ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

推理小説

2021年08月14日 17時18分45秒 | 本の中から
今日も一日降り続いた。
沢はあふれている。
でもまだ豪雨と言うほどの雨ではなく、
なんとか「晴耕雨読」を楽しんでいる。
最近、推理小説・・・というかミステリー小説を楽しんでいる。
(推理小説とミステリー小説に何か違いがあるのだろうか?
自分ではかってに昔ながらの推理中心の本格的な小説を「推理小説」
もっと軽いビジュアル的な、あるいはテレビの2時間ドラマみたいなものを「ミステリー小説」の区別しているのだけど・・・)
もともと推理小説はあまり好きではなかった。
推理を追うのが面倒くさい、何よりユーモアがないのが面白くない。
古典的な江戸川乱歩や横溝正史の探偵小説、
面白くはあるのだけど何か物足りない。
本格的な推理小説の立場にたつと「変装」はルール違反だと思う。
これだったら密室殺人の謎解きなどを無視して話を進めることができる。
「江戸川乱歩全集」もあと最後の一冊で完読、と言うところで、とうとううんざりして読むのを止めてしまった。
どちらかと言うと乱歩より横溝正史の方が土着的な味があって好きだけど、
でも数冊しか、5~6冊しか読んでいない、あとはテレビドラマで満足している。
探偵小説の後は推理小説。
松本清張の社会派推理小説~確か2~3冊しか読んでいない。
何とも重い、重っ苦しい~
それ以外日本の推理小説を読んだ記憶はない。
西村・・・とか、内田・・とか、1冊も読んでない・
自分では人の価値を決めるのは「優しさ」、
小説の価値を決めるのは「ユーモア」だと思っている。
ユーモアのない小説には魅力を感じない。
そのてん従来の推理小説にはユーモアが欠けている。
それで魅力を感じなかった。
でも最近、ふとしたきっかけで推理小説、いえいえミステリー小
そして今はまっているのは、東川篤哉氏の作品。
推理に関しては最初はかなり無理筋を感じたけど、巻を重ねるごとにとってもくなっている。
何よりも楽しいのはユーモア感覚。
もう10数冊読んだけど少しも飽きない。
新しい感覚のミステリー小説として、まだしばらく読み続けるだろう。

コメント
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