ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ロケットストーブ

2011年04月06日 06時18分07秒 | 田舎暮らし
ロケットストーブを作った。
簡単に作れて、しかもとっても熱効率のよいすぐれもの・・・らしい。
うまくできたらお湯が3分で沸く!・・・らしい。

(材料)
1.ストーブの煙突などに使う管
左からT筒、半直筒、エビ曲がり(いずれも直径120ミリを使った)
本当はT筒ではなくL筒を使うのだけどまちがってT筒を買ってきたらしい。
(しかし蓋つきのT筒なんてあるか?~どうも店のほうが間違っているような気がするけど、まっいいか。取替えに行くのも面倒だしT筒でもなんとかなるか)
L筒は蓋が取り外しできるタイプのものをお勧めしたい。



2.1斗缶3個
左から側面、下段、上段。普通の缶をトタンバサミで切り抜いて使った、



3.断熱材として園芸用のパーライト(小粒)18リットル3袋
2袋買ってたら足りなかった!



他に側面と下段とをつなぐねじ6個
費用 煙突 エビ曲がり \880 半直筒 ¥880 T筒 ¥1280  計 3040
    *一番安い店を探して買った。普通だったらもう少し高いと思う。
   パーライト 18リットル @480 X 3           計 1440
   ねじ 8個¥100
   1斗缶 は無料でもらってきた ~というわけで合計4580円

(側面)
T缶(L缶)がセットできるようなサイズに切ってさらに上部と裏面に穴を開ける。
本体とのつなぎ部分を余分に残して釘で穴を開けておく。



裏面にも穴を



本体下段とつなげてねじでとめる。





(下段と上段をつなぐ)

上段を乗せて下段の端を折り曲げる。
缶をきるときは折り曲げるために端を残しておく。
(下段3センチ、上断下部2センチくらい)



さらに下段と上段の端を折り曲げて、金槌でたたいて固定する。



半直筒を立てて、これでほぼ出来上がり



断熱用にパーライトを入れる。
~側面に入れる(あらかじめ入れるための窓を作っておく)

~本体に入れる(ここで足りないことがわかった。あとで足すことにしよう)


蓋をして出来上がり。
蓋にも穴を開けておく。



さあ、いよいよ点火。
上手くできたらお湯が3分で沸くらしい。
煙は出ないし、灰もほとんど残らない・・・らしい。
というわけで、大きな薬缶に水をいっぱい入れて、わくわくしながら点火。



火が燃え上がり、しばらくして、ゴーッという音とともに火がストーブの本体に引き込まれる。
うんうんこれだこれだ!
ところがしばらくすると、あれれ、黒い煙がいっぱい立ち込めて、薬缶が煤で真っ黒に!
どうやら1斗缶に残っていた油が燃え出したらしい。
最初は煙が出なくなるまで空焚きしないといけなかった。
それはともあれほぼ満足のいく出来だった。
薬缶が大きかったこともあって沸騰するまでに8分かかったけど、それでも七輪でやるよりもずっと早いし薪も少なくて済む。
熱の効率がいいのはパーライトで断熱しているため。
それで缶をてでさわっても少しも熱くない。
下段をさわっても熱くない。
上段をさわっても・・・あっちっちぃ!!
いかん上段はパーライトが半分しか入ってなかったんだ・・・
それで熱が逃げている。
というわけで上段にもパーライトをいっぱい入れてたらもと熱効率がよくなり早くお湯が沸くだろう。
それに七輪では薪を小さく切っておかないといけないけど、ロケットストーブだと長いままでもくべられる。
最初にしてはよくできた・・・と自画自賛。
今回は内径120の煙突を使ったけどあと100のものを作っておくと料理によって使い分けができて便利だろう。
被災地にもこんなものがあったら便利だろうにね。







コメント (2)
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