ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年8月7日。ウクライナ侵攻から165日目

2022-08-07 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年8月7日。
 
 7月31日にギラン・バレー症候群のため入院し、集中治療室にも入っていたとされていた元ロシア高官、チュバイス氏が、退院しました。
 病院関係者は、病院は本当にギラン・バレー症候群であって、中毒などではないと発表しています。
 つまり暗殺未遂などではないということです。

 
 今年8 月 12 日から 12 月 31 日まで、スウェーデン軍は最大120人のインストラクターをイギリスに派遣し、ウクライナの兵士向けの訓練プログラムに参加させる予定であることを発表しました。
 つまりスウェーデン軍もウクライナ軍兵士が受けているイギリス考案のノウハウを身に着けようとしているということですね。

 
 ベラルーシ政府はすでに300万トンの穀物を製粉したと発表。食料不足に陥るのではと心配する国民を安心させています。

 
 エストニア政府はベラルーシ人に対して人道ビザを発給し続けることを約束しました。つまりベラルーシで反政府活動をして、投獄された人は出所後、ビザをもらってエストニアに出国できます。
 
 今日はワルシャワでベラルーシの反政権派の人々が集まり、デモ行進をしました。


 ベラルーシ大統領は、ロシア大統領について西側メディアが言うような、病気、狂気ということは絶対になく、正気の政治家であるとロシア大使に述べました。両国の大統領はともに聡明で、同盟国であり続け、その蜜月な関係を他の国々の首脳は羨望の眼差しで見つめている、と表現しました。
 問題があるとすれば、それは唯一経済問題だけであり、それも両国が協力すれば解決すると話しました。


NHKドラマ「二十四の瞳」8月8日放送

2022-08-07 |   壺井栄
 8月8日にNHKが「二十四の瞳」のリメイクドラマを放映するそうですね。
 リンク先はこちら

 物語は1920年代から40年代にかけての戦中戦後。
 反戦文学として名高い作品なので、今の再ドラマ化・放映はタイムリーですね。
 ただ戦争反対だけではなく、性差別や貧困問題、日本人の間の分断、格差社会など、今でも残っている社会問題もテーマの小説です。
 要するに時代は変わっても社会問題はいつも同じようなものがあり続けるのかなと感じます。人間の永遠のテーマなのかもしれません。

 ベラルーシに住んでいる私は視聴できるかどうか分かりませんが、日本の皆様はぜひ御覧ください。
 チロ基金としては壺井栄ロシア語訳作品集を何とか多くのベラルーシ人に読んでもらおうと尽力しているところです。