ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ハイトリ

2006年11月26日 06時47分45秒 | 雑感
昔はどこの家庭でも吊るしていたハエとり紙。でも最近トンと見かけなくなった。
それがなんと近くのホームセンターで売っていたのだ!それで思わず買ってしまった。
「カモ井のリボンハイトリ」
ハイトリ・・・? ハエのこと??
説明ではハエと書いてあるので昔はハエのことをハイとも発音したのだろう。
そういえばゴマノハイは「護摩の灰」と「ゴマの蝿」の2説があるので、ハエもハイも同じものなのだろう。
・・・なんてことはともかくとして、この「ハイトリ」、子供のころはもちょっと大きかったような気がしたけど、それは子供の目で見てたからだろうか?
昔見た道だって家だって、えっ、こんなに狭かったかな・・・なんてびっくりすることがあるので、きっと同じ大きさだったのだろう。

さて説明を見るとあいかわらずの注意事項が書かれてある。
・押しピンはケガをしないように注意してください
・粘着剤が皮膚や衣服に付着したときは、石鹸でよく洗ってください。
・壁や家具などを汚さない場所に吊るしてください。・・・etc

どうやらこの製品は押しピンも満足に使えない人を対象にしているようだ。
くれぐれも注意して使わなきゃ!

さ~て、このハイトリ紙、どこに吊るすかな。
クックックッ・・・これで食事中のストレスの元凶ハエを退治するのだ。
ベタッベタッベタッ・・・とハエがくっつくのだ。
ハエとり紙が真っ黒になるまでハエがくっつくという残酷な喜びに浸る。
なんて考えるといつもの癖でつい逆のことを考える。

広場の真ん中に人間の餌、3億円の札束が!
しかしその周りには粘着剤が!!
人々は3億円を目指して広場に殺到する。
そして手や足をとられてベタベタベタと折り重なって悲惨な最期を遂げていく。
おぞましくもコッケイな光景が浮かんでくる。

まぁそれはともかく、最近家の中でハエみかけないなぁ・・・。
でもまあいいや、吊るすだけで昔の雰囲気がよみがえってくる。
古民家にはハエとり紙がよく似合う。

ところで、このリボンハイトリ、ゴキブリホイホイと並ぶ日本が世界に誇る発明品だとばかり思っていたけど、もともとドイツにあったらしい。それをカメ井が国産化したようだ。リボンハイトリは地下足袋・カラオケと並ぶ日本の3大発明に指定しようと思ったけど、これはちょっと保留したほうがよさそうだ。
しかし、しかしだ、最近この会社すばらしい製品を開発したのだ。それは・・・

 粘着式虫取りラケット「とったどぉ~」
 ■特 長
 安全・無害のネット型粘着シートで、つぶさず・汚さず・捕まえる新発想の虫取りラケット。ハエ・蚊用とゴキブリ・クモ用の2タイプ。吊り下げて保管できるため、手軽ですばやい「攻めの虫取り」です。

多くの人が今でもハエとりの必須アイテムうちわに悩まされている。
ハエは必ずうちわと机やガラスの間をすり抜けていくからだ。
そのためには粘着式のうちわこそ万民の願いとするところだったのだ。
もちろん、ハエを取らないで人の髪やコップや書類を取るという危険性はあるけどハエを取った喜びに比べればこれは些細なこと。まさに「攻めの虫取り」。
これははまりそうだ。いったいどこで売っているのだろう?
しかし・・・なんちゅう製品を開発するねん!!
コメント (4)
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