電網郊外散歩道

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香月美夜『本好きの下克上』第四部「貴族院の自称図書委員」第5巻を読む

2019年04月02日 06時04分07秒 | -香月美夜
TOブックスの単行本で、香月美夜著『本好きの下克上』第四部「貴族院の自称図書委員」第V巻を読みました。2019年1月新刊ですが、3月に第VI巻が出ていますので、最新刊の一つ前の巻です。

単行本オリジナルの「プロローグ」では、エーレンフェストの反体制派、旧ヴェロニカ派の貴族たちの動きと、アーレンスバッハから嫁入りする二組の婚姻が伝えられますが、ローゼマインたちの動きはなんとも呑気なもので、イタリアン・レストランで進化した料理を堪能し、領地の境界線上で二組の結婚を祝福すると、こんどは染色コンペを開催し、新たな流行を作り出すという具合。

一方で、領地内に製紙業と印刷業という新しい産業を広げる試みは、グレッシェルに広がりますが、そのためには貴族側の認識や態度を改める必要がありました。ブリュンヒルデの焦りは、ローゼマインの身近にいるだけに、深いものがあります。

そんなこんなで時は過ぎ、再び冬となります。社交界の始まりとともに貴族院へ出発、そこには洗礼式を終えたばかりの第三王子ヒルデブラントがいた、という経過です。アーレンスバッハからランプレヒトに嫁入りしたアウレーリアが、かたくなにヴェールをして素顔を隠している件、なるほど、そういう理由だったのですか。ジルヴェスターの姉で、今はアーレンスバッハの第一夫人に昇格したゲオルギーネは、とことん意地悪ですね。

そうそう、そして貴族院二年目の途中であのターニスベファレン襲撃事件が起こるわけですが、それが次巻ということになるのでしょう。ワクワク、楽しみ〜! すっかりはまっております(^o^)/

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