電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

新型コロナウィルス禍に関連した記事の一覧を作ってみた

2021年05月27日 06時00分19秒 | ブログ運営
新型コロナウィルス禍も、ワクチン接種が進むと改善の方向に向いてくるようで、海外では英国などデータとして実績が上がっているようです。もちろん、多少のトラブルはあるのでしょうが、全体として見ればワクチンによる予防が効果的に作用することがはっきりしてきたと言って良いでしょう。

私自身も、若い頃には生化学専攻でしたので、関連情報を集めたり学術論文に近い総説を読んだりするなど、それなりにずいぶん勉強しました。新型コロナウィルス禍でもなければおそらく読まなかったであろう文献は、たいへん興味深いものでした。そこであらためて感じたのは、実験に基礎をおく自然科学や医学の実証性、信頼性と有効性です。政治や報道がしばしば右往左往するのは、こうした実証的な裏付けとは別な、思惑や利害によるものを優先しようとして現実に背かれるためだろうと思います。

ところで、備忘のために、新型コロナウィルス禍に関連して当ブログに掲載した記事の一覧を作ってみました。

うーむ、やはり転機は2020年1月の「ワクチン接種が見えてきた」「mRNAワクチンの原理とリポソームの実験の記憶」の記事あたりだな。mRNA ワクチンの原理と自分自身の若い頃の実験の記憶が結びついて、方向性が明瞭に見えてきたことがわかります。昨夜はスーパームーンとのことで、写真を撮ろうと試みました。残念ながら手ブレで二重になってしまいましたが、月食が過ぎて再び元の月の姿が現れるように、おそらく事態は新型コロナワクチン接種率の向上とともに徐々に収束に向かうのではなかろうか。

【追記】
夜のNHKニュースで、1月10日の記事に取り上げたmRNAワクチンの原理を開発したカタリン・カリコ博士のインタビューが放送されました。2月17日付け記事で紹介し3月19日付け記事では出国の際のエピソードに驚かされた博士ご本人の声と語られる内容に、ちょっと感激してしまいました。

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