電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

デスクわきのPCオーディオのアンプを更新する

2015年04月11日 06時01分34秒 | クラシック音楽
先月下旬に、デスクサイドのPCオーディオ用アンプ(*1)がいよいよ具合が悪くなり、更新することにしました。メインのステレオ装置とは別に、パソコンからUSB-オーディオプロセッサを経由してアンプに接続しており、手元のマウスで選曲できるのが便利で、今やこちらのほうがむしろ主になっているものです。実質メインとはいうものの、設置する場所の制約もありますので、使い慣れた ONKYO のミニコンポ型アンプ CR-555(S) という型落ち製品を某販売店に注文し、過日ようやく到着したものです。





箱から取り出し、さっそく接続してみました。スピーカは、単身赴任時に愛用した同社のミニコンポ XN7TX(*2)のものを流用。小型ですが、音域を欲張らず、自然な好感の持てる音です。



新旧そろい踏み。




初の試聴は、ニコライ・ホジャイノフ(*3)のピアノで、ベートーヴェンのピアノソナタ第31番とシューベルトの「さすらい人」幻想曲を。とくにシューベルトが、なかなか良いなあ。



パソコンに蓄積している mp3 や flac あるいは ogg 形式のファイルを再生してみましたが、古いアンプの不満が解消され、安心して聴くことができます。AMラジオも、ループアンテナで受信も良好ですが、FM放送は添付のケーブル状アンテナではとても良好に受信はできません。一瞬、どうしよう? と迷いましたが、パソコンで「らじる☆らじる」で聴けば問題梨、じゃなかった、問題なし(^o^)/



困った点が、一つだけありました。同じ会社の製品が同一の室内に、しかも受光部が同じ方向にありますので、手元で一方のリモコンの電源ボタンを押すと、もう一方のシステムも電源が入ってしまいます(^o^)/
思いがけない落し穴でしたが、CR-555(S) のほうは手元でアンプ本体の電源スイッチを操作することとし、リモコンは離れたミニコンポのほうだけを使うこととしました。やれやれ(^o^;)>poripori

機能的には、USBメモリ中のMP3ファイルを再生できるようになった点が変化ではありますが、それよりもパソコンで再生ソフトを立ち上げ、LINE1 で鳴らしたほうが、曲データを詳しく表示できて、圧倒的に便利です。USB-メモリで音楽再生というのは、むしろ寝床わきの目覚まし&おやすみ用ラジカセなどで、多数のCDやMD等を積み重ねておく必要がなくなるという点で、重宝するような気がします。

古いアンプは、やはり ONKYO の CR-185II という製品でした。
最初は、娘がたしか高校生の頃に買ってやり、フォステクスの FF125N というフルレンジスピーカを使って、一緒に黄色のバスレフ型ボックスを作って楽しんだものでした。あれからもう何年になるのだろう? よく働いてくれました。昔の国産製品は、本当に良質なものが多かったと感じます。

(*1):PCオーディオ用アンプを小型(ミニコンポ)に更新する~「電網郊外散歩道」2010年9月
(*2):単身赴任用に、ONKYOのミニコンポを購入~「電網郊外散歩道」2008年7月
(*3):山響第240回定期演奏会でベルリオーズ、ベートーヴェン、ブラームスを聴く~「電網郊外散歩道」2014年11月
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