ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

町のイスキア コンサート(3)

2022年10月04日 18時53分07秒 | 音楽の話
さて次の曲は、
・クープランの「子守唄またはゆりかごへの愛」
・ピアソラの「オブリビオン~クロードタンゴ」
・月光=荒城の月
・「もののけ姫」より「アシタカとサン」

クープランの曲はピアノなのに、いかにもハープシコード!って感じの演奏で、とっても楽しめた。
クロードタンゴ~はじめて聞いたけど、4曲の中で一番楽しめた。
月光=荒城の月はなるほど・・・という感じの演奏。
バッハの平均率の1番ハ長調を伴奏にグノーがアベマリアを作曲したように、
ベートーベンの月光の1楽章を伴奏に荒城の月をチェロで演奏する。
これってとっても革命的じゃない?
月光の1楽章だけではなんか物足りなさを感じるけど、これに荒城の月をはめ込むとこれがぴったりはまる!
そう、これってとっても革命的じゃない?
この曲はピアノとチェロとの演奏だった。
歌があっても良かったんじゃないかなとも思った。

ところで(どうでもいいことなのだけど)このコンサートはいつものようにピアノとチェロとソプラノ。
チェロとソプラノは適当に入れ替わりするけどピアノは出ずっぱり。
ソロ演奏だけでなく、チェロや歌の伴奏もしないといけない
いったい演奏料ってどうなっているんだろうね?
時給を考えると半分はピアニストがもらってもいいように思うのだけど、
きっとみんな同じ給料何だろうね。
(なんかピアニストが可哀そう・・・)
もっともこんなこと言ってたらオーケストラなんてもっとひどい。
バイオリン奏者はずっ~~~としこしこしこしこ指を動かしっぱなし。
ところが打楽器奏者と言うと、特に大太鼓なんかほんの数回、どん・どん・どん・どんと叩いたら終わり。
でもきっと同じ給料をもらっているんだろうね。
もちろん打楽器奏者だっていつもいつも怠けているわけじゃない。
ラヴェルのボレロなんか子太鼓奏者はずっ~と叩きっぱなし。
思わず腱鞘炎になるんじゃないか?と傍で見てるとついつい心配したくなる。
ベートーベンの9番のティンパニー奏者も日頃は打楽器奏者の中では偉そうにしているのにこの曲となるとたちまち肉体労働者。
初めから終わりまで叩きっぱなし。
でも周りの目は冷ややか。
いつも怠けているんだから、たまには人並に仕事せにゃぁ~

いえいえこんな話じゃなかったな。
続きは明日です。


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