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ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

柿渋

2016年06月01日 04時47分51秒 | 竹細工
竹ひごに柿渋を塗ったけど、4回塗ったけどなかなか色がつかない。
この柿渋はある道の駅で買ったもの。
安かったのでそのうち使おうと思って買ってたもの。
この柿渋、昔我が家で作ってみた柿渋みたいだね。
あれもなかなか色がつかなかった。
とするとこれが本当の柿渋で、市販の、ホームセンターなどで売ってる柿渋はきっと塗料が入っているのだろう。
そんな気がする。
柿渋せっかく4回塗ったからもう少し試してみよう。
そういえば自作の柿渋、10回塗ったな。



竹細工

2016年05月18日 19時42分28秒 | 竹細工
今日は竹細工教室。
新入生が5人入ってきた。
先週は出席できなかった・・・

いま、正直、悩んでいる。
いつまで続けるか・・・
一度に一つしかできない不器用な人間。
竹細工に専念すると陶芸がおろそかになる。
陶芸に専念すると竹細工がおろそかになる。
いま、どっちつかずの状態なのだ。
でもたんなる趣味講座、やめたければやめたらいいじゃない?
とは思うのだけど・・・
まあ、確かにそうだけど・・・
でも竹細工も嫌いじゃない。
ただ土の、ぬたっとした、わけのわからぬ性格と違って、
竹のまっすぐな性格がどうにもなじめない。
土だったら好きなように、いい加減に、適当に、あしらうことができるけど、
竹はそいうはいかない。
真っすぐで生真面目な竹をなだめすかして自由に都合よくいい加減にあしらうにはとっても経験と技術がいる。
それが何とも面倒で憂鬱だ。
習った通りに、他人のまねして作ったらそれなりのものはできるけど、
自分の思ったようなものを作りたい!
でもそれには技術が伴っていない。
それで少しも面白くない。

それに竹は一つの作品を作るのにとっても時間がかかる。
陶芸だったら一日に4~5作品はできるけど竹だったら数週間かかる。
それが何とも鬱陶しい。
やっぱり根がぐうたらな人間。
竹細工に向いていないのかなぁ~
竹細工の才能がないのかなぁ~


竹細工教室

2016年04月21日 17時29分09秒 | 竹細工
昨日は竹細工教室の役員改選と反省会。
竹細工はまだ初心者みたいなもの、
他に役員候補者はたくさんいるので、まず選ばれることはないけど、念には念を。
いつものように、一言も発言せず、うつむいて、誰とも目を合わせない。
ひたすら時が過ぎるのを待つ。
そして結局、部長と副部長は留任、会計だけ変わった。
やれやれ。

でも陶芸の方は誰も変わってくれる人がいなくて、今年度も役をやる事になってるので、
完全に無罪放免ということではない。

しかしこの1年間竹細工は全く駄目だった。
完成した作品はほとんどない。
籠を編むのが面倒でしょうがない。
せっかく作ってもみんなと同じようなありきたりのものばかり。
それも技術の拙さが目立つ。
それで1年間何とも気乗りしなかった。

これからは少し絞って自分独自のものを作ってみようと思う。

・自分でデザインしたもので網代編みのお盆を作る
・六つ目編みの小物入れに和紙を張る
・竹を張り合わせてコースターなどを作る
・竹のマグカップやぐい飲みを作る
・竹の椅子やテーブルを作る。

そして最後は竹の東屋を作って中に竹のテーブルや椅子を置いて、竹のぐい飲みで酒を飲む。
竹はもちろん我が家の孟宗を使って。
そうなったらいいな。

研修旅行(3)

2016年04月01日 18時05分41秒 | 竹細工
次はホテルのレストランで食事。
「・・・御前」というちょっぴり高価な、でもふつうにあるような料理だった。
美味かったけど感動はない。
海が近いのだからせめて刺身を、できればちょっと変わった海料理を、
ここではもうタケノコがとれてるそうだし、近くにタケノコの産地があるそうなので、タケノコ料理とか・・・
季節に合った料理とかを期待していたのだけど・・・
でもまあよくあるパターンの固形燃料で肉を焼いて食べたけど、美味かったのは美味かった。
それにたれとワサビがついてて、お好みで、ということだった。
肉をワサビで食べるのは初めてだった。
何の違和感もなく食べることができた。

