行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2009年1月12日(月)の日記

2009年01月12日 | 日記

朝は会社へ行く日より1時間ばかり遅く起きる。朝飯は昨夜、飲んでから帰る途中にコンビニで菓子パンを買っておいた。

朝飯を食べつつ、昨日は見なかった大河ドラマの録画分を見る。その後は、昨日の続きで年末年始に録画したゴジラ映画を見る。早めに見てしまわないと、また数ヶ月か半年もハードディスクに置いたままになりそうだ。

今日見たのは、
「ゴジラ2000 ミレニアム」(1999年)
「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」(2000年)
「ゴジラ×メカゴジラ」(2002年)
「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」(2003年)
の4本。1999年から2004年までの6作品のうち、他の2本はテレビ放映や映画館で見たが、この4本は未見だった。

この時期はデジタル技術がどんどん普及したころで、実風景の映像との合成シーンが目立つようになった。1996年からの平成ウルトラでも見られたものだが。それから、怪獣に向かうミサイルなどでCGIの映像も多く見られるようになってきた。

「ゴジラ×メガギラス」でゴジラ映画ではおそらく初めての女性主人公が登場していた。自分としては2000年になってやっと、という感じ。覚えている限りだと、特撮怪獣・ヒーローものやアニメのメカもので女性主人公を最初に見たのは、すでに1984年(昭和59年)のこと。「ゴジラ×メガギラス」の16年前。8年ぶりに復活した1984年版「ゴジラ」と同じ年。

1984年の4月から9月まで「超時空騎団サザンクロス」というアニメがあった。女性が主人公のロボットアニメ。日曜の昼過ぎに放映されていた。自分が大学を出て就職した年で、日曜日に朝寝して遅い朝飯を食べて、独身寮の自分の部屋でだらだらテレビを見ているとやっていて、けっこう気に入って見ていた。(「超時空××」というアニメは、その前にマクロスとかオーガスというのがあったらしいけど見ていない。)

実写・特撮で戦う美しきヒロインものだと、「ゼイラム」(1991年)、「ゼイラム2」(1994年)を思い出す。これは大手の映画会社ではないところの作品。やはり大手の映画会社などで男の年を取ったお偉いさんが多い組織では、女性が主人公の怪獣ものや、戦うヒロインものという発想がなかなかできないし、企画も通りにくかったのだろう。

ガメラでも平成ガメラシリーズ3作品の3本目でやっと中山忍が主役になった。ウルトラだと、かつては北斗と南の合体変身で主役ウルトラマンに変身する女性の登場人物はいたが(もっとも途中で降板したが)、怪獣攻撃隊の隊長が女性というのは1996年の「ウルトラマンティガ」で高樹澪が演じるまでいなかった。

一方、今回まとめて4本を見たわけで、その印象としてはどうかといえば、ゴジラ映画がどんどん行き詰っていったように思えた。ゴジラは1954年(昭和29年)に誕生したときは原水爆から生まれた怪物だった。その後は一時、正義の味方怪獣になった時期もあるが、1984年以降は再び人類の敵怪獣として描かれるようになった。

1999年以降も基本的にその路線。確かに、それぞれの作品は独自に工夫を凝らして観客の気持ちを引こうとしていはいるし、それぞれに物語の決着はつけている。だけど基本は、科学技術の暴走が人類に災いをもたらす(そのシンボルがゴジラ)ことを警告する物語。つまり、1954年ゴジラの枠の中から出ていないわけだ。それが4本まとめてみると、ワンパターン、そして、行き詰まりとして見えてくる。

東宝もその行き詰まりを分かっていたのだろう。それで、最後に出せるだけの怪獣を出したバトルアクション映画「ゴジラFINAL WARS」(1994年)を作って、ゴジラ映画を一旦、打ち止めにしたのだと思う(この映画は妙典で見ている)。

 

昼飯は、南行徳駅前まで行って松屋カレー・野菜セット

晩飯はバイパスのラーメン屋のめん組に行き、少し前から登場したメニューで味噌辛らあめんを食べる。

スープは唐辛子の赤い色になっている。でも、そんなに辛いわけではない。今のような冬の寒いときに、そんなに汗をかかない程度に(汗をかいて冷えて風邪を引くのも困る)温まるのはよい。

このラーメンで身体にエネルギーを入れておいて、今夜はダンベル。今回は上半身メニュー。

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