ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

智頭~町並み

2016年05月30日 18時56分12秒 | 田舎暮らし
さて智頭の街並みだけど、ここから石谷家住宅をのけたら何が残るだろう?
町並みの楽しさは点でなく線。
いくつかの点が集まって線になる。
もちろんここにも古い魅力的な建物が並んでいる。
でも見学できるところはほとんどない。
古い町並みというと旧因幡街道ではここよりも平福やずっと侘しいけど素朴さが残っている大原の方が好きだ。



とはいえ町並みをあることそれなりにこだわりが感じられる。

ミミズク。



これは呼び鈴替わりかな?



小さな杉玉。

こんなのは楽しいね。

ところでもう一つのお目当て、諏訪酒造に行った。
ここはなんとあの「夏子の酒」のモデルとなったところらしい。
えっ、「夏子の酒」って舞台は新潟じゃなかった?
ところが肝心の酒と杜氏はここがモデルだったとか・・・
新潟は酒造だけ、中身はここがモデルだった。
「諏訪泉純米吟醸満点星」を買った。
軽めの酒だった。
もう一つ試飲したのはもっと濃厚な酒。
どちらも「夏子の酒」という感じとはちょっと違っていた。
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智頭~石谷家住宅(庭)

2016年05月30日 02時56分22秒 | 田舎暮らし


ここには庭がたくさんあった。
そん所そこらの小大名が及びもつかないような庭が。



でもたまたま団体客とかち合ってついつい焦ってシャッターを押し半分はピンボケだった。
しかし所詮観光地の写真。
やたらと撮りまくり家に帰って見てみると・・・
まったくうんざりさせられる。
誰でもきれいと思う写真を見てもちっとも楽しくない。
プロが撮った観光パンフレットみたいな写真を素人がとっても面白くもなんともない。
「美」とは見に行くものではなく見つけるもの。
幸せの青い鳥が家の中にいたように、本当に美しいものはすぐ近くにあるんだよ。



ともあれ観光客の集団が次の間に移った後、やっと落ち着いて写真を撮った。
庭は松が主役。
他の木と違ってとっても偉そう!



松の木は(たまたま研修で聞いた話だと)他の木のようにバサバサと剪定するのでなく、手で一葉づつ丁寧にむしっていくらしい。
その話を聞いてつくづく思った、植木職人にならなくてよかった!



この手入れの行き届いた格調のある老木を見ると、
つくづくそう思う。

というわけでしばらく松の写真です。











この庭の奥にはお決まりの滝。
さらにその向こうは山。
「これを何と言いますか?」
団体客に説明してた人がきいた。
誰かが「借景」と答えた。
「いいえ全然違います。あの山までみな石谷家のもの。借景でなく自前の庭です」
どうやらそれを自慢したかったらしい。



さてこの石谷家住宅をほぼ見終わったころ館内放送があった。
「姫路ナンバーの駐車場の・・・にライトが点いています」
うむいかん!
車種しか言わなかったけどとっさに自分の車だとわかった。
「またしても!」
そう、近ごろよくあるのだ。
慌てて観光駐車場まで行ったら、やっぱり!
でもなんとかバッテリーが落ちてなくてよかった・・・
きっと観光客が気付いて駐車場の売店の人が通知してくれたんだろうなぁ・・・
なんて思いながら、お礼を言わなければと思いながら、
何ともきまり悪く恥ずかしくて、そのままうつむいて通り過ぎたのだった。
まったくどうしようもない男だね。

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