ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

研修旅行(2)

2015年04月18日 07時51分58秒 | 竹細工
メーン(?)のキリンビアパークの見学を終わり次は道の駅で食事。
ここでもしっかりビールの復習をした。
こんどはしっかり一番搾りで。

そのあとなんと、何を血迷ったのか防災センター見学。
馬の耳に念仏酔っ払いに防災訓練。
なんで?
キリンビアパークの見学と兵庫県広域防災センター見学は団体客のお決まりのコースになっているらしい。
防災センターは個人では見学できないのでいい機会ではあるのだけど・・・



とっても広いところ。
ここで兵庫の消防団の人が訓練を受ける。
たまたま降り出した雨の中あちこちで号令が聞こえる。
どうこう言う軍隊風な訓練苦手だね。
根が軟弱な男だから。



壁を手でよじ登る・・・フリークライミングだったかな?
上まで登るの滅茶苦茶大変そう。
何もそんな大変な思いをして登らなくても中にはエレベーターという、
それはそれはとっても便利なものがあるのにねぇ・・・

そして防災の話を聞いた。
ちょうどビールも効いていてうつらうつら・・・
とってもいい気分。
でもそのうち東日本大震災の話になり、
あの有名な奇跡の・・・
何というところだったかなぁ・・・
その~~~・・・
なんせ酔っぱらいながら聞いてたので・・・
中学生が真っ先に逃げたので、それにつられて小学生もみんな逃げた。
そして指定されてた避難所まで逃げて、さらに上まで逃げたのでみんな助かったという話。
もしマニュアル通りに指定されていた避難所にいたらみんな津波にやられていた・・・

こんな話を聞くとやっぱり思うのは「自助」
自分の命は自分で守る。
防災マニュアルは単に目安でしかない。
頭の固い人間がいて避難所について、ここにいろ!なんて指示したらみんな被害にあっていた。
中学生の勇敢な・・・ではなく・・・臆病な行動がみんなを救った。
自分の命は自分で守る。
これが一番大切なのではないか?



次は地震体験。
震度6から始まって震度7まで、
阪神大災害の時大阪にいてあの恐怖を体験したけど、震度7なんてそんなものじゃないね。
南海地震で想定されているのがこの震度7。
これで生き延びるかどうかは運しだい。
地震体験車ではテーブルは固定されていたけど、実際はどこもそうじゃない。
地震が起きたらテーブルの下にもぐれ、なんていう言葉も当てにできない。
まずは自助、そして運。

学校に行ってる子供を探そうとして多くの親が死んで行ったという。
子供のことは学校に任せて、まず自分の命。
「自助」なのだ。
そうそうまずは逃げること。
逃げるのは得意。
根が軟弱な男だから。

次に火事の体験。
煙が充満している中、いかに脱出するか。
体験室では煙ではなく水蒸気。
危険はないけどやっぱり怖い。
迷路を脱出する。
みんな、あっちにうろうろこっちにうろうろ・・・

たまりかねたのか出口が開いて光がさして、やっとみんな脱出できた。

そのうち

外に出ると、ヘリコプターの訓練をやっていた。
これやりたい!
これくらいの高さだったらできそうな気がする。

こうして、意外と有意義に見学を終えたのだった。
さぁ帰ろうか・・・
えっ、まだあるの?
コメント
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