厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2015年200冊目『仕事ができる人の「デスクトップ」は美しい』

2015-11-24 22:02:28 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

今年の目標、200冊目の紹介です!

仕事のやり方や進め方には、その人の個性があらわれますよね。この本では、仕事ができる人と、そうでない人を見分ける1つの目安として、PCの「デスクトップ」を提示します。

仕事への姿勢はデスクトップにあらわれ、頭が良くて仕事ができる人は皆一様に、デスクトップが美しいと言います。

デスクトップの他にも、特に若いビジネスパーソンがOJT(日常業務を通じたスキルアップ)の中で身につけてほしい29のコツが記載されています。

1.仕事に必要なツールを整備しておく(デスクトップを整える)

デスクトップの整理には手抜きが目立つ。これを無意識に続けていると2つの大きな問題が生じる。1つは探し物に時間を浪費すること。もう1つはパソコン性能の低下。

2.仕事のダンドリをつける(スケジューリング)

イマイチな人の典型的なパターンは、他人とのアポしか書き込んでいないケース。アポだけでなくデスクワークの予定も書き込むこと。自分ひとりでやる仕事は、上司から「いつから始めるのか?」と細かく指示されることはあまりなく(=プレッシャーがない)、大きな落とし穴。

3.上司や同僚、取引先などと連絡を取り合う(メール)

頭がいい人は朝イチのメール送信で「突発的な仕事」を「予定」に変える。そろそろ連絡がきそうな相手がいたら、先方からの連絡を待たずにこちらからコンタクトする。突発的な仕事によっていつも自分のペースを乱されている人には、受け身の姿勢が目立つ。

4.いつも考えながら仕事をする(汎用ソフトの活用)

5.SNSで視野を広げて仲間を増やす(SNSの駆使)

たしかに、PCのデスクトップを見れば、その人が仕事のできる人か否かが分かるというのは、私も同感です。デスクトップにものすごい数のファイルを置いている人が、私の近くにもいます・・・それでPCの動きが悪いと文句を言うのは、自業自得ですね。

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2015年199冊目『こだわらない。』

2015-11-24 11:46:11 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

元結不動密蔵院の住職で著書も多い名取芳彦(ほうげん)さんが、こだわりを消して心が軽くなるヒントを提供します。

本来生きるのはそんなに難しくないのに、こだわりを持つことで苦しみ、もがくことになってしまいます。それは、これまでの知識や経験では埋めることができない黒い穴のようなもの。この本では、そうして避けて通ってきた目の前にある穴を埋めて、少しでも安心して堂々と臆することなく人生を歩むために書かれたものです。

掲載されている48それぞれの項目を人生の穴に見立て、「自分はこの穴をどうやって埋めただろう」「この穴はどの教えで埋めたことになるのだろう」と、名取さんご自身の経験を振り返ります。皆さんが持っている知識と経験に、先人たちの仏教の知恵と経験を加えれば、みるみるうちに埋まる穴がたくさんあります。

平凡な自分にこだわらない/やりたいことにこだわらない/人からの評価にこだわらない/自分の性格にこだわらない/恋の執着にこだわらない/他人の性格にこだわらない/思い込みにこだわらない/足りないことにこだわらない/過去と未来にこだわらない

本書を読んで仏教は、いつどんなことが起こっても心おだやかでいたい人のための教えであるように思いました。仕事とかで慌しい中でも、こういう考え方を時には持ちたいものです。

【my pick-up】

◎悪口を言っても、それだけで終わらせない

昔から「人の悪口は言わないほうがいい」と処世訓として言い伝えられているのは、メリットよりもはるかに多くのデメリットがあるからです。悪口を言う人の多くは、問題を解決するために自分から行動することはほとんどありません。この点で無責任なのです。悪口を悪口で終わらせないために、「まあ、そうは言っても、あの人にはあの人なりの悩みがあるのでしょうね」と対象を慈悲の心で包んで話を結ぶ方法です。あるいは、「まあ、そんなことが言えるほど私は偉くないですけどね」と謙遜してしめくくる方法もあります。悪口を言う人はみんな似た雰囲気を持っています。そんな人の仲間入りはしないほうがいいですよ。

◎早起きしたければ、朝やるべきことをつくる

自分のためでも、他人のためでも、朝やるべきことがある人は、早起きします。何もやることがないなら、どうぞゆっくり寝てください。

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