電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ジョン・カルショウの新刊本を見付けた

2005年07月03日 20時58分19秒 | -ノンフィクション
午後から、親戚の家を回り、今シーズン最後のサクランボを届けた。この地方では、終わり初物といって、最後の収穫を親戚やお世話になっているご近所に配る習慣がある。「紅秀峰」を四軒に届け、ついでに娘のところに寄り、孫の顔を見てきた。普段は全く自覚がないが、そ~か、孫がいるんだから私もじいさんか、と少しずつ学習している。
途中、郊外の大型書店に立ち寄り、本を二冊購入。一冊目は、ジョン・カルショウ著『レコードはまっすぐに』(原題:Putting The Record Straight)。「あるプロデューサーの回想」と題し、帯には「デッカの伝説の名プロデューサーが綴る20世紀のレコード録音史」とある。翻訳は山崎浩太郎氏。ステレオ録音の黎明期から「ニーベルングの指環」等のオペラ録音、カラヤンやショルティなどの素顔など、興味深い内容のようだ。税抜3,600円。
もう一冊は、ジョン・W・ダワー著『容赦なき戦争』。先年読んだ同じ著者の『敗北を抱きしめて』(岩波書店)に先行して書かれたというもので、近所の洋館に住んでいた進駐軍将校の子どもの兄妹と遊んだ記憶のある私には、こちらも非常に興味深いテーマだ。平凡社ライブラリ、税抜1,600円。

家に帰り、夕食後にほっと一息。これからN響アワーを見ましょう。
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畑で草取り

2005年07月03日 13時44分09秒 | 週末農業・定年農業
昨日から、畑の草取り。この雨のために土が軟らかくなり、草とりがしやすい。いつもは頑固なジシバリも、まっすぐ上に引っこ抜くと、根ごとぞっくり抜けてくる。ナス、エンドウ、胡瓜、大根、ピーマンを収穫。胡瓜は多過ぎて一度に食べられないので、缶ビールで漬け込んだ。で、昼食は野菜づくしとあいなりました。新鮮な大根でおろしを作り、かつおぶしで食べると、たいへんおいしい。数日前に漬けた胡瓜のビール漬けも、ちょうど食べごろになっていたので、これも結構な味です。

午後から、最後のサクランボを親戚に配り、ついでに買い物をしてくる予定。「紅秀峰」という大粒の品種です。これがなかなかいい品種で、食べでがあって私は「佐藤錦」の次に好きです。七月に入ると、「佐藤錦」はいたみがはやくなりますが、「紅秀峰」はサクランボとしてはわりに日持ちがする品種です。市場ではちょうど今が盛りの時期でしょう。

さて、なかなか静かに本が読めません。車の中で、ドヴォルザークの「スラブ舞曲」でも聞いていきましょう。
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