電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

長所は短所、短所は長所〜都会と田舎と人口密度

2020年05月04日 06時01分41秒 | Weblog
新型コロナウィルス禍で外出自粛が要請されるようになり、大都市部では自宅に「巣ごもり」する人が多いようですが、我慢しきれず公園や河原などに散歩外出する人も少なくないようで、そうするとこんどはそちらが人混み状態となり、という悪循環が続いてしまう面があるようです。これは、明らかに人口密度が高い大都市ならではの現象でしょう。要するに、「どこに行っても人が多い」のが大都市の特徴と言えます。

これに対して、当地のような田舎では、そもそも人口密度が低いのですから、外に出たとしても他人様に出会う確率はせいぜい1人か2人、見渡す限りの広い田畑に働いているのはトラクターに乗った専業農家の人が一人だけ、というのも珍しくありません。これまでは「寂しいものだ」と思っていましたが、逆に感染の危険はほぼないと言って良いでしょう。やっぱり欠点は裏返せば長所、長所は逆から見れば欠点、ということなのでしょう。

それでも、便利さを求めて人は集まる。大型スーパーに行けば人は混み合い、対策なしではとても安心はできません。伝染病は都会のもので、田舎は無縁とはいかないところが現代なのかも。


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2 コメント

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Unknown (パスピエ)
2020-05-06 05:46:15
おはようございます
同じようなことを考えていました。
当地は東京への通勤圏の距離ながら東京への直結鉄道がない不便な立地ということもあり近隣の市に比べて衰退が著しく地元有志が直結鉄道の誘致をしてきました(私は反対)
しかし、今回のコロナ禍においては、そのお陰で感染者は今のところ10人くらいに収まっています。
今回のことでこれまでの中央中心とする価値感が一変する可能性が大と思います
オセロのようにこれまで黒だったものが白に、逆に白が黒に、と。

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パスピエ さん、 (narkejp)
2020-05-06 06:23:43
おはようございます。コメントありがとうございます。ほんとに、まるで逆転していますね。現役勤め人の頃は、職住接近で都会的な便利さに憧れましたが、リタイアして田舎暮らしの良さも感じます。
そちらはいまのところ10人くらいですか。なんとか感染減少から収束にむかってほしいものですね。当地は市町村単位ではまだ感染者が出ておりません。なんとかこのままの数字で過ぎてほしいものです。
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