ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年6月16日。米露首脳会議

2021-06-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月16日、スイスのジュネーブで米露首脳会議が始まりましたね。ベラルーシ情勢をめぐる問題について、ロシア大統領は、議題に上げるつもりはないと話していましたが、どうなるでしょう。ライアンエアー緊急着陸事件についてもロシア大統領は「知らない。」と発言しています。この発言をした後で、勉強して今日スイスへ出発した可能性もありますけど。


 EU諸国は今日、対ベラルーシ向け経済制裁を発動しました。政府高官など71人と主な国営企業が対象となっています。

 
 ライアンエアー緊急着陸事件の際、逮捕されたプロタセヴィチ氏が、ベラルーシ外務省が開いた会議に立ち会わされたことを、プロタセヴィチ氏の両親は、恋人のサペガ氏の命が脅されているので、仕方なく出席したのだと語りました。


 1月22日にベラルーシの国会議事堂前で焼身自殺を図った男性が、今日退院しました。


 昨年の大統領選挙に反対してデモ活動を行った人の中で最初の犠牲者となったタライコフスキーさんの妻(ただし内縁)にいわゆる香典代りの支援金が寄せられたのですが、今日ベラルーシの税務署は贈与税、およそ4500ドルを払うよう通知しました。(ちなみにベラルーシ人の平均月収は500ドルぐらいです。)善意の寄付金なのですが。こういうことをすると知れると、以下のような発想をする人も出てきますね。寄付をする。→ 税金を払う → 税金は国の収入に。→ その収入から治安部隊の給料が出る。→ 治安部隊は反政府デモ参加者に向かって発砲(これは仕事。給料がもらえる)
 今のベラルーシでは、反政府デモ参加者に対して武器を使用してもいい許可が出ています。
 
 

 

 

ベラルーシのコロナウイルス感染者40万7748人。死者数3006人

2021-06-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月16日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は407748人になりました。1日の新規感染者数は887人です。増えた印象ですが、新規検査数も17527件と増えています。

 死者数は3006人です。とうとう3000人台になりました。一方で、実際の死者数はこの10倍あるのでは?とベラルーシ人は噂していますが、もちろん何の根拠もありません。

 400513人が回復しました。

 657万件を超える検査数となりました。

 すでに40万人以上がワクチン接種2回すませました。これでも全人口の4パーセントです。