3人はロシアかベラルーシのKGBの人間である可能性がある。
ICAOが調査を続行している。
今回、ライアンエアー側のこの発表の場に在英ベラルーシ大使も出席していたが、ライアンエアー側の主張について、事実ではないと反論し、またイギリスの航空会社がベラルーシ上空へのフライトを停止していること自体が、ベラルーシ政府へのイギリスからの圧力だと主張しました。
昨日、ベラルーシ外務省は立ち合い会議に、プロタセヴィチ氏を同席させました。逮捕されて取り調べ中で裁判もまだ始まっていない被告人が、どうして外務省会議に出席して、端の席に座らされているのかよく分かりません。
同じく出席していたオーストリア、イタリア、アメリカ、ポーランド、EU諸国の複数の大使館代表がこの会議に同席することを拒み、帰って行きました。
ドイツ政府はベラルーシのノーベル賞作家、アレクシエーヴィチ氏にドイツに対する功労勲章を授与することを決定し、ドイツ大統領が演説しましたが、その内容は在ベラルーシ・ドイツ大使館によって発表されました。ドイツにあるベラルーシ大使館はこういうときどんな反応をするのでしょうか。
ロシア政府は、ベラルーシ野党リーダー、チハノフスカヤ氏を国際手配犯リストから外しました。
今日からまたガソリン代が値上がりしました。
ベラルーシ人の平均収入はこの4ヶ月のあいだに約4パーセント増えました。物価はおよそ半年前と比べて約9%高くなっています。
それによるとパイロットは当機がリトアニア領内に入るか、ビリニュス空港に着陸しようとすると爆発が起きる可能性があるとミンスクの管制塔から連絡を受けた。ミンスクの管制塔とのやりとりだけではなく、ワルシャワにあるライアンエアー管理センターにも連絡を取って事実確認をしたいとミンスク管制官に繰り返し頼んだのに、事件後、そんな連絡は受け取っていないとミンスク管制塔側は主張しているが、これは嘘だとライアンエアーのパイロットは証言している。
ベラルーシ側が公表した、パイロットと管制官とのやりとりの音声記録は、この部分がカットされている。
パイロットはポーランドやバルト三国のどこかの空港に着陸したかったが、ミンスクの管制塔から圧力をかけられ、ミンスクに着陸した。
その後、乗客が機外に下ろされると、ビデオカメラを手にした身元不明の人々が乗り込んできた。
そしてパイロットなど乗務員に、「(乗務員が)自発的にミンスク空港に着陸しようとしたんですよね。(カメラの前で)そう言ってください。」と証言をビデオ撮影しようとした。
しかし乗務員はみんなそれを拒否。(事実は強制着陸だったから。)
乗客は空港ターミナル内で再離陸を待たされたが、乗務員は機外に出られないようにベラルーシ側の警備員が機内に乗り込んでいた。
ミンスクから離陸したときに拘束されたプロタセヴィチ氏とサペガ氏以外に3人の乗客がミンスク空港で下りたまま、ビリニュスにはもう向かわなかった(アテネ・ビリニュスのチケットを持っていたはずなのに。)ことが判明。この3人は、ベラルーシ、ロシア、ギリシアのパスポートで機内に乗り込んでいたことが分かったので、ライアンエアーは、身元確認をベラルーシ側に依頼したが、その後何の回答も得られていない。
ライアンエアー側の調査ではこの3人はロシアかベラルーシのKGBの人間である可能性がある。
ICAOが調査を続行している。
今回、ライアンエアー側のこの発表の場に在英ベラルーシ大使も出席していたが、ライアンエアー側の主張について、事実ではないと反論し、またイギリスの航空会社がベラルーシ上空へのフライトを停止していること自体が、ベラルーシ政府へのイギリスからの圧力だと主張しました。
昨日、ベラルーシ外務省は立ち合い会議に、プロタセヴィチ氏を同席させました。逮捕されて取り調べ中で裁判もまだ始まっていない被告人が、どうして外務省会議に出席して、端の席に座らされているのかよく分かりません。
同じく出席していたオーストリア、イタリア、アメリカ、ポーランド、EU諸国の複数の大使館代表がこの会議に同席することを拒み、帰って行きました。
ドイツ政府はベラルーシのノーベル賞作家、アレクシエーヴィチ氏にドイツに対する功労勲章を授与することを決定し、ドイツ大統領が演説しましたが、その内容は在ベラルーシ・ドイツ大使館によって発表されました。ドイツにあるベラルーシ大使館はこういうときどんな反応をするのでしょうか。
ロシア政府は、ベラルーシ野党リーダー、チハノフスカヤ氏を国際手配犯リストから外しました。
今日からまたガソリン代が値上がりしました。
ベラルーシ人の平均収入はこの4ヶ月のあいだに約4パーセント増えました。物価はおよそ半年前と比べて約9%高くなっています。