ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年8月23日。ウクライナ侵攻から181日目

2022-08-23 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
  2022年8月23日。ベラルーシも暑い日が続いています。しかし日本のほうが暑いので、文句は言いません。

 ドネツク人民共和国首長の行政府とセントラル・ホテル(軍の特派員とボランティアが主に滞在中)や警察庁が今日、砲撃を受け火災が発生。2人が死亡しました。
 他にも多数の砲弾が複数命中したようです。付近の住宅の窓ガラスも割れ、街路樹も倒れています。ハイマースによる攻撃だとっ報道されています。
 ドネツク人民共和国首長のプシリン氏は当時、行政府の建物内にはおらず、被害はありませんでした。厳しくウクライナ軍を避難しています。

 ラトビアでは今日、リガ解放者の記念碑の一部である赤軍兵士の3つの像がすべて解体されました。
 ロシアの調査委員会は、この記念碑の取り壊しに関連して刑事訴訟を起こしたと、同局の報道機関が報じました。
 現在進行形で戦争が起こっているので、第二次世界大戦も遠いものに感じるようになりました。(忘れたというわけではありません。)


 ベラルーシは来年、1年間で2万トンの食肉を輸入する計画だそうです。
 日本児と比べると明らかに肉食(^^;)のベラルーシ人ですが、輸入しないといけないほど不足しているんですね・・・
 ベラルーシ政府は今年はすでに700万トンの穀物を収穫したと公表しました。穀物に関しては食糧危機にはならないと国民を安心させようとしています。でも食肉が2万トンも不足しているのかと思うと、やっぱりベラルーシは大丈夫かな?と心配になります。


 バルト三国とポーランドを合わせて 20人を越える市民がベラルーシでの永住権を申請しました。
 4か国で20人なので、一国からだいたい5人ずつということでしょうか。それを多いと見るのか少ないと見るのか。意見が分かれますね。永住権については親戚や先祖がベラルーシにルーツを持っている場合、手続きが簡略化されます。30日ぐらいで永住権がもらえるようです。


 明日で侵攻から半年。そしてウクライナの独立記念日。何事もなければいいのですが。