ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

チロ基金提供「私たちのテスト」N2レベル合格者発表

2021-06-27 | 日本文化情報センター
 2021年5月に行われた「私たちのテストN3レベル」に続いて、6月27日「私たちのテストN2レベル」が実施され、同日合格者が発表されました。

 このチロ基金提供「私たちのテスト」について詳しくは2月の投稿「今夏の日本語能力試験、ベラルーシでは中止。代わりに『私たちのテスト』独自作成」に書いていますが、1年に1回しか日本語能力試験が実施されないミンスクで、2年連続実施が中止されたのを受け、代わりになるテストを日本文化情報センターが作成、実施、合格証を授与する日本語試験のことです。

 今日は「私たちのテストN2」に4名が挑戦し、うち2名が合格しました。(おめでとうございます。)
 
 去年は世界中の会場で一斉中止だったので仕方なかったものの、もし、今年は実施されていたら、日本語能力試験N2に合格していただろうな、と残念です。

 しかし、日本文化情報センター日本語教室の生徒たちが、日本語能力試験ミンスク中止にめげず、やる気を持ったまま、勉強を続けてほしいです。

「私たちのテスト」実施については、高額ではありませんが、やはり経費がかかります。日本語能力試験と違って受験希望者は受験料無料です。(チロ基金の名を冠した合格証を授与しますが、日本語能力試験の認定証のように、これで日本での就職が有利になるとか、進学がしやすくなるという効力がある認定証ではないので、受験料無料です。)

 チロ基金の支援なしでは問題作成も、実施もできません。

 ベラルーシでの日本語学習を応援してくださっている支援者の皆さま、この場をお借りして深く御礼申し上げます。

 問題がなければ予定通り9月初めに「私たちのテストN4」「私たちのテストN5」も行います。結果についてはまた改めてこのブログでご報告いたします。
(追記です。予定通り9月に「私たちのテスト」を行いました。

2021年6月27日。雨

2021-06-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月27日は昼間、雨が降り続けていました。気温も下がりました。

 昨日の豪雨で道路が冠水したり、河岸が崩壊したり、孤立した人をボートで救出したり、倒木のため死者が出たなど、今日は自然災害のニュースばかりでした。日本の台風被害のニュースを見ているようです。停電したところもありますが、幸い長時間ではなかったようです。

 そんななかでも、ベラルーシからリトアニアへ国境を超えて不法入国しようとしている人(ベラルーシ人は少なく、第三国の人がほとんどです。)がいます。

  
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者41万5339人。死者数3113人

2021-06-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月27日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は415339人になりました。1日の新規感染者数は609人と微減しました。新規検査数は18032件と増えているので、感染は収束に一歩近づいたようです。

 死者数は3113人です。
 
 408307人が回復しました。

 ミンスク市内になる百貨店「ベラルーシ」の中にワクチンセンターができました。そこでコロナワクチンを接種した人は、同店内の買い物が30%割引になるというキャンペーンを始めました。
 
 接種にしに行こうかなと思いましたが、私の場合公務員枠で接種の順番待ち状態なんですよね。
 それがいつ順番が来るのか分からないと言われました。こういうショッピングセンター内のワクチンセンターのほうにワクチンが優先して回されていて、公務員枠のほうは後回しになっているんじゃないかと思いました。
 
 そもそも今は職種にもよりますが、夏のバカンスの季節で、約一ヶ月休めるので、職場関連の接種をしようとすると、従業員全員そろっていないので、結局接種の順番が来ましたよと言われても、その職場の全員が接種できないのです。
 職場単位でワクチンの申し込みをするのは、こういうマイナス点があると思いました。

 結局、公務員向けのワクチン接種は、バカンスの季節が終わる秋以降になると思います。