評価 (3点/5点満点)
著者の斉藤雄伽さんは、20代半ばから約10年間ヘッドハンティングに従事し、この仕事を通じて日々多くの企業で活躍している人々に会ってきました。その中で、彼らに共通した行動パターンや思考パターンを発見したそうです。
本書では、成功している人のこれらのパターンを具体的に紹介しています。
読んで思ったのはまず、成功者は高い役職や報酬を得て周りに成功者と認識される以前から既に成功者のパターンを身につけているということ。また、基本をしっかり身につけて地道にこなしているということです。
基本をおろそかにした状態でノウハウだけを追い求めても、成功者になれる可能性は低いと思いますが、成功者のパターンを思考レベルから身につけて効率よく皆さんの能力や時間を活用すれば、回り道を極力回避することができるでしょう。