ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

死刑

2007年10月20日 17時25分55秒 | 雑感
「死刑」というとどうしても死刑される立場になることを想像してしまう。
もし無実で死刑になるとしたら、そのような状況に耐えられるだろうか?
他の刑ならば、或いは冤罪を晴らすことが出来るかも知れない。
でも死刑になったらもう2度とそんなチャンスはないのだ。

日本の場合は有罪率が極めて高く再審率は極めて低い。
捕まったら、やってるやってないにかかわらずほとんどすべて「有罪」なのだ。
日本は三審制?とんでもない、ほとんど1審で決まってしまう。
上告してもほとんどすべて棄却されてしまうからだ。
もちろん死刑の場合は上告は認められるけど一審の有罪を覆すのはきわめて難しい。

冤罪は必ずある。
死刑に賛成する人は自分が冤罪で死刑になるときのことを想像してほしい。
冤罪がある限り死刑には反対だ。
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かな文字

2007年10月20日 04時30分47秒 | 雑感
言葉は駆け足で進み文字はゆっくり休みながら後を追っていく。
カメがウサギを追いかけるように。
それでほったらかしにしておくと、ウサギはどんどん先に行ってカメはすっかり置いてけぼりを食う。
ウサギはちっとも居眠りをしてくれない。
というわけで時々はむりやりカメをウサギのそばに連れてやらないといけない。
でもカメはじっとしてるのが好きで無理やり連れて行こうとすると足を踏ん張って抵抗する。

「私は」を「私わ」に変えようというとほとんどの人は反対するだろう。でも「私わ」にしてどれほど支障があるだろうか。
「ぢ」と「じ」、「づ」と「ず」どうして同じ発音をするのだろう。文字の無駄遣いではないだろうか?
もう今では使われなくなった、「ゐ」と「ゑ」。せっかく文字があるのにどうして使わないのか?
かって「V」をあらわすのに「ヴ」という表示を工夫した。でも今でほほとんど誰もこんな工夫をしようとしない。
それどころか「ヴ」さえも次第に使われなくなってきている。
これではかな文字はますます話し言葉から取り残されていくばかりではないだろうか?
戦後大きなかな表記の改革があった。
今かな表記を改革しようとするとほとんどの人が反対する。
それでいて誰でも何の疑問もなく新かな遣いを使っている。
としたらこれは単なる慣れの問題でしかないではないか。

そこで提案。

・「だぢづでど」~は、「だ、でぃ、どぅ、で、ど」と発音しよう。
・「ばびぶべぼ」以外に「ヴぁヴぃヴヴぇヴぉ」(「ヴ」はひらがな)を作ろう。
・わゐ(wu)ゑを~の(wu)の文字を作ろう。
・「やいゆえよ」~「い」と「え」は別の文字を作り「いぃ」、「いぇ」と発音しよう。
・「がぎぐげご」と、「んが、んぎ、んご、んげ、んご」を区別できる文字を作ろう。
・ぐわ、ぐぃ、ぐぅ、ぐぇ、ぐぉの文字を作ろう。
・RとLをかな表記できるように工夫しよう。
 たとえば(正しいかどうかしらないけど)
 るぁ、るぃ、るぅ、るぇ、るぉ
 ぅら、ぅり、ぅる、ぅれ、ぅろ
・「は」を「わ」と読ませるのは止めよう。

文字は絶えず改革しないといけない。
かな文字は今のままでは話し言葉や外国語についていけない。
そろそろ大幅な改革が必要だと思うのだけどどうだろうか?
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