2021年6月7日。この間まであんなに寒かったのに、突然夏になりました。
ベラルーシとウクライナの関係が悪化しています。バスに乗って、ベラルーシからウクライナへ国境を越えようとしていた乗客が、越境できず、引き返しました。
キエフ大学はベラルーシのルカシェンコ大統領を名誉教授にしていましたが、取り消しました。
スイスの鉄道車両メーカー、シュタッドラー・レールが、ウクライナに子会社を設立することになり建設予定地も決まりました。これが完成すると、ミンスクにある子会社がウクライナに移転し、ミンスクのほうは閉鎖される可能性が高いです。
ベラルーシ人とベラルーシ在住外国人は、一時的に出国が認められない状態になっていますが、例外として、留学や就職などの長期滞在、外国に住む親族の葬儀に行くこと、病気の治療などの理由では外国への出国が認められるようになりました。留学や就職の場合、出国の回数は半年に1回だけなので、少なくとも半年は、外国で留学しているか就労しているかしていないといけません。そういう契約であることを示さないと、出国そのものができないと思います。
一方でモンテネグロのように、ワクチン接種済みの外国人を受け入れるようになった国もあり、そういった国からベラルーシ人は入国できると通達が来ています。ベラルーシ人は無制限に入国できる国もあります。でも出国が難しくなっているんですよね・・・。
初代ミス・ベラルーシで歌手のアンジェリカ・アグルバシュは、今はロシアで芸能活動を続けていますが、すでにベエラルーシ大統領を批判する歌を発表したり、ロシアで反ベラルーシ政府活動をしているベラルーシ人を支援したりしていました。
3年前にベラルーシの国営毛皮工場で作られた毛皮のコートなど40点を購入したのですが(いかにんもセレブらしい買い物)今頃になって、まだ支払っていないとこの工場がベラルーシの経済裁判所に訴えました。もちろん本人は出頭していませんが、結果から言うと、即返品に加えて6000ルーブル(約2380ドル)の裁判費用などを負担するか、83000ドルの被害額を支払うよう、アグルバシュに求めました。
昨年の夏、ベラルーシ大統領を揶揄する歌を作った22歳の男性が、自分で歌った動画をテレグラムで広めたとして(現在は動画は削除されています。)今日、逮捕されました。