さて食事のあと次は古い町並み見学なのだけどもう3回目、
前半はちょっと抜け駆けして一人で美術館に行くことにした。
(もちろんこっそりではなく、ちゃんと幹事の了解をとって行ったのだからね・・・念のため!)
でもそれでも、まったく協調性のないやつだ!と自分でも思う。
こんな人とはお友達にはなりたくない!とつくづく思う。
ところが美術館に行くとなんと展示品の入れ替えのため休館。
これが他人だったら、ざまあみろ!いいたいところ。
でもしょうがないね。

そこで古い町並み探索ツァーに戻る。
今回は実はお目当てがあった。
あのまっさんの竹鶴酒造を見学して竹鶴の酒を試飲して買うこと、
それから「陶芸の館」というところも見ようと思った。



そして竹鶴酒造。
前もこの前を通った。
でもしまってたので、それにあの朝ドラよりも前のことだったのでただ通り過ぎただけだった。



今回はさすがに朝ドラの竹鶴酒造の掲示板がかかっていた。
でも玄関は閉まっていた。
そして、「観光客の皆さんへ・・・中をのぞいたり写真を撮ったりしないでください」という張り紙がガラスに張り付けてあった。
それに今回も見学お断り。
どうやら観光客が迷惑らしい。
いったい?どうして?
見学がだめならせめて玄関を開けて中で試飲とか酒を販売しない?
売れるのに!宣伝になるのに!
せっかくのチャンス、それをどうして利用しない?!
朝ドラのことなんかそのうちみなすぐに忘れる、
あぁ、そういえばそんなドラマあったなぁ・・・なんて。
どうして今それを利用しない?!
今しかないんだよ。
それに覗かれたくなかったらどうして入口にまっさんの案内板を出す?
以前のように何にも出さなければいいじゃない。
観光協会あたりから無理やり頼まれたのかもしれないけど、
それを拒否することはできたはず。
出した以上はどうしてもっと観光に協力しない?
確かに観光客の中にはガラス戸ごしに中をのぞく、中の写真を撮る・・・そんな無作法な人もいるだろう。
そのために他の観光客まで不愉快にさせる張り紙を出す。
元はといえば入り口を締め切っているからだよ。
観光客を排除しているからだよ。
でもどうしてこんなに閉鎖的なの?
思わずまっさんのあのお母さんが今でもこの酒造をしきっているのかなぁ?と思ったほどだった。
こんな竹原には住みたくないなぁと思った。
(でも竹鶴の酒飲んでみたかったので、ここでは買えなかったので近くの酒屋さんで買った。
純米のごり酒を迷わず買った。一番安かったから。
本当はもっと高い酒を買いたかったのだけどなぁ・・・
飲んだらそこそこの味、たいして美味くもなく不味くもなく分相応の酒だった)



さて次は「今井政之陶芸の館」
今井政之という人とその子の作品が展示されている。
陶芸には好みがあって、好みでない作品はどんなにりっぱな作品でも少しも興味をひかない。
そんな作品が陳列されていた。
こんな作品きっと一生かかってもできないだろうけどべつに作りたいとも思わない。
さっさと見た後、内庭から瓦を眺めた。



豊かだったんだねここは。

こうして今年の研修旅行も終わった。
帰りのバスは恒例のビンゴゲーム。
ビンゴはまったく運がなくいつも最後の最後までビンゴにならない。
空くじなしのビンゴに一番最後まであたらなくてとうとう景品までなくなったことさえある。
旅行会社の人が同情して特別に景品を恵んでもらった惨めな、実に惨めな経験をしたことさえある。
でもこの2年間不思議なことにビンゴ絶好調!
去年は3位、今年は4位。
うんうんこの分では死期もまじか・・・と素直に喜べない、偏屈な人間なのでありました。

研修旅行(2)

2016年04月01日 07時37分44秒 | 竹細工
「竹の館」も3度目。
そこでさっさと見てまわり、一人で周りを散歩した。
団体行動の時はいつもこのように時間を作り単独行動をする。悪い癖だ。
でも人が見てないものを見るととっても得した気分になる。


桜はちらほら、花見客もちらほら。
前回来たときはほぼ満開だった。
瀬戸内の温暖な気候なのでもっと咲いているかと思ってたけど、
桜の開花は我が家の近辺とそんなに変わりないようだ。





これは「シモクレン」・・・と表示してあったけど、あれっ、シモクレンって紫ではなかったかな?
こんな色のシモクレンもあったのだろうか?



