ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

研修旅行(1)

2015年04月17日 18時59分50秒 | 竹細工
竹細工教室の研修旅行。
今回は同じ県・・・近場なのでいくつもまわった。
えっ、何でこんなところに?…というところまで。

バスの乗ったらまず何はともあれ水分補給。
そう常に健康のことを考えないとね。
それもただの水ではない。
アルコール入りの液体で体の中まで消毒しないとね。
それにまずキリンビアパーク神戸に行くので、
予習をしておかないと。
というわけで、ビールをごく・ごく・ごく・・・
そしてふとラベルを見ると、いかんアサヒだった!

とういうわけでまずはメーンの三田のキリンビアパーク神戸でビル工場の見学。
ここではキリンの一番搾りを作っている。
前は尼崎に工場があった。
電車の窓からよく見たものだった。
これがここに移って来たらしい。



入口にあったこれって・・・まるで蒸留器!
これは尼崎工場で使っていた糖化器。
麦芽からもろみを作るためにこれで温度を上げたらしい。
でも、なんでこんな形をしているのだろうな?



さて工場の中。
銅の糖化器がステンレスに変わっていた。
なんか銅のほうが美味そうだなぁ・・・
とっても気になってあとで「味に違いはないのですか?」と聞いたら、
「同じです。熱伝導率も変わりません」・・・という答えだった。
そうかなぁ…銅とステンレス、熱伝導率が同じかなぁ・・・
なんてしょうもないことが気になる。
だって銅の暖かい色と違ってステンレスの冷たい色、
「やっぱり銅のほうがおいしいです!」という返事を期待していたのだけど・・・
こんなことが気になるのはきっとバスで2本飲んだビールのせい、しかもそれがアサヒ!
そうかぁ・・・アサヒが悪かったんだ。



この広い工場。
でも・・・人がいない!
でも・・・よく見たらぱらぱらといた。
「何人働いていますか?」と聞いたら30人くらいだという。
この広い敷地で30人。
すごい!と、思う人は多いかもしれないけど、
でもこれって土地の無駄使いじゃない?
自治体はまず大企業を誘致したいと思うだろうね。
でもね、それがどれほど地元の人の雇用に役立っている?
うまく誘致できたとしても、それが税収には役立っているかもしれないけど、
それが雇用にどれほど役立っている?
市町村の活性化にどれほど役に立っている?
町の活性化を考えるなら、
過疎対策を考えてるなら、
人を増やしたいなら、
大企業でなく中小企業を、町工場を誘致したらどう?
・・・なんて人がいないひっそりとした工場を見るとついつい思ってしまう。





片隅でひっそり瓶ビールを作っていた。
しかもこれは毎日じゃないらしい。
缶より瓶のほうが絶対うまいのに・・・
でも今ではすっかり日陰者。
今では工場に片隅で暮らしている。

でもねそんな日陰者でも飲み屋に行くと主役。
呑み気屋で缶ビールなんて呑めるかい!!


さていよいよこの後試飲コーナーへ。
「一人3杯ですよ~」なんていわれて、3杯かぁ~・・・
でも3杯で大瓶1本くらいあるそうだ。
しかもなんと柿の種つき!
一番搾りとスタウト(黒ビール)ともう一つ、何だったかなぁ・・・
3杯飲んだ。
黒ビール大好き人間なので黒ビール美味かったけど、
すっかり見学で洗脳されてたので一番搾りが一番うまかった。
ちなみに一番搾りとラガーはどこが違うのですかと聞いたら、
ラガーは一番搾りだけでなく2番絞りも使っているしオオムギだけでなく米も使っているらしい。
こんな説明を聞くとラガーが2級品のように思えてくる。
でもラガーの工場を見学したら、そしてラガーを呑んだら、まったく別の印象を持っただろう。
根が単純な人間なのだ。

ともあれとっても満足してここを出たのだった。
さあ帰ろうか!
ところが・・・
えっ?!
まだ続きがあるらしい。
コメント
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