評価 (3点/5点満点)
研究者→医者→米国で起業→日本で上場し、「世界から失明を撲滅する」ことをビジョンとしている窪田良さんが、「なりたい人」になるために必要な思いとチャレンジする勇気を41のやり方として紹介します。
窪田さんの「なりたい人」は、「世界にインパクトを与えられる人」。本書を読むと、楽しくてついついやってしまう、楽しいからやめられない、そんなことを続けることで開ける人生もあるのだということを知ります。
小学校はもちろん、中学も高校も、大学も、とにかく過去には戻りたくない。なぜなら、あのときと同じだけのベストをもう一度尽くしきれるかと思うと、正直いって自信がないからだ。それくらい、ベストを尽くしてきた。(P.255)
ここまで言い切れる、過去に後悔しない生き方に感動します。
また、他人の価値観や世間の価値観に合わせても、人は幸せを感じることができず、自分の価値観に合わせて生きること。それが、幸せな人生を生きる最短コースなんですね。