これはコブシ。
コブシは満開。
桜の下でなくコブシの下で花見する人もいた。





竹垣。
こんな竹垣作ってみたいけど、我が家に生えてる笹では無理かもしれない。



広場のはずれのお地蔵さん。
隣のタヌキが気にかかる。
このぐうたら百姓もこんな感じでいつもだらしなく呑んでるのかな?



「海の見える展望台」に登った。
向こうに見える町は竹原でなく多分三原。
晴れてるけど、かすんで、もやもやとしたいかにも春らしい天気。



つつじが咲いていた。



次は食事とまたしても古い町並みの散策。

研修旅行(1)

2016年03月31日 19時28分59秒 | 竹細工
昨日は竹細工教室の研修旅行。
行先はまたも広島の竹原。
これで3度目だ、他に行くとこないのかな?
聞くところによるとかってはいろんな各地の竹工房に行ったけど、みんな買わないで見るだけ。
(そして展示されてる作品を真似して作ろうとするんだからね、嫌がられるわけだ)
それでもう行くとこがなくなってきたらしい。
でもここ竹原の竹の館は嫌がられることもなく見学させてくれるので、
ついついここになってしまうらしい。

というわけで竹細工教室に入って今度で4年目。
そのうち3回がここ竹原。
う~~~ん、嫌がらないで気~よく見えてくれるとこないのかなぁ・・・
まあ、こちらは呑むのが目的だからどうでもいいけどね。
それに運転するのは好きじゃない。
後部座席で酒を飲むのが大好き人間。
こんな旅は気楽でいい。



さっそくビールを飲みながら景色を見ると白い花があちこちいっぱい咲いてる。
桜?
・・・でもなんか桜ではなさそう。
遠くで見てるのではっきりわからないけど咲き方が違う。
どうやらそれはコブシらしい。
コブシって庭木のイメージしかなかったのだけど、
こんなに自然に野生で咲いているものなのだろうか?
きっとそうなのだろうね、
桜だって山桜なんかそんじょそこらに普通に咲いてる。
つつじもそう。
馬酔木もそう。
それを勝手に山から盗んできて、もっともらしく庭木らしく売ってる山師、いえいえ庭師のために
コブシもそんじょそこらの雑木から出世して庭木になったのかもしれない。



さてバスもいよいよ目的地の竹原もまじか、
高速から降りて下道を走ってると城跡の看板。
反対側の窓だったので上手く撮れなかったけど、さっそくパチリ。
なんせ城跡大好き人間なので・・・
そこは新高山城跡。
あの小早川隆景の城跡だった!

小早川というと関ヶ原での優柔不断のあのうらぎり男、小早川秀秋が頭に浮かぶが、
小早川隆景は毛利の兄弟の中でもとっても優秀な人だったらしい。
ただ唯一の間違いは、子供がいなかったので豊臣秀吉の養子・秀秋を跡継ぎにもらい受けたことだった。
そもそも秀吉の親類・縁者にろくなものはいない、秀吉の弟以外は。

なんてことを窓から見えた看板を一瞬のうちに思いながら間もなく竹原の竹の館に到着した。



竹細工

2016年03月24日 19時22分13秒 | 竹細工
昨日は久しぶりに竹細工教室に行った。
最近どうも竹細工にのらない。
まっすぐで融通が利かない性格の竹より、
のらりくらり、とらえどころのない土のほうが性に合っている。
それで教室に行っても籠など作る気がしなくて、竹ひごばかり作っている。
竹ひご作りだと何も考えないでのほほんとすることができる。
またそのうち気が向いたら作品を作るつもりだけど、
当分のほほんと行くだろう。

来週は館外研修。
場所はまたしても広島の竹原。
これで3回目・・・あ~あ、
でもまあ呑むのが目的だから、どこでもいいけどね。

公民館祭り(1)~竹細工

2016年02月21日 18時37分26秒 | 竹細工
昨日と今日は公民館祭り。
竹細工と陶芸両方かけ持ちなので忙しく過ごした。

こちらは竹細工教室の作品。
みんなうまいね。
自信失くすよ。











ところであんたの作品は?
というと恥ずかしながらこの網代編みのお盆だけ。
もう一つくらい出そうかなと思ったけどできなかった。



でもこの網代編み自信はあったのだけど、
何の注目も浴びることなく侘しく寂しく惨めっぽく僻みっぽく、ただひっそりと片隅に展示されていた。
うんうん、どうせそうなんだよね・・・
うんうん、どうせこのぐうたら百姓の作品なんてしょうもない作品に決まっている、
うんうん、どうせそうなんだよね・・・
なんて、ぐじぐじ思いながら、でもやっぱりいい!
と自分では思っている。
これからもいろんな網代編みのお盆を作ろうと思っている。

ところで竹細工の即売会のほう、
こちらは途中で作るの諦めたので出さなかったけど、
とってもいい作品がとっても安い値段で売られていた。
それで大好評、若干売れ残ったもののほとんどすぐに売れた。
でもあの値段、市販の価格の3分の1くらいだろうか?
安すぎ!!
出さなくてよかった!!!

公民館祭り(の準備)

2016年02月19日 18時54分53秒 | 竹細工
この数日忙しく過ごしている。
今日は公民館祭りの準備。
陶芸は役をやってるのでやらないわけにはいかない。
でも竹細工の方にも時々顔を出さないわけには行かない。

今年の出品作品はかなりの手抜きだ。
陶芸は花瓶に水仙をいっぱいさして作品のまずさを花でごまかそうとしたり、
網代編みのお盆の上に徳利やぐい飲みなどをのせて、竹細工でごまかそうとしたり、
竹細工は結局網代編みのお盆1品だけ!になったり・・・
即売会用の六つ目編みの小物入れ、
5個できたのだけど、
その上に紙を貼ってニスをかけて
昨日徹夜で完成させようとしたのだけど、
結局一つもできなかった。
ノリが古かったのか全然くっつかなかった。
というわけで、陶芸はいい加減な作品ばかり、竹は1品だけ。
でもまあこれが今の実力なのだよ。
分相応なんだよ。
(来年はもっとましな作品を展示するぞ、えいえいお~~~!!!)

陶芸

2016年02月04日 17時26分56秒 | 竹細工
昨日今日久しぶりに家で陶芸。
来週素焼きなので乾燥の時間を考えるともうぎりぎりのタイミング。
先送りに先送りをしてぎりぎりになって慌ててやるのはいつものことだ。
昨日は3個、今日は5個。
明日も5個くらい作ろうと思う。

そういえば竹細工もやらなければ。
公民館祭の即売会の今年は出そうと思っているから。
六つ目網の小さな籠を4~5個作ろうと思ってるけど間に合うかどうか・・・

竹細工

2016年01月27日 18時10分56秒 | 竹細工
竹細工教室だったけど、寒かったので休んだ。
これで今月は1回しか行ってない。
まったく軟弱な奴だ!と、自分でも思う。
でもこんな寒い日竹細工なんかやってられるか!

でも竹はそんなに冷たくないのでいいけど、
陶芸となるととうていやってられない。
土だって凍っているのではないだろうか?
とうてい触る気にもなれない。

早く春が来ないかな・・・

竹細工、やぁ~めた!

2016年01月14日 16時57分45秒 | 竹細工
雪がちらつき、うっすら積もりとても寒い日だった。
昨日は竹細工教室・陶芸教室・そのあと役員会があって公民館入りびたりで何もできなかった。
それで今日は工房で竹細工をしようかと思ったけど、
や~めた!
寒さにたちまち負けて何にもしなかった。
こんな寒い日やってられるか!
根が軟弱な人間なのだ。

