ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

作家

2007年10月30日 05時40分05秒 | 田舎暮らし
作家というと、和服を着て、文机で、原稿用紙に太い万年筆で一行書いては、ざんばら髪をかきむしって、原稿用紙をくしゃくしゃと丸めてぽいと捨てる~というのを職業にしている人、とついつい思ってしまう。
でも今どきもうこんな古典的な職業の人はいないのかもしれない。
でももしも自分が作家だったとしたら、きっとこんなふうに形からはいるだろう。
ただ新しい原稿用紙をくしゃくしゃにして捨てるのはもったいないので、くしゃくしゃ用に書き損じの用紙をそばにおいて置くだろう。
それに困ったことに和服も万年筆ももっていない。字もすこぶる下手で自分の書いた文字が自分で読めないことがよくある。これでは作家になるのは難しいかもしれない。
印税は一割だとか。ということは1500円の本を売ったら、150円もらえることになる。でもこれでは発泡酒1本しか飲めない。ここは最低1日2冊売る必要がある。でも2冊だったらネットを通じて或いは売れるかもしれない。すると毎日何もしないでも酒を呑めることになる。これは悪くない。

~なんてしょうもないことはどうでもいいのだけど、実は昨日、時代小説作家の羽太雄平さんと奥さんの山羊友のはたかおりさんが岡山からの帰りに我が家に泊まりに着てくれた。それからのらさんたちご夫婦と子供たち、晩遅くまでいっしょに囲炉裏で大いに食べながら、大いに呑み、大いに呑みながら、大いに呑んだ。
いつもは途中で呑みすぎて居眠りする悪い癖があるのだけど、今回は絶対居眠りしないぞと自分に言い聞かせていたので、やっぱり途中で居眠りしてしまった。ご免なさい。
というわけで最初と最後の話はよく覚えているのだけど途中の話はよく覚えていない。
でもまあ羽太雄平さんは想像上の絶滅危惧種的な作家でなくとても気さくな人でよかった。おかげでいつものようにたらふく酒を呑み、いつものように居眠りできた。ちなみに書くのはやっぱり万年筆ではなくワープロだという。
小説の話しなどたくさん聞き、悪いことにのらさんのご主人も時代小説ファンらしく熱心に話を聴いてたので、おかげでこちらも聞いてる間せっせとたくさん呑むことができた。
でも翌日は全員呑みすぎ症状だったので一人だけ呑んでたわけではない。~念のため。

はたかおりさんはネット上ではよく知ってるけど(変な人だと・・・?)、もちろん会うのは初めて。最初は「あれっ?」と思ったけど、すぐに「やっぱり!」と思った。そうそうやっぱりそうなんだと一人で納得した。
翌日晴の(?)山羊との対面。実はユキとの対面をひそかに楽しみにしていたのだ。ユキは実に巧妙に、実に天才的に頭突きをするので、たいていの客は我が家に来ると山羊嫌いになって帰っていく。それで山羊好き人間のはたかおりさんが果たしてどうユキを手なづけるか、あるいはユキから手なづけられて山羊嫌いになって帰っていくのか、とても興味があった。でも結果は山羊を小屋から出すチャンスがなく小屋の外から対面したので思ったようなユキ効果はなかった。でもはたかおりさんの前では地が出るらしくユキは荒れてて、たちまちユキの性格の悪さを見破られてしまった。
例のうわさの「ななちゃんカレンダー」をいただいた。
それからルーラルカプリ牧場の山羊チーズとても美味かった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする