ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年6月9日。風がきつい

2021-06-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月9日。今日は風が強かったです。

 5月23日にミンスク空港で身柄拘束されたプロタセヴィチ氏ですが、やっと弁護士が面会できました。面会時間は7時間に及んだそうですが、(その間、弁護士はトイレに行かせてもらえなかったそうです。たぶんプロタセヴィチ氏もですね。どちらかがトイレに行きたいと言ったら、面会がそこで終わらされていたかもしれません。)その後、弁護士がプロタセヴィチ氏の両親に連絡したところによると、プロタセヴィチ氏は扁桃腺炎にかかっており、あまりしゃべることができなかったそうです。
 両親や支援者などが送った差し入れや手紙などは全くプロタセヴィチ氏に届いていないことが判明。

 またプロタセヴィチ氏の銀行口座も凍結されてしまっているそうです。

 そして、今日KGB管轄の刑務所から、一般の刑務所に移送されました。治療が受けられるのでしょうか。

 同時に拘束されたロシア人のサペガ氏は、刑務所の中から手紙を家族宛に書いていましたが、それが三通まとめて、今日家族の元に配達されました。

 欧州議会長は「プロタセヴィチ氏を含む全てのベラルーシの政治犯が釈放されえるまで、EUは冷静ではいられない。」と述べました。
 アメリカも新しく対ベラルーシ制裁発動に向けて準備中と発表しました。

 
 ベラルーシではまたガソリンが値上げしました。


 2020年8月、大統領選挙の後、グロドノとヴォルコビスク教区のアルテミー大司教が信者への説法の中で、治安部隊の厳しさを非難し、平和的な連帯行動を支持しました。今日、アルテミー大司教はその任を解かれました。ロシア正教会の中で話し合われて決まったものですが、アルテミー大司教の職務が解かれることについて、反対した聖職者メンバーは一人だけだったそうです。
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者40万1853人。死者数2939人

2021-06-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月9日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は401853人になりました。新規感染者数は834人です。増えたように見えますが、1日の新規検査数も18612件と昨日の2倍です。

 死者数は2939人です。
 394272人が回復しました。
 646万件を超える検査数となりました。

 すでに345000人が2回目のワクチン接種を終えました。

 アラブ首長国連邦はベラルーシに1万回分のワクチンを提供すると申し出ました。ただし中国製です。