ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

健康診断

2008年11月06日 13時28分25秒 | 田舎暮らし
健診にいってきた。
何もなかった。
血液検査の結果はまだだけどそれ以外はすべて正常。
聴力、視力(矯正)、肥満度、血圧、尿、レントゲン、心電図、診察などすべて。
そうきくとほっとする反面、なんか物足りないような、なんか損したようなような気分になる。

毎年健診のときは医者をだまそうと思って一週間酒を控える。
それでいつもは3桁になる酔っ払い度の検査 γーGTPの数値も正常の数値に戻る。
今年も酒を控えたのできっと正常に戻っているだろう。

しかしいつも不思議に思うのはどうして「性格」の検査がないのかということ。
性格がいい、とか悪いとか最悪とか、
企業の採用などでも身長や体重なんかよりそのほうがずっと重視されるだろう。

企業の採用よりももっと性格が重視されなくてはいけないのは車の免許。
「あんたは性格が悪いから免許あげない!」なんてことがあってもいいのではないだろうか?
自分のことしか考えることができない人間、すぐ切れる人間に免許をやるのは危険だ。
それで自動車免許を取るときに学科の性格テストをやってるけど、これを実技の中に取り込んだらどうだろう?
学科試験だとすぐに「性格テストの傾向と対策」などという裏技本が出るだろうから実技の中に取り込んだら。

その時はわざと教官は「なにやってんだ!へたくそ!!」なんて言って生徒を怒鳴りつける。
それで我慢できないで怒り出す人間には判は押さない。
そしてじっと我慢できる人間だけが免許をとることができる。
するとすぐ切れる人間を少しは減らすことができるかも知れない。
車はすぐ切れるような人間には凶器と同じ、
大阪の3キロにわたって人を引きずって殺してしまった人間や福岡の飲酒運転をして家族を海に落として助けないで逃げていった人間にはそもそも自動車免許をやるべきではなかったのだ。

ところで検査というと一度受けてみたいのはアルコール負荷検査。
アルコール中毒の検査に使うのだけど、これは酒を何度も飲ませて身体の中のアルコール度をテストする検査。
この検査にはぜひきれいどころの看護婦さんをそろえてほしい。

「ねえ、お酒にする?それともおビール?」
「そやなぁ、まずビールにしとこうか」
看護婦さんは検尿用の紙コップにビールを注ぐ。
ちょっとコップが気になる。
まさか使用済みのヤツではないだろうな。
そう思うとビールの色とアワとても気になる。
でもまあそんなこともないだろう・・・、まあいいか、
ごくごくごく・・・。
「はい、つぎね」
とすぐにビールを注ぐ。
ごくごくごく・・・。
「あら、もうなくなったの?じゃあ次ね」
と、ビールを注ごうとする。
「あっ、ちょっとまって。今度は酒にしようかな。熱燗にしてや」
「は~い、ちょっと待ってね」
といって、ビーカーに日本酒を入れてアルコールランプで温める。
その間、ちょっぴり酔いも回ってきて調子に乗っていう
「なんかつまみないの?」
「ここは病院です。そんなものありません!」
とこれはきっぱり断られた。
「しゃあないな」といじけてると
「そうねぁ、じゃあ抗生剤でも食べる?」
「そんなものつまみになるか」といいつつ、ぽりぽりと薬を齧る。
そのうち燗も出来上がったので猪口代わりに酒をビーカーから試験管に移してごくごく。
ふと、これって保険きくのかな?と気にしてたら、その心配を打ち消すかのように
「さあもっともっと呑んで、イッキイッキ!」
こうして閉店まで、じゃなかった診療時間が終わるまで酒をひたすら呑まされるのであった。
コメント
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