竹細工

2016年01月12日 17時55分51秒 | 竹細工
久しぶりに一日工房に籠り竹細工をした。
竹細工といってももっぱら竹ひご作り。
この単純作業をしてるととっても落ち着く。
陶芸で土をこねているときもそうなのだけど、
この単純作業から土や竹がいい作品に生まれ代わるような気がして、
希望をもって作業をすることができる。
しかしこれから次第に作品を仕上げていくにつれ、
だんだん不安になり、
う~ん、なんかちょっと・・・
こんなはずでは・・・
そのうちそれは落胆に変わる。

う~~~~ん!やっぱり才能ないんだなぁ~!
でも陶芸の場合は最後の喜びがある。
思い切って割る喜びが。
自虐的ながらも、思いっきりたたきつけて割るのは気持ちいい!
竹の場合燃やしたらいいのだけど、
ばらしたら竹ひごまた使えるかなぁ~なんてついついせこいことを考えるので、
いつまでも失敗作をとっている。
こうして工房には失敗作や未完成の作品が並ぶ。
それを見るとますます鬱陶しくなる。

ともあれ気を取り直して、また網代編みのお盆作りに挑もうと思っている。

竹細工

2016年01月09日 20時50分16秒 | 竹細工
この前、今年初めの竹細工教室は面倒くさくなって休んだ。
こんな寒い日竹細工なってやってられるか!

そのかわり工房で竹細工をした。
といっても竹ひごを作っただけ。
実は竹を編むよりも竹ひご作りがだいすきなのだ。
この単純作業は、竹ひご作りは、
他のことを、しょうもないことを、あほなことを、妄想しながら作れる。
そして陶芸の土をならすのと同じように、
このゲルの世界から新しいものが生まれる、
まるで創造主になったような、そんな感覚が大好き!
でも・・・
次第に・・・
形が出来上がってくるにつけ・・・
まったくがっかりさせられる。
ほんとその才能なさにそっかり落ち込んでしまう。
それでノアの箱舟のように、
自分の失敗を棚に上げて、
み~んな殺して作り直してしまう。

(あんたの作り方が悪かったのだろう!あんたが下手だっただけなのだろう!!)

でもそんな批判は創造主にはまったく通じない。
そんなわがままな創造主になったつもりで、
次の最高作品を、
ネクストワンの作品を目指して、、
ただひたすら竹ひご造りにの励んでいるのですよ。

真竹

2015年12月23日 18時20分16秒 | 竹細工
竹細工に使うのは孟宗でなく真竹。
我が家には孟宗はあるけど真竹はない。
なんでも孟宗でなく真竹を使うかというと、
竹細工で厄介なのは節。
節のところは手触りが悪く折れやすい。
それで節がない方がいい。
でも竹の性格上節があるのは仕方ない。
それで節の間が長い方がいい。
真竹は孟宗よりも節の間隔がもっと長いので、もっぱら竹細工には真竹を使う。

昔は日本は真竹ばっかりだったのに、孟宗が中国からきてからは孟宗ばかりになってしまった。
それはタケノコが原因。
真竹の別名は「にが竹」。
そのタケノコは食べられるけど孟宗よりも苦い。
それで次第に真竹は(人為的に)駆逐されて、どこもかしこも孟宗だらけになってしまった。
ここら辺もみな孟宗!
もちろん我が家の竹もみな孟宗!
我が家の竹をもっと有効利用しようと竹細工教室に通ったのに、これでは何にもならない。

それで我が家に真竹を植えようと思った。
でも、でも・・・真竹どこにあるの?

ところが、たまたま、すぐ近くに「真竹生えてるよ、とりに来ていいよ」という奇特(?)な人がいたので、昨日とりに行った。
ところがそこはなんとよく知ってる人の畑の隣の竹林。

な~んだ、それだったらとっくに盗みに、いえいえ、許可をもらってとりに行ったのに・・・
この知り合いの人のところにはよく行ってたし、この竹林もよく知っていた。
でも当時、竹細工をやってなかったので竹の区別がつかなくて孟宗だとばかり思っていた。
真竹って、意外とここら辺でも、今でも、あるもんだね。
というわけで昨日根っこを3本植えた。
そのうち2本は根っこだけのしょぼくれた竹。
でもあとの1っ本は、まるまる竹切り取って植えたので、
それに今日は昼から雨。
きっと根付くだろう。

今日は程よい雨。