無水鍋

オットの実家に、わたしが嫁いだ頃からあった無水鍋。
昔々義母は、これでシュークリームを作ってくれた、
そんな話をオットから聞いたことがありました。

かなり年季も入っていい感じになっていた無水鍋。
いつの頃からか、あまり使われなくなり、
いつか手放す時には、
わたしにくださいねともう10年以上前から、
話していました。
オーブンに入れて使いたかったのです。

ストウブにバーミキュラ、無水調理も、オーブンでの煮込みやパン焼きにも、適した鍋は持っています。

しかしながら、蓋の部分を底にして本体を蓋としてかぶせることができるこの形はとても魅力的でした。

でも、新しいものを買うつもりはなく、
あくまで義母のを譲り受けるつもりだったのですが、
昨年秋に義母宅に行った際に、
これ欲しがっていたよねと、処分せずとっておいたと
義母が出してくれたのは違う鍋。

実家といえど、よそ様のお宅。
くまなく探してはいないけれど、
無水鍋が見つからない。処分した？？？

結局無水鍋の行方は、わからないまま。

そんなことを覚えていたオット。

お正月のお休み中に出かけた折に、
D&DEPERTMENTに寄ってくれて、
無水鍋買えば？と。

時々通う料理教室のそばに、
こんなお店があってねと話したことがありました。

あまり行きつけない場所に車で出かけるのは嫌がる人なのに、そのためだけに寄ってくれたので、
ありがたく買ってもらうことにしました。

というわけで、年季の入った無水鍋でなく、
ピカピカの無水鍋が仲間入り。

軽いのは他の鍋にない良さ。

よっこらしょと重い鍋を持つ元気のない日にも、
気軽に使えそうです。
いえ、買ってもらったからには、
しっかり使います。

ドラマ、夕べのカレー、明日のパンで、
毎朝炊ける無水鍋のごはん、美味しそうだったなぁ。

今年も結婚記念日を忘れていたのは、
忘れることにします。笑

祝 成人

紅白の薯蕷饅頭を作ってみました。

もう少し赤くしてもよかったかな？




今日は次男の成人式。

元気に出かけて行きました。

小さい頃から、しっかり者、

一歩下がって後ろから、
みんなの様子を見て、状況を把握するそんな子でした。

ワイワイとあまり騒ぐこともなく、
どちらかといわずとも、いつも冷静。

そんな性格の次男に、
そんなにしっかりしなくていいよ、
もっとゆっくり大きくなってよと、
思ったりしたものです。

最近は、わたしと口喧嘩しても、
怒っているのはあなただけ、
オレは何も怒っていないなんて、
憎らしいことを、静か〜な口調で言ったりしますが、
それも成長かな。そう言われるとイラッとすることもありますが。（笑

とはいえ、今までわたしを、
本気で怒らせたことは一度もないし、
本当に困らせたことも一度だけ。
真っ直ぐすぎるその性格が招いたものだったけれど、
彼の主張は、
間違っていなかったとわたしも思っています。

これからは、今まで以上に親離れしていくことでしょうけれど、それをわたしも喜びとして、
一社会人として、世の中に送り出すまで、
見守っていけたらとおもいます。