ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

農園の朝

2005年11月18日 18時40分28秒 | 田舎暮らし
昨日は鹿。
今日は狸。
夕暮れ時は獣の時間。
まるまるした狸が竹やぶを歩き回っていた。
じっと見てたら狸もこちらをじっと見てる。
ゆっくり近づいたらゆっくり逃げていった。

夜になるとすっかり獣の世界。
林の中も竹やぶも畑のそばも壁のむこうまでも、がさごそがさごそ・・・
外に出てみると暗闇の中にいくつも目玉が光っている。
ピーッという鹿の鳴き声やウーッといういのししの鳴き声、
そしてあちこちからがさごそがさごそ・・・

夜中、禿山の一夜のような喧騒が続いた後、東の空が明らむと、獣たちは森の住処へと帰っていき、人の世界が始まる。
新しい一日が始まる。
コメント
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