ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

百年麦芽

2012年12月01日 22時26分48秒 | 酒の話
サッポロの軽~~~い(第3の)ビール
苦味も少なく、ビールとしてよりも夏に清涼飲料水代わりに飲みたい。
まあまあの酒ではないのかな。
しょっちゅう飲みたいとは思わないけど・・・
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めだか村の会(3)

2012年12月01日 03時54分49秒 | 田舎暮らし
 今日、隣の町兵庫県佐用町の目高集落とその山の上「利他の花咲く村」がテレビ朝日系の「人生の楽園」で放映される。
その前に廃村寸前の目高集落のことをいろいろ書きたかったけど、なんか面倒になって、やめた。
おいおい書くことにしよう。
目高集落はとっても懐かしい日本の里山の原点を景観を残している村。
でも今では、かって150人いた人口も地元の人は2人だけ。(他に他所から来た人が一人)
そのうち一人は100歳を越えた。
こんな村が再生あるいは新生できたら奇跡だなと思ったし、日本の里山再生のシンボルになるのではないかと思った。
それで「利他の花咲く村」の阪上さんが中心となって、目高集落の再生、あるいは新生をすることになった。
会の名前は「めだか村の会」
「めだか村」は目高集落ではない。
目高集落も含め、スタッフのいるところがめだか村。
そして目高集落だけでなく将来は周辺の地域一体が盛り上がりそして都会にも「めだか村支部」が出来たらいいなと思い「めだか村」の名前を提案した。
なんせ提案するのは大好きなのだ。実行力はまるでないけど・・・
そこで、いろんな提案をした。
でも今年は会議で明け暮れまだほとんど実現していない。
またその一方で今やってることに疑問にも思う。
結局、延命医療をしているだけではないか?と。
このまま死なせたほうがいいのではないか?と。
メンバーには地元の人は一人もいない。
よそ者が勝手にやってるに過ぎない。
これで再生できるのか?

でも・・・新生は出来るかもしれない。
田舎暮らし派の人がどんどん来て住んでくれたら。
今地元の人は2人しかいない。
それが逆に魅力だ。
直ぐに自治会で過半数を取れるから・・・
そう思ったのだけど、空き家はいっぱいあるのだけど、耕作放棄地だらけだけど・・・
どこの里山でも同じ問題が・・・売ってくれる家はない、貸してくれる家はない・・・
畑を借りようにも、持ち主と連絡が取れない・・・
こうして次第に村は死んでゆく。
こうなってはもう遅いのだ。



我が家からここまで車で40分くらいかかる。
毎回数時間かけて都会からきてくれる人もいる。
当然しょっちゅうこれるわけではない。
皆それぞれの生活があり、それぞれの生活を優先する。
それで目高集落に住んでいる人がまず動かなければ再生は無理なのではないかと思う。
そして時々今の目高集落の景観を見て疑問に思う。
この景観がなんの役に立ってきたのか?
この景観がどうやって維持されてきたのか?
「利他の花咲く村」の阪上さんはとっても精力的に村おこしに取り組んでいる。
よく「利他の花咲く村」でイベントをして多くの人が集まる。
その情熱には頭が下がる。
でも、それがどれほど目高集落の活性化に繋がっているのだろうか?
参加者はただ目高集落を通り過ぎるだけ。
立ち止まりさえもしない。
1円だって集落には金は落ちない。
これでは住民にとっては迷惑なだけ。
結局今の景観は人を集めるだけの魅力がない。
金を使ってもらう仕組みが出来ていない。
景観で活性化させるには村を創らないといけない。
古い町並みや景観で町おこし村おこしをしているところはいっぱいあるけど、そんなところはたいてい町を創っている、村を創っている。
創らないと人は来ない、金は落ちないのだ。
「めだか村」の会議のとき、「よそ者がかってにこの景観をいじるのは反対だ」という意見がでた。
こんな意見を聞くとうんざりしてため息が出てくる。
結局今の景観は、よそ者を排除することによって出来た景観ではないのか・・・と。
そして思う。
やっぱり今やってることは単に延命医療をやってるだけなのではないか、と。

今日テレビに出て、きっとたくさんの人がここに住みたいとやってくるだろう。
そして貸してくれる家がない、売ってくれる家がない・・・そして、みんな引いていくだろう。
津波のように押し寄せ、津波のように引いていく。
そのあとまた元のひっそりした村に戻る。
しかし少数の人は残るかもしれない。
地道にやって来てれるかもしれない。
そんな人たちといっしょにじっくり気長に目高集落の再生と「めだか村」の活動が出来たらいいなと思う。
コメント (2)
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