閉会式

開会式は、長ったらしい選手団の入場行進を、

半ば夢心地、うつらうつら・・・と、

さらに、とっても長ったらしいIOC会長やJOC会長の演説にうんざりしながら聞いたけど、

閉会式ではまあ入場行進だけでも短くなって良かった。

これはきっと前回の東京オリンピックからの遺産なのだろう。

でも、ここぞとばかりの演説の長さには相変わらずで、うんざりした。

ここらへんは、参加した選手たちもすっかりわかってたらしく、

この演説が終わるころにはほとんどの選手たちが退場してしまっていた。

律儀な日本選手たちは別として・・・

明日はきっとほとんどの選手たちは帰国する、

そう、IOC会長やJOC会長と違ってみんな忙しいんだよ。

明日は浅草にお土産を買いに行かないと！

とっても美味い選手村の食事、これが最後とばかり、大いに食いだめ呑みだめしなけりゃ！
何よりみんなで大いに羽目を外して楽しもうや～～～

早く選手村に帰ろう！
こんな演説に付き合ってられるかい！

そうそう、みんな忙しいんだよ。

そして・・・ずいぶん人が減ってずいぶん寂しくなって・・・も！、まだ演説は終わらない。

でも・・・まあ・・・そのうち・・・ものみな終わる・・・

・・・・・・・・

そう・・・

これで終わりなんだねぇ～

・・・・・・・・

なんて、いかにも閉会式にふさわしい、お通夜みたいな雰囲気になってきた。

オリンピック旗や日章旗が降ろされ、聖火が消えて・・・

でも最後を飾ったのは次期開催国のフランスのパリ紹介影像。

国歌・血塗られたマルセイエーズをとってもゆっくりしたテンポでしみじみした演奏を背景に、

パリの史跡をそのまま競技会場に使用するというコンセプトの映像とってもいいね。

そしてジェット機で描く3色旗。

オリンピックマークを描くよりもずっと容易いだろうけど効果はこちらの方がずっとある。

これだったら東京オリンピックでもオリンピック旗でなく、

日が昇ぼる日章旗になり、やがて日の丸に変わる、そんなパフォーマンスができなかったか？

（とりわけ韓国選手団の真上にそんなパフォーマンスできなかったか？）

閉会式も開会式とともに、とってもきっと安上がりの式。

うんうんこれでいいんだよね！
巨大メディア受けするイベント、もういいかげんやめたどう？！

オリンピックはメディアのために開けられるんじゃない。

IOCやJOCのために開かれるんじゃない。.

観客のために開かれるんでもない。

何よりもアスリートのために開けれるもの。

それなら観客もいらない。

競技の会場と選手だけでいい。

そんな原点を感じさせる大会だった。

「ありがとう！」

「オリンピックを開催してくれてありがとう！」

こんな選手たちの気持をとっても感じさせてくれる大会だった。

開催にさんざん反対してたメディアの卑しさをつくづく感じさせられたけど、最後はこんな卑しい卑しい、視聴率乞食のメディアもやっぱりなびく。

日本人として誇りを持てる大会だった。

オリンピックが開催出来て本当に良かった。

反日メディアに乗せられなくて本当に良かった。