ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年8月20日。ウクライナ侵攻から178日目

2022-08-20 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年8月20日。

 セバストポリにある黒海艦隊本部建物を爆薬を積んだドローンが攻撃し、それが撃墜されて(?)建物の屋根に落下。そして炎上、黒煙が上がっています。


 ロシア軍の発表によると、100人のウクライナ軍兵士と20人のアメリカ人傭兵を殺害したそうです。


 ロシア国防省によると、ウクライナはザポリージャ地域にある村でロシア軍に対して有毒物質を使用した疑いが持たれています。
 7月31日に多くのロシア兵に深刻な中毒症状が現れ、軍の病院に搬送されました。(それを今頃発表したのは、中毒の原因が判明したから?)
 原因特定のため、サンクトペテルブルクにある軍事医学研究所にロシア軍兵士から得られたサンプルが提供され、その結果、B型ボツリヌス毒素が体内にあることを確認しました。
 ロシア側は、ウクライナが化学兵器を使用したとして避難しています。

 ボツリヌスってあの、美容外科に使われるボトックスのこと?と思いましたが、ちょっと検索してみると、生物兵器としてもすでに利用されているものなんですね。
 

 ロシアメディアの報道によると、マリウポリ市長が動物園の視察に車で向かった際、暗殺されかかったそうです。
 市長の車が動物園に近づいた瞬間、近くで爆発音が聞こえたが、けが人や死亡者はありませんでした。
 この視察前に動物園周辺の地雷をロシア軍は除去していました。だから、これは市長暗殺のためにウクライナ軍(あるいはウクライナのパルチザン)が設置した爆発物だということです。
 ただ、状況を考えると、除去し忘れていた地雷が別の理由で爆発しただけのような気もします。
 それと地雷除去って、地雷そのものをわざと爆発させて、使用済みにしてしまうので、地雷除去作業をしている場所では爆発音があちこちで響いているものですよ。