ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ますます秋

2007年10月08日 06時58分54秒 | 田舎暮らし
夏祭りが終わると一段と秋が深まる。
ふと気づいたら柿の木にアケビのみがいっぱい実っていた。
しゃぶるとびっくりするほど甘い。
でも食べるところはほとんどないので、ぷっ、ぷっ、ぷっ・・・と種を飛ばすとすぐに口が疲れて、あまり食べれない。
はは~ん、これが狙いなのだな、とアケビの術中にはまったことに気づく。

今年は彼岸花が遅い。
いつもならもうとっくに消え去っているのに、まだ咲き誇っている。
彼岸花は毒なのに鹿が食べるという。鹿は同じく有毒のスイセンまで食べるのでよほどの悪食らしい。
あの大食いの山羊だって食べないのにね。

栗はまだ青い。まだまだ食べるのは先のようだ。

柿は大分赤くなってきた。赤くなったのを齧ってみたらもう十分に甘い。
これからうんざりするほどの柿の季節。毎日毎日柿を食べて、やがて食べ飽きた頃秋が終わる。


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村祭りイブ

2007年10月07日 04時37分46秒 | 田舎暮らし
昨日は村祭りイブ。
神輿は酒樽神輿にクリスマスの飾りのような飾り付けをするので、村祭りイブって感じだ。
宮の掃除と昼間、宮で神事と呑み会。
当番の集落の人が他の集落の人を接待して酒を呑む。
接待といっても各自弁当を持ってくるので酒を出すくらいのものだ。
そして今日は村祭り。
こどもがみこしを引くのだけど、子供も若い人もめっきり減り、なんともさびしいさえない祭りだ。
でも田舎暮らし派にとってはこれくらいがちょうどいい。
これが伝統と格式のある祭りだと、準備に時間や金をとられてかなわない。

田舎暮らしでの近所付き合いは、近づきすぎず遠すぎず、その微妙な距離感でつきあうのがいい。
言われたことだけする。言われたことしかしない。~という日ごろの生き方はここでも十分に発揮しているので、たいした役が回ってくることもない。
村おこしは集落ではなくより広い地域で考えたほうがいいと思っている。
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何度目の抱卵・・・かな?

2007年10月06日 14時17分37秒 | 鶏の話
ウコッケイが一羽どうも産卵部屋に閉じこもっているようだ。
別にタマゴを抱いている風もないのだけど・・・。
でもこれやっぱり巣篭もりなんだろうね。

というわけで、むりやり抱卵部屋に閉じ込めた。
そして我が家の小さめのタマゴ3個と買ってきたウコッケイの卵4個を入れた。
ウコッケイのタマゴを買ったのは別の血を入れたかったからだ。
(有精卵かどうか保証はないけど、ウコッケイなので多分有精卵だろう。)
さてすんなり抱いてくれるかな・・・と思ったら、またしてもすんなり抱いてはくれなかった。
でもまあこの状態で2~3日様子を見ることにしよう。

このまえ鶏をさばいたら、とたんにタマゴの個数が減ってしまった。
昨日なんかたった1個だけ!!
あ~あ、やっぱり現役だったのだ。
3年以上たってたのに・・・。
それに鶏肉も意外と柔らかかった。
それでチキンカツでいただくことが出来た。
我が家はやっぱり楽な環境なのだろう。
鶏まですっかり怠け者になってしまったようだ。
よそだったらこんなに卵を産まなかったら、とっくに処分されてるぞ。
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結婚相談所

2007年10月05日 05時48分09秒 | 山羊の話
ユキの発情のことを書いたら、結婚相談所からのトラックバックがあった。

「関東周辺の結婚相談所(紹介所)で結婚する方法 無料ガイドブック進呈中」

なんと山羊の相手まで見つけてくれるのだろうか???
でも関東周辺・・・ちょっと遠いか。

日ごろろくでもないものが多いトラックバック。
今回はちょっぴり笑えた。
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ユキの発情

2007年10月04日 17時48分39秒 | 山羊の話
「もうだめ!あたし、男なしじゃ生きていけない!!」
山羊のユキがけたたましく鳴きだした。
「もう、ぜいたくいわない。
男だったら誰でもいいからはやくつれてきて!!」
「そういってもなぁ。こっちにもいろいろ都合があるし・・・。」
「ああ、もうだめ!はやく、はやく!はやく!!」
「まったく、はしたない。なんというやつだ。
こんな子に育てた覚えはないぞ」
でもユキは聞き分けなく、一日中鳴きどおしだった。

今年初めての発情。そしてこれがあと2日続く。
見合いをさせてあげたい気持ちはやまやまだけど今回はちょと時間が取れそうにない。
次回に回してもらおう。
「ユキ、もうちょっと身持ちを改めていい子にしてたら、次はいい男を紹介してやるからな」
と因果を含めて説得することにした。
でもはたして聞き分けてくれるかどうか・・・。
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鶏退治

2007年10月03日 04時34分16秒 | 田舎暮らし

鶏が20羽いるのに毎日4~6個しかタマゴを産まない。
ヒヨコと雄鶏ともともとあまり産まないウコッケイを除いても11羽。
それで4~6個とは!!
もう4年になる最初の鶏がそのおもな原因。産みが悪くなっているのだ。そのくせよく食べよくヒヨコをいじめる。
これはゆるせん!

というわけで何度目かの鶏退治。
ふつう養鶏家は一年で鶏をつぶしてしまうんだよ。

朝から相撲とりの仕切りのように気分を次第に盛り上げる。
最初はなかなかやる気がしない。
倉庫には昨日から閉じ込めている鶏2羽。くっくっ・・・と鳴く鶏からついつい目をそらす。
けれど釜戸に火を点け、大きな釜にお湯を入れて沸かして、鶏を吊り下げるロープと台を用意して、調理用のテーブルやまな板やトレーを用意して、新聞紙を敷き詰めて、包丁をよく砥いで・・・なんてしているうちに気分が盛り上がってくる。
そしていよいよ意を決して軍手をして鶏を倉庫から出す。そして逆さづりにして頚動脈を切る、いちばんいやな瞬間。でも一気にしないとかえって鶏を苦しめることになる。
鶏はバタバタバタと激しく動き血がぼたぼたぼたと滴り落ちる。
そして完全に血が出るまで待って、鶏をお湯につける。それから羽をむしっていく。羽をむしった後の鶏を立たせてみると鶏は実は恐竜であることに気づく。羽はどう見ても手。恐竜のように長い足と短い手をしている。そしてティラノサウルスを食べてみたいという気になってくる。
もちろんティラノサウルスがいたら逆に食べられてしまうだろうけど。
それはともかくも、ここで軍手から調理用の手袋に変える。ここまで来ると鶏をさばくというよりも料理をしている気分になってくる。
そしてもう何度もしているので、後は割と順調に進む。

一羽からはすぐにでも産みそうな殻つきの卵が出てきた。まだ現役だったのだ!もう一羽からは多分翌日は産むだろうという柔らかい殻のタマゴが出てきた。これも現役だったのだ!

ともあれ、何とか終わり、毛などは堆肥に、頭や腸・胆嚢・胃などの内臓はぼかしに入れて後片付けをして終わり。
晩は肝臓、砂肝などを煮物にしてありがたくいただいた。

倉庫の鶏カゴにはタマゴが1個残っていた。
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田舎*レストランvol.1

2007年10月02日 07時32分21秒 | 田舎暮らし
こんなのがあるそうです。
息子のイベントだけど当農園からも野菜などを出します。
興味のある方はどうぞ参加してくださいね。

  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 ▼10/28(日)「田舎*レストランvol.1」 @銀座「茶子溜り」
 ……………………………………………………………………………
 田舎とつながる座談会「田舎*cafe」レストランバージョンを
 初開催!20代後半で新規就農した畑山さんと、同じく20代後半に
 農業修行を3年間積み、今秋に自身の農園を開業準備中の右田さん。

 若い2人が、農を仕事にすることを選択した理由とは?
 これまでの2人の歩み、リアルな苦労話や感動話の生産実話付で、
 それぞれの農園で作られた“無農薬”の最高の野菜料理を味わう。
 心もお腹も満たされる、またとない機会にぜひご参加ください。
 
 ・日時:10/28(日)18:00~21:00
 ・ゲスト:「畑山農場」畑山貴宏さん@山梨県
      「右田農園」右田太郎さん@兵庫県
 ・参加費:社会人4000円、学生3500円
     (講演費、お食事代、ワンドリンク込み)
 ・料理:ゲストの農園で作られた無農薬のお野菜料理を、
     生産実話付でお召し上がりいただけます!
 ・場所:「茶子溜り」@銀座
      http://www.chakodamari.jp/chakodamari.html
 ・要お申込:community@npo-egao.net
      (お名前・ご所属・メールアドレス・一言自己紹介)
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カワニナ

2007年10月02日 07時11分08秒 | 田舎暮らし
山羊の餌の芋のつるをもらいに行ったところに川が流れていたので、カワニナをとって来た。
あまりなかったけどそれでも30個ほどとれた。
メダカの水槽が藻で覆われてるのでこれを食べさせようと思ったのだ。
それと裏の沢に投入して蛍を増やそうと思った。
メダカのほうはうまくいくかどうかよくわからない。
タニシならいいだろうけどカワニナは清流でないとだめかも知れない。
蛍もよくわからない。以前100個ほど投入したことがあったけど日照りで水がなくなったり、大雨で流されてしまったりしたから。
でもまあだめもとでやってみよう